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CIAO 765

憂鬱なはずなのに笑っちゃう[2.27 mon]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

ショートショートの作家、田丸雅智さん。たびたび僕は番組で紹介していますが、またまた新刊を出されました。いや、ほんま、田丸さんよ、リリースの間隔もショートショートやで。また読んでしまうやないか!

満面の笑みで、お送りいただいたご本を封筒から出して驚きました。なんか、これまでとテイストが違う。ゆ、ゆううつたんてい?

パラパラとページをめくるなり、僕はすぐさま、他にしていた作業の手を止めて、1話目を早速読みふけってしまいました。これ、僕の好きなやつだ。

だいたいにおいて、探偵ものが好きなんですが、そのサブジャンルとしての冴えない探偵ものがまた好きなんです。この憂鬱探偵がまさにそう。なぜか知らんが、頼みもしないのにやる気満々で転がり込んできた助手の女の子と一緒に、引き受けるのが億劫になるような依頼につぎつぎ取りかかるんです。

たとえば、帯に書いてあるように、「月曜日は気分が沈むんです」「注文した料理がなぜか私だけなかなかこないんです」、あるいは「よく足を踏まれて困るんです」といった、「そんなこと言われても、俺にどうしろと…」という依頼が舞い込むわけです。

これらを憂鬱探偵がどうするのか。どうにかするのが、すごい。ゲラゲラ笑いながら読み進めていますよ。

写真には僕のスマホの黒い影が写っていますが、これも憂鬱感を醸せるかと、あえて残しておきました。

今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時まで、よろしくです。