CIAO 765
SPレコードで音を浴びたぞケ・セラ・セラ[4.1 tue]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
詳細はまた番組ででも話しますが、週末は親類が大勢いる長崎へ久々に行ってきました。もはや何年ぶりかパッと思い出せないレベルで久しぶりです。ちゃんと滞在したのは、かれこれ… ダメだ、やっぱり思い出せない。ざっと10年ぶりくらいだと思います。
そんな状態なんで、次から次へと人に会い、食事をしましたよ。新鮮な魚介類に舌鼓を打ち、それを肴にお酒も飲んだ飲んだ。さらに隙間時間を縫うようにして、改めて定番の観光地も巡りつつ、どうしても行きたい初めての場所があったので、日曜日飛行機に乗る前の時間を使って向かいました。
それは、音浴博物館。これもまた番組で喋ります。すごく楽しく文化的歴史的意義のある、ざっくり言えばレコードの博物館です。山の中、携帯の電話すら届かないような場所にある廃校を改修した施設に、なんと15万枚ほどのレコードが保管されているんです。しかも、入館料を払えば、どれを再生してもOK。
本当なら1日たっぷり時間を取りたいところだけれど、今回はそうはいかない。駆け足で館内を巡り、何曲かしっかり楽しませてもらいました。その中のひとつ、いや、真っ先に聞いたのは、貴重なSP盤。塩化ビニールのレコードになる前の、シェラックという樹脂製の堅いやつ、鉄の針で蓄音機で鳴らす落としたら割れるやつで聞きたかったのが、ケ・セラ・セラのコーナーで毎日鳴らしているドリス・デイのWhatever Will Be, will be。そう、Que Sera, Seraですよ。
探して見つけたのが、これ。静かな古い教室に鳴り響くケ・セラ・セラ。それはそれはすばらしい音でした。元気出た! というわけで、ケ・セラ・セラ、ゴーズ・オン。昼の放送になってからは、12時回るとケ・セラ・セラ。これからもリスナーの失敗談をどんどん水に流して成仏させていく所存です!
今日からは15時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。