CIAO 765
文章は演奏に通じる?[2.16 thu]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
ギタリストというと、どんな人物像を思い浮かべますか?
と言った時に、具体的に誰を頭の中にイメージするかによってもずいぶん違ってきますよね? 持っているのはエレキなのか、アコギなのか、はたまたクラシックなのか。そして、ジャンルやら時代やらによってもずいぶんと変わりますね。
ただ、たとえばロックバンドのギタリストだとして、なんとなく想像されるキャラクターってあると思うんです。わりと目立ちたがり屋。ちょいと大雑把なところもあるかもしれない、なんてね。
それってなぜなのか。実際にはどうなのか。そういう人がギターを手にするのか、ギターを手にしたからそういう人になるのか。
なんて具合の考察を、ギターそのものの歴史や構造を踏まえ、高田渡の息子にしてマルチな弦楽器奏者である高田漣さんがユニーク極まりない個人史も交えて綴ったのが本書です。
エッセイと呼ぶには高尚にして深く、論文と呼ぶには愉快で弾けている。その絶妙な筆さばきに僕は舌を巻くとともに、どこか文章も演奏に通じるところがあるのだなと思いました。精緻であるようで洒脱。知性とユーモアを自在に織り交ぜた、楽しいギターゼミに参加しているような気分です。
まだ1/3ぐらいしか読めていないんですが、漣さん、やっぱり最高です。
今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。