CIAO 765
その人生もまた興味深い[7.23 thu]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
こんにちは。
どうも、僕です。野村雅夫です。
先週金曜日から京都の国立近代美術館で始まった「フォンタネージ イタリアの光・心の風景」展。今年は日本とイタリアの間で国交が樹立されて160周年です。僕もいくつか関わってきましたが、そのアニバーサリーを祝うイベントがたくさん開催されていて、これもそのひとつです。ただ、説明書きにあった、「フォンタネージ来日150周年記念」というフレーズには頭に疑問符が浮かびました。え? 彼は日本にいたの?
アントニオ・フォンタネージは風景を描くことを得意とした、19世紀のイタリアの画家です。実は彼は晩年に日本へ招かれて、東京にできた学校で美術教育に従事したんです。彼に学んだ日本の画家志望の学生の中には、浅井忠といった日本における洋画の世界で活躍する人物もいたんですね。その後、イタリアへ戻ってトリノで亡くなりました。
そうか、僕がトリノで生を受ける100年ほど前に、そんなことがあったのか。知りませんでした。調べると、彼はイタリアで生まれてから、ジュネーヴ、パリ、南フランスとあちこちを放浪した後にトリノで教師生活に入ったそう。あちこちの風景画も楽しめるけれど、フォンタネージの人生もかなり興味深い。
来週の月曜には、こちらの展覧会のチケットプレゼントを実施しますよ。あなたも、ぜひ。
今日も15時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。