LIFEHUB
GUEST:文楽の人形遣い 吉田一輔[8.17 mon]

8月17日の「LIFE HUB」は、文楽の人形遣い・吉田一輔さんをゲストにお迎えしてお届けしました。
大阪で生まれ、350年以上の歴史を持つ伝統芸能・文楽。
一体の人形を3人の人形遣いが操り、太夫、三味線とともに一つの舞台を作り上げていきます。
吉田さんが語ってくださったのは、文楽の奥深さだけではありません。
三味線、太夫、人形遣い。
それぞれが相手に合わせすぎるのではなく、互いにぶつけ合うことで、一つのものを生み出していく。
吉田さんは、その感覚を「ジャズのよう」とも表現してくださいました。
そんな文楽に新たな風を吹き込んでいるのが、劇作家・三谷幸喜さんと吉田さんがタッグを組んだ「三谷文楽」。
2012年の『其礼成心中』に続き、今回は『人形ぎらい』を上演。
人形たちがスケートボードに乗って大阪の街を疾走したり、通天閣を登ったり……!
「人間にできて、人形にできないことはない」という吉田さんの言葉からも、伝統を守るだけではなく、文楽の可能性を広げていこうとする思いが伝わってきました。
一方で、文楽の世界には「見て覚える」という昔ながらの修業の文化も。
足遣いを10年、15年、左遣いを10年、15年と経験し、主役を遣えるようになるまでには30年以上かかることもあるそうです。
42年間、芸を磨き続けてきた吉田さん。
それでも「まだまだこれから」と語る姿が印象的でした。
「簡単に手に入るものは、簡単に失われてしまう。時間をかけてじっくり身につけていくことが大切」
効率やスピードが求められる今だからこそ、心に残る言葉です。
8月21日(金)から26日(水)まで京都劇場で上演される「三谷文楽『人形ぎらい』」。
文楽をまだ観たことがない方にも、その魅力に触れるきっかけになりそうです。
今日のトークをもう一度聴きたい方はこちらから↓
https://radiko.jp/#!/ts/CCL/20260817210000
1週間以内であればradikoのタイムフリーで聴き返す事が出来ます☆
▼三谷文楽『人形ぎらい』
https://www.kyoto-gekijo.com/performance/2026-ningyogirai/
- 8月21日(金)~26日(水)京都劇場