養命酒ではありません　#まちゃお765[11.18 wed]

Buongiorno a tutti! （ブオンジョルノ・ア・トゥッティ）
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

またまた鞆の浦の話です。ぶらぶら路地を歩いていたら、薬草のような、ほんのり甘い、いい匂いが僕の鼻をくするぐるんです。そのまま吸い寄せられるようにくぐったお店には、たくさんの瓶が。

これ、なんですか?　

お酒にたくさんの薬草、いわゆる漢方を漬け込み、その成分が沁み渡ったものを毎日少しずついただくもので、保命酒と言います。

ほほう。養命酒的なものですか？　はい、養命酒をお作りになっている方々もかつて修行に来られたと聞いています。歴史はこの地で350年ほどありまして、あのペリー提督に食前酒としてお出ししたという逸話も残っているんですよ。

そんな説明をお店の方から受けました。さらに調べると、発祥は大阪なんだそうです。驚き。驚いた勢いで、１本買ってみました。お酒といっても、ベースはみりんなので、程よい甘さ。そこにかぐわしい香りがたっぷり。イタリアにはアマーロという似たようなお酒があって、僕はそれが大好きなので、早速気に入っていますよ。

それでは、今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。