LIFEHUB
GUEST:ビルボードジャパン 磯﨑誠二[8.10 mon]

8月10日の「LIFE HUB」は、ビルボードジャパンチャートの生みの親、“ミスターチャートマン”こと磯﨑誠二さんをゲストにお迎えしました。
音楽のヒットチャートといえば、「今、何が流行っているのか」を知るもの。
ですが、磯﨑さんのお話を伺っていると、チャートにはそれだけではない、もっと大きな役割があることが見えてきました。
ビルボードジャパンの音楽チャートがスタートしたのは2008年。
当時、磯﨑さんはアメリカのビルボードとやり取りをしながら、なんと2人でチャートの立ち上げに取り組まれたそうです。
CDの売上を中心にしたランキングに対して、ビルボードジャパンが目指したのは「楽曲がどう楽しまれているのか」を捉えるチャート。
ダウンロードやストリーミング、動画再生、ラジオ、カラオケなど、さまざまなデータを組み合わせています。
その特徴が広く知られるきっかけの一つとなったのが、2016年の「PPAP」。
CDの売上だけでは見えてこない、動画やストリーミングによるヒットがチャートに反映されたことで、「なるほど、こういうヒットの形もあるんだ」と多くの人が実感することになりました。
そして昨年、新たにスタートしたのが「ビルボードジャパン・ブックチャート」です。
紙の本と電子書籍の売上だけでなく、図書館での貸し出しや、「ブクログ」「note」で書かれた感想などもデータとして取り入れています。
「本をいろいろな形で楽しんでいることを、ランキングとして見えるようにしたい」
そんな発想から生まれたブックチャート。
図書館を「無料サブスク」と表現されたのも、とても印象的でした。
さらに磯﨑さんは、日本の音楽や本が海外でどのように楽しまれているのかを可視化するチャートにも取り組んでいます。
その背景にあるのは、才能のあるクリエイターが「食べていけない」という理由で活動を続けられなくなるのを、これまで何度も見てきたという経験。
「もっとマーケットが大きくなれば、才能のある人たちが作品を作り続けられるのではないか」という思いが、チャートづくりの原動力になっているそうです。
今回のお話を聞いて、チャートは単なるランキングではなく、その時代の私たちが何を楽しんでいたのか、その“肌感”を未来に残していくものなのかもしれないと感じました。
音楽も、本も、まだ知らない作品がたくさんあります。
ランキングをきっかけに、「これ、聴いてみよう」「この本、読んでみよう」と新しい出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか?
番組では、磯﨑さんのリクエスト曲もたっぷりお届けしました。
暑い夏にぴったりの、涼やかな選曲もぜひradikoのタイムフリーでお楽しみください。
今日のトークをもう一度聴きたい方はこちらから↓
https://radiko.jp/#!/ts/CCL/20260810210000
1週間以内であればradikoのタイムフリーで聴き返す事が出来ます☆
▼Billboard JAPAN Book Charts
https://billboard-japan.com/charts/book/