番組ブログ最新の番組情報をお届けします

CIAO 765

その匂いに用がある[5.26 mon]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
こんにちは。
どうも、僕です。野村雅夫です。

来世は羊と自分で勝手に決め込んでいるもので、グッズもそうですが、摂取にも励んでおります。先日、久々に無性に食べたくなったのが、ハギスという料理。ご存知でしょうか。羊の内臓をミンチにして、各種ハーブやスパイスなんかと混ぜ込んだものを羊の胃袋に詰めて蒸したり煮たりする、非常にパンチのきいたスコットランドの料理。ホルモンが苦手っていう方には近寄りがたい代物ですが、なんでも食べてみたい派の僕、ましてや羊好きの僕にとっては好物なんです。

パンチは見た目もそうですが、その香りにあります。以前、テイクアウトして家で温めたものを食べようとしたら、ダイニングの空気清浄機がものすごい勢いで動き始めて苦笑したほど。

今回はお店で出来立てをいただこうと乗り込んで、いの一番に注文するとマスターがこう言いました。「匂い、かなりキツイけど大丈夫かな?」。僕は食い気味に返答します。「その匂い、大歓迎です」。

そして出てきたのが、こちら。どうですか。この写真写りの悪さ。いや、お店の名誉のために言えば、盛付けはすばらしいんです。でも、ハギスというのがそもそも写真に向いていない料理なんですよ。でも、最高においしいんです。僕にとっては。

すぐに平らげたもので、皿を下げに来たマスターが「ペロリやね。今度はハギスのパイも食べてみるか? あれ、作ってるほうが匂いでクラクラ来るんやけど、がんばるで」。

ようし! 次はパイだ! 再訪を誓った夜でした。

今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今日のおやつタイムの15時まで、よろしくです。