CIAO 765
「よりトータルなカタルシス」だと? #まちゃお765[5.11 mon]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
先日、番組で話した僕の母校、滋賀県立膳所高校の新聞班(部活動ではなく、班活動と呼ぶ伝統がある)が発行した膳高新聞第200号。そこには僕が班長を務めていたギター班の紹介記事が掲載されていた。
この新聞は基本的にすべて署名記事なので、誰が書いたんだっけと見ていると、最後に森井大一とある。そう、こちらも番組で話題した同級生にして、感染症の専門医として阪大に勤務する森井くんだ。
「おはよう朝日です」でも彼のユニークさの片鱗が垣間見えるとの噂が僕の耳には入っているが、それは高校時代に既にある。一見、まともに見えるこの記事だが、「ポッキーを食べてばかりでもいい。たくましく育ってほしい」という僕の謎の発言以上にどうかしているのは、これだ。
ギター班がコンクールや大会などに出ない理由についてのくだり。
「一定の価値観への強制を嫌うという原則」と書いてあるが、今になって断言する。単に面倒だっただけだ。
さらには、いわゆるフォークソングだけでなく、ロックや他の楽器との合奏にも取り組んでいた理由についてのくだり。
「よりトータルなカタルシス(感化)を求めて活動している」ということらしい。
いやいや、ギターがそんなにうまくないので、ちょっとでも音を豪華にしたかっただけだ。
でも、さすがは森井くんで、バカバカしいのに賢くて、賢そうでバカである。そして、彼と過ごした青春の日々は、今も僕の心の中で輝いている。
今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時までよろしくです。