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CIAO 765

近畿の水がめの、そのまた源、ありがたや[5.31 wed]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

今日も比良山系の写真です。これは僕がテント泊した標高1000メートル付近の湿原で、八雲ヶ原と呼ばれるエリアです。こういう高層湿原って、信州とかアルプスのあたりのイメージがあって、実際のところ、近畿地方の山はそう標高が高くないので、八雲ヶ原はかなり珍しいんです。

真冬は相当な積雪となる場所だけあって、池や沼が点在していて、ここが琵琶湖の重要な水源のひとつ、つまりは近畿の水がめの重要なルーツなんです。ありがたや。

手を合わせる勢いで池の中を見ると、イモリが悠々と泳いでいました。かわいい。

そして… ん? あれ、魚やな。魚もおるで! こんな高いところで、君ら。そもそもどうやってやって来たんや。不思議です。

いつか投網をしてみたいもんだ、とはさすがに思いません。そもそも保護区だろうっていう前に、あんな重いもん、持ってこれるもんなら持ってきてみい!という心持ちです。

今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。