シルクの神秘　#まちゃお765[8.9 mon]

Buongiorno a tutti! （ブオンジョルノ・ア・トゥッティ）
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

先週、会期わりとぎりぎりで滑り込んできた、富岡製糸場と絹産業遺産群を被写体にした写真展。国内外で活躍する、自慢できる長年の友人、田村尚子さんが手掛けたもので、会場となっていた左京区日仏学館のレトロな建物の雰囲気もあいまって、かなり興味を刺激されました。

木曜日に番組で話した通り、撮影者本人の解説も聞けて、寡聞（かぶん）にして知らなんだ富岡とフランスの歴史的関わりも面白かったんですが、もうひとつ、蚕が生み出す繭がいくつか置いてあったんですね。

僕はてっきり白いものだとばかり思っていたんですが、加工前の繭には、実は様々な色があるらしく、むしろ白は珍しいんですって。こりゃ、驚いた。なんというか、自然の神秘ですよね。シルクを見る目が変わりそう。これからは、いっそう愛おしくすべすべすることになりそうです。

今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時まで、よろしくです。