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Hitsville765

やっぱし橋が好き♪[9.11 sat]

この時間は、橋にまつわる歴史や魅力をご紹介するコーナー
「やっぱし橋が好き」。

今日は、愛知県の名古屋港に架かる「名港トリトン」を
ご紹介しました。

世界に開かれた名古屋港の玄関口に位置し、
「港のシンボル」として存在感を発揮している「名港トリトン」。

名古屋港を横断する3つの連続する斜張橋、
西側から「名港西大橋」、「名港中央大橋」、
「名港東大橋」の総称で、全長2,628メートルあります。

1998年に開通した際に、公募の中から選出された愛称で、
海の神様ポセイドンの王子様の名前「トリトン」にちなんでいます。
荒れた海を鎮め、船を守ったという逸話の通り、
安全をもたらす橋になるようにという願いが込められています。

この場所は、大きな船も通るため、
必要な支間長を考慮して船の形式は斜張橋になりました。

海の近くで、赤、白、青、3色のトリコロールカラーの
斜張橋が連なっているのが名港トリトンの特徴です。

西側に架かる赤色の「名港西大橋」は、
"な・ご・や"になぞらえて、橋の長さは、758m。
白鳥の羽ばたきをイメージした白色の「名港中央大橋」は、
橋の長さ1,170m、また、大型帆船の通航に配慮して、
塔の高さは195mと、もっとも高くなっています。
海と空を表した、青色の「名港東大橋」は、
橋の長さ700mと最も短い橋になっています。

名港トリトンは、東西で隣接する新東名高速道路と
新名神高速道路をつないでいて、東名高速道路と
名神高速道路における交通量の分散や渋滞の緩和といった
役割を担っています。

さらに、輸出量日本一(※令和2年)である名古屋港への
物流を担うなど、国内有数の大動脈で、
災害時には、緊急交通路としての機能が期待されています。

このように、大きな役割を担っているため、
とても重要な道路といえます。

いまは、(名港中央大橋の)ライトアップが秋バージョンになっていて、
先月までブルーでしたが、今月からは、紅葉をイメージして、
グリーンイエローに変わっています。

ビューポイントは、あおなみ線 金城ふ頭駅近くにある
「金城ふ頭中央緑地」がおすすめ。

空を貫くように立つ主塔、斜めにまっすぐと張るケーブルの造形美を
楽しむことができます。