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Hitsville765

やっぱし橋が好き♪[10.23 sat]

この時間は、橋にまつわる歴史や魅力をご紹介するコーナー
「やっぱし橋が好き」。
今日は、青森県むつ市にあります恐山「太鼓橋」をご紹介。

恐山では、いま紅葉が見頃を迎えていますね。
今週は冷え込みが強まった影響で、
北日本では紅葉が鮮やかに色づいています。
高い山では、初冠雪が観測され、北日本では、
雪化粧した山々と紅葉のコントラストが楽しめるところもあります。
青森県では、来週ごろまで、紅葉が見頃を迎えています。

そんな青森県 北東部の下北半島中央部に位置する、霊場恐山。
比叡山・高野山とともに日本三大霊山といわれています。
恐山はあの世に最も近いとされ、故人を思う場所として、
全国から多くの人たちが訪れています。


そんな恐山を象徴する名所として知られる「太鼓橋」。
恐山へ行きつくには、「三途の川」に掛かっている朱色の
「太鼓橋」を渡り霊域に入ります。
太鼓橋は、恐山への入り口にあるんですね。

この世とあの世への架け橋=太鼓橋。
キャッチフレーズは「恐山 渡ろうあの世へ 太鼓橋」
太鼓橋は、橋を真横から見た時に、
太鼓の銅のように半円状になっていることにちなんで、
つけられていて、「反橋」ともいわれています。
いわゆるアーチ橋です。

太鼓橋の勾配は急で、
悪人には、橋が針の山に見えて渡れない、とか、
帰りは、橋の上で振り返ってはいけない、と言われています。
また、三途の川の渡し賃は、六文
(今のお金にして、300円から600円くらい)と言われ、
昔の人が、米を一回炊く時の、
”まき炭”の金額に相当するとのことです。


欄干には、白い布が張ってあり、「あの世に行く道は暗闇の為、
白い布を頼りに手探りで行けるように」掛かっています。


現在、老朽化によって渡ることはできないのですが
50年ぶりに橋の架け替えが行われます。
1000年の風・雪・雨に耐えれるよう、
石造りの太鼓橋に生まれ変わります。
2023年以降に完成して、設置される予定です。

現在、クラウドファウンディングも募っています。
興味のある方は、霊場恐山 菩提寺ホームページをご覧ください。

橋にまつわる歴史や魅力をご紹介するコーナー
「やっぱし橋が好き」。
今日は、青森県むつ市にあります恐山「太鼓橋」をご紹介しました。

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来週は、京都府 宮津市 天橋立にある、廻旋橋をご紹介します!
天橋立に行ったことあるよ、という方、
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