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Hitsville765

やっぱし橋が好き 永観堂をご紹介♪[10.29 sat]

今日は、京都市左京区にある、
永観堂にある橋をご紹介しましょう。

「永観堂」は、
数ある京都紅葉名所の中でも古今和歌集に「モミジの永観堂」
と詠まれるほどの紅葉の美しさで知られるお寺です。

銭形平次や、桃太郎侍、暴れん坊将軍、遠山の金さんなど、
時代劇のロケ地にもなっています。

平安時代初期、およそ1,000年以上も前に創建された
浄土宗 西山禅林寺派の総本山です。

およそ3,000本のイロハモミジやオオモミジが
池泉回遊式庭園を艶やかに彩り、
重要文化財の「みかえり阿弥陀如来」や
国宝の「絹本着色山越阿弥陀図」など
数多くの文化財が伝えられています。

また、「岩垣もみじ」と呼ばれる、
岩の間から生えた生命力溢れるもみじが赤く染まっていく様は、
ここ永観堂でしか見ることの出来ない珍しいものなのです。
野趣あふれるダイナミックな紅葉は、必見です。

永観堂と呼ばれる由来は、永観律師が念佛をひろめ、
さらに慈善活動として境内に梅の木や浴室を設けて
病人救済に尽くし、その功績を讃えたことから、
「永観堂」と呼ばれるようになったそうです。

入口はいってすぐ右手側に見えてくるのが、
放生池にかかる極楽橋と辺りを囲むように植えられた
紅葉が水面に映る、永観堂の紅葉として有名な美しい風景です。

池に架かる極楽橋と辺りを覆う真っ赤なもみじが
水面に映りこむさまは、平安貴族をも虜にした雅さを
感じさせます。
極楽橋は、石橋で、2径間太鼓桁の桁橋。

そして、放生池の中心の弁天島には弁天社が祀られ
「錦雲橋」が架けられています。
錦雲橋は、3径間太鼓桁。
ゆるく弧を描いていて、こちらも存在感があります。

さらに、池泉回遊式庭園には、寿橋・楓橋も架けられています。

「永観堂」では、毎年紅葉の時期、
11月5日土曜から12月4日日曜にかけて夜間拝観が行われていて、
境内(阿弥陀堂、庭園)が、ライトアップされます。
昼とは異なる幽玄な紅葉を楽しむことができます。

橋にまつわる歴史や魅力をご紹介するコーナー
「やっぱし橋が好き」。
今日は、京都市左京区にある、
永観堂にある「極楽橋」をご紹介しました。

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