CIAO 765
☆内田ラグビー部長のラグビー通信 9月7日号☆[9.7 thu]
CIAO765初代プロデューサー 内田ラグビー部長から届く「ラグビー通信」。
オンエアでもご紹介していますが、ダイアリーに完全版を掲載♪
観戦の参考になる情報もあると思いますので、ぜひチェックを!!
【初戦の相手・チリ代表について】
チームの愛称はチリの国鳥コンドルから「ロス・コンドレス」。 今回、過去本大会に出場していたアメリカ合衆国、カナダといった国を破ってアメリカ大陸予選を勝ち 上がり、初めてワールドカップ本大会の出場権を掴みました。 スクラムが強く、屈強で大きなファイターが多い。セットプレー(スクラムやラインアウト)を起点とする 戦術にフォーカスしたチーム。
直近のワールドラグビーランキングは22位(8/28付)。 (日本は14位)2015 年の南アメリカラグビーチャンピオンシップで初優勝して以来、チームとしての成長と発展を続け ており、ワールドカップでも勝利に向けて意欲を燃やしていると聞きます。 そしてチリ代表にとっても、そのワールドカップ 1 勝を上げるため、最もそのターゲットとするのは間違い なく初戦となる日本代表でしょう。両国にとって注目の一戦となることは間違いありません。
【ラグビーワールドカップ 2023 フランス大会 展望】
第 10 回の節目となる今大会。 これまでの歴史の中で、最も優勝国予想が難しい大会と言えるのではないでしょうか。 それほど各国の力が拮抗しつつあります。 もちろん、ワールドラグビーランキング上位の国が優勝予想に名を連ねてはいますが、南半球 4 カ国 (ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカ・アルゼンチン)による対抗戦、ザ・ラグビー・チャンピオン シップで今年優勝したニュージーランドが、ロンドンで行われた先週の試合では南アフリカに 35-7 で いいところなく完敗、試合前はランキング 6 位だったイングランドが 9 位のフィジーに 22-30 で敗れ、8 位に転落、逆にフィジーは 7 位に上昇するなど、直近の強化試合でも戦前の予想を覆す結果が いくつもあり、なかなか的を絞ることができません。 最近の成績から見れば、やはり今年のシックスネイションズ(イングランド・スコットランド・ウェールズ・ アイルランド・フランス・イタリアによる対抗戦)で全勝優勝し、現在のランキングも 1 位のアイルランドが 優勝候補のひとつに挙げられます。 そして、ここにきて安定しているのが、前回優勝国の南アフリカ。最近では前述のニュージーランド戦 のみならず、ウェールズにも大勝しています。 面白いのが、このアイルランドと南アフリカが同じ予選プールでいきなり激突するということ。 ここの勝敗が両国にとって頂上に上り詰めるまでの組み合わせを左右することになります。 もうひとつ、(特に内田が個人的に注目しているのは)開催国・フランス。この 2023 年大会に向けて長期的な強化をしてきましたし、何よりやはり地元の利は大きいと思います。 もちろん、ニュージーランド、オーストラリアといった国々も今の調子を落としたまま終わるとは思えません。 開会式の後の開幕戦は、地元フランスとニュージーランド・オールブラックスという、これまた好カード。 この開幕戦をはじめ、地上波でも日本戦以外にも数多くの試合がテレビで放送されます。 世界最高峰のラグビーをぜひ皆さんもご覧になってください。
以上、今日の内田ラグビー部長のラグビー通信でした◎
オンエアでご紹介した様子はこちらから↓
radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20230907092811