ぼくは貼り絵にすごく感動したんだなあ[6.13 tue]

Buongiorno a tutti! （ブオンジョルノ・ア・トゥッティ）
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

そういや、ここんところ行けてなかったというか、ホームページすらチェックするのを怠ってしまっていた、滋賀の佐川美術館。こんなことでは「行きつけ」とは言えない。今は何をやっているのかな。日曜日に確認すると、山下清の特別展！ しかも、最終日じゃないか！

慌てて予約して、矢も盾もたまらず出かけていきました。もう終わっちゃっているので、そんなこと言われてもって思われるでしょうが、これが良かったんですよ。すごく良かった。

放浪癖のあった山下清。ドラマに映画にと、何度も映像化されているだけに、何となく知ってるつもりになっていたんですが、彼の壮絶な幼少期や、放浪の理由、そして何より作品の技法やバリエーションについて、僕はこんなにも知らなかったのかと興奮しっぱなしでした。

特に、最も点数の多い「貼り絵」の緻密さと表現力の豊かさに圧倒されました。ちぎって、切って、貼り付けて。ものによっては、立体的にすらなっているものもあって、山下清の絵は生まれて初めて実物を観ましたが、ばっちりカタログを買って帰るくらいに感動いたしましたよ。

これからも行きつけようっと。今度は昆虫展が始まるそうな。

今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。