CIAO 765
敬意と感謝を表明[3.19 thu]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
こんにちは。
どうも、僕です。野村雅夫です。
家の積読タワーがゆらゆらしていて頭が痛い春ですが、少しでも時間を見つけてちまちま読み進めているのが、この本。音楽評論家の萩原健太による『幸せな結末 大滝詠一ができるまで』。
僕はゼロ年代に入ってから「はっぴいえんど」を知ったクチでして、日本にこんなバンドがいたのかと興奮。バイト代をはたいてBOXセットを買い、目を皿のようにして付属していた各種テキストを読み漁り、関連する本なんかにも手を伸ばしていくと、あちこちで萩原健太さんの文章に出会いました。
大滝さんと実際に交流があり、共に遊び、見識を広げていかれた仲というのは承知していましたが、まさかここに来て、こんな証言集が出てこようとは! 1991年夏、「死後公開」を条件に、大滝さんが萩原さんを呼んで自分の出自、遍歴を語りに語った数日の模様がありありとイキイキと記されていて実に興味深いんですよ。
僕はラジオの仕事を始めて以来、いつか大滝さんにお目にかかってみたいと密かに思いながら、結局のところ、叶わないままとなってしまいました。でも、本当にお会いしていたら、緊張して何から話せば良いかわからなくなり、成果を残すことはできなかったのでは、とも思います。だからこそ、僕は萩原健太さんのこの仕事に心からの敬意と感謝を表明します。ページをめくれば、大滝さんの声が聴こえてくるよう。愛読書がひとつ増えました。音楽ファンはもちろんですが、大滝さんの知識や経験は本当に幅が広いので、特に大滝さんに詳しくなくても大丈夫。ぐいぐい引き込まれますよ!
今日も15時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。