CIAO 765
山椒の木、というか、山椒の子[6.28 wed]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
僕の育った一戸建ての家には庭がありまして、たくさんの植物が植わっていました。母が植物好きなので、まめに手入れされていたんですが、中にはどこかから種子が飛んできたのか、勝手に根づいて自生するものもありました。後は僕が食べ終わって勝手に柿の種が芽を出したこともあったっけ。
不思議なのは、そういう庭の整備からすれば計算外の植物の方がたくましく育っていくこと。自生したもので言えば、山椒の木。これがすくすく育っていたもので、我が家では料理の香り付けに、ササッと庭から摘んでくるという便利な状況だったんです。ところが、ある時、急に枯れちゃったんですよ。植木屋さんの剪定が悪かったんじゃないか、アオムシ的なものが成長に欠かせない葉っぱを食べちゃったんじゃないか、いろいろ推測しながら母が地味に悲しんでいたことを思い出します。
住む場所が変わり、その実家はもう売ってしまったのですが、最近、僕の会社の保養所に山椒が芽吹いているのに気づいたんです。かわゆい。すぐ近くに僕が植えた山椒があって、その子どもだと思います。草刈りで間違って抜かないようにせねば。
今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。