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CIAO 765

南極から遠く離れて[11.22 wed]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

山にはちょくちょく登ろうとする僕でして、雪山は技術がないので厳しいですが、3000メートルくらいまでなら、「もっと高みへ」と奮起するタイプです。ところが、水の中となると、途端に怖気づきます。決して泳げないわけではないし、なんならSUPもすればカヤックも漕ぐんですよ。でも、潜ることに潜在的な恐怖があるのか、たとえばシュノーケリングで数メートルもすれば、すぐに水面に戻りたくなります。

そんな僕なので、テレビや映画なんかで目にする深海の映像が怖いんです。それだけで、僕には立派なホラーなんです。

だからこそ、この本を読みながら、僕は著者の後藤慎平さんを尊敬しっぱなし。帯にもあるように後藤さんは工学博士。マリアナ海溝みたいな超弩級の深海へ水中探査ロボットを送り込み、リアルタイムで操縦する人です。読み始めたら、いきなりのハイライト。手に汗握りますが、実はまだ壮大な冒険が控えていました。それは、南極です。

「しらせ」という名のあの船に乗り、南極へ行くだけでも大変なのに、そこで極地の湖の底にロボット探査機を送り込むというんです。この本は、その技術開発から南極での日々までの700日を記録した、とても読みやすくわくわくする冒険記録です。

そして、なんと、後藤さんは大阪のご出身で、今週金曜日から、第65次南極地域観測隊としてまたあちらに行かれるというんです。今回はどんな冒険が繰り広げられることになるのか、まずはこの本を読みながら、同じ地球だけれども未知の場所の環境について思いを馳せるなんてオツじゃないですか?

今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。