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CIAO 765

仕事にかけるそれぞれの情熱に乾杯![1.26 mon]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
こんにちは。
どうも、僕です。野村雅夫です。

元ワンダーフォーゲル部なもので、山が好きです。友達にも同好の士が多く、一緒にトレッキングをしたり、互いの山歩きを報告したりする仲間だけでなく、中には山を仕事にしている人もチラホラ。山岳ガイド、山小屋の管理人、クライミングジムの経営をしながら山と関わるケースも。あと、里山を整備する植林や伐採のプロ集団である森林組合のイベントに呼んでもらったこともあって、ますます山好きが加速しているところへ、こんな本に出会ったんです。

『山の仕事ガイドブック』かぁ。そりゃ、僕にだって、今と違う仕事をしていたらどんな人生になっていただろうかといった「if」な想像をすることは人並みにあります。ただ、現実的にはなかなかなと思いつつ、パラパラとめくってみると、これが面白いんですよ。帯にもいろいろな肩書きが書いてありますが、山の仕事にも実に様々なものがあって、それぞれがどんなきっかけでその職業を選択し、普段どんな暮らしをしているのか、読み物として引き込まれるものがあるんです。

副題は「大自然と向き合う30人の現場案内」。この本はひとりの筆者が取材して回ったのではなく、30人の書き手がいます。年齢も性別もバックグラウンドも違うので、チャプターごとに違う山のプロフェッショナルに話を聞いているような感覚を覚えるんですよ。

これは編集が大変だろうな。何冊か本を出している僕は思います。編集を担当された京都の出版社、学芸出版の編集者に会う機会があって話を聞いてひれ伏しましたよ。なんと、本の企画から出版まで3年もかかっている、と。

ちなみに、本からひょっこり覗いているカモシカさんの栞、かわいいでしょ? 出版記念に作ったんですって。本を作る仕事にかける情熱にも乾杯だ!

今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今日のおやつタイムの15時まで、よろしくです。