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物見遊山

今宵も夜更けは……『門上西林 物見遊山』へ。[5.22 sat]

土曜日深夜23時30分は『門上西林 物見遊山』の刻限でございます。

大人の好奇心を擽る道楽者の会話。
今宵もコクのある話でゆっくりグルーヴします。
日付が変わるまでご一緒に。
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●門上武司(かどかみ たけし) プロフィール
http://www.geode.co.jp/profile/

●西林初秋(にしばやし はつあき) ブログ
http://syosyu.cocolog-nifty.com/
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『門上西林 物見遊山』を、FM COCOLOを、
時間や聴取エリアに関わらず、聴くことができます!
【radiko.jp】
ネットでラジオが聴けるインターネットサービス「radiko」。
1週間前まで、さかのぼって番組が楽しめる「タイムフリー」も大好評!
詳しくはこちら…… http://radiko.jp/

門上西林 物見遊山 【#241/2021.5.15】[5.15 sat]

今夜のトークテーマ『私の音楽履歴書・作詞家』

<西林選曲>
少年時代  / 井上陽水

<門上選曲>
花と小父さん / 伊東 きよ子

<ラストソング/テーマ「魚(さかな)」>
セレクター:門上武司
Cocoon / Catfish and the Bottlemen

門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は西林さんです。
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「ぼくは色で考えている」。先々週の放送後記に登場した、ミナミのバーで出会った画家がそういったことも覚えています。なにをいっているんだ。考えるのはことばだろう。口にはしませんでしたがそう思っていました。その後、坂本龍一が雑誌で「ぼくは音で考えている」と書いていて考えを改めました。言葉の人が言葉で考えるのと同様に、絵の人は色で、音楽の人は音で考えても不思議ではありません。わたしにはまったく想像がつきませんが・・・。
そういえば音楽もまずは歌から入っていきました。10 代のころは歌のない音楽はほとんど聴きませんでした。ジャズやクラシックを聴くようになったのは20代の後半から。そして詩は吟味しても、メロディーにはまったく関心がなかった。どこがいいのかわかりませんでした。いまでもメロディーはうとい。そんな少年が歌謡曲からフォークソングに惹かれていくのは当然のことだったのかもわかりません。音楽履歴の作曲家編が行われるとしたら、語ることばは限りなく少なくなるような気がします。

<西林初秋>

今宵も夜更けは……『門上西林 物見遊山』へ。[5.15 sat]

土曜日深夜23時30分は『門上西林 物見遊山』の刻限でございます。

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門上西林 物見遊山 【#240/2021.5.8】[5.8 sat]

今夜のトークテーマ『靴』

<西林選曲>
男は明日はくためだけの靴を磨く / 風

<門上選曲>
空の詩 / 久保田利伸

<ラストソング/テーマ「魚(さかな)」>
セレクター:西林初秋
Summertime / Big Brother & The Holding Company
門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は門上さんです。
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今夜の放送は「靴」がテーマであった。
店名を忘れた大阪・新御堂筋沿いにある靴屋を訪ねた。
店名は「KOBAYASHI靴店」。
若い頃は小遣いを貯め、この店でスリッポン(ローファー)を購入するのが洋服にうるさい人たちの憧れであった。
若い頃は、その夢が叶わず、なんと僕がその夢を叶えたのは40歳を過ぎた頃。取材でその店を訪れ「靴は少し大きめのサイズを買い、中敷を敷いて大切にすれば長持ちする」と教えられた。そこで購入したのが、ゴルフシューズである。ゴルフはイギリスで生まれたスポーツ。靴も質実剛健なのがいいとの刷り込みがあったのであろう。ローファーも一文字も買うことなくゴルフシューズである。
その靴を履いてゴルフ場にゆく。すでに革製のゴルフシューズが一部の愛好家のモノとなっていた。軽さを追求した新素材を使った科学的なアプローチのシューズが主流となりつつある。
その革製のゴルフシューズは重い。ラウンドすると、その重さで足元はしっかりするのだが、後半になると疲れてくる。
早々にこれを諦め、新たなシューズを買い替えながら20年以上の歳月が流れる。だが、その革製のシューズへの愛着は捨てきれず、時たまラウンド前夜、シューズケースから取り出して眺めるのだが、やはりしまいこむのが儀式のようになっているのだ。

<門上武司>

今宵も夜更けは……『門上西林 物見遊山』へ。[5.8 sat]

土曜日深夜23時30分は『門上西林 物見遊山』の刻限でございます。

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門上西林 物見遊山 【#239/2021.5.1】[5.1 sat]

毎月最初の土曜日のトークテーマ『映画』
今回は<ロードムービー>

●今夜の選曲●
<西林選曲>
さらばミシシッピー / 柳ジョージ&レイニーウッド

<門上選曲>
As Time Goes By / Bing Crosby

●ラストソング/テーマ「魚(さかな)」
セレクター:門上武司
fish / back number

門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は西林さんです。
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20年ほど前のこと。ミナミのバーで飲んでいると隣に座ったのが画家でした。「子どもの絵はすごいです。自由で、色が踊っています。でも3歳を過ぎるとみんなダメになる。線を覚えるからです」といったことばが今も忘れられません。
今回ご紹介した「ストレイト・ストーリー」の監督はデヴィッド・リンチ。映画監督の他に、絵画、写真など現代アートの分野でも類い希な才能を発揮し、2010年には美術界において権威のある「Gaslar Kaiserring award for 2010」も受賞しています。そんなリンチの伝記的ドキュメンタリー「デヴィッド・リンチ:アートライフ」を観ているとこんなくだりがあって、ミナミの酒場が蘇りました。「絵を描くことが好きな僕に、母は決して塗り絵を買い与えなかった。弟や妹はもらっていたのに。母は感じとっていたのだろう。塗り絵が足かせになって創造性を殺すこともあるとね」。もし母が塗り絵を買い与えていたらその後のリンチはどうなっていたのかと想像すると同時に、あの画家は、いま、どこで、どんな絵を描いているのかと思いを馳せるのでした。

<西林初秋>

今宵も夜更けは……『門上西林 物見遊山』へ。[5.1 sat]

土曜日深夜23時30分は『門上西林 物見遊山』の刻限でございます。

毎月 第一土曜日は映画の話。

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門上西林 物見遊山 【#238/2021.4.24】[4.24 sat]

一冊の古本から始まる話の旅。
話は転がって広がって。
本の内容は勿論、
時代背景なども垣間みることができる『三千円 一〝本〟勝負』。
来月もお楽しみに。

※今回ご紹介した本は、
大阪・もりのみやキューズモールの「まちライブラリー」で
読んでいただくことができます。

<まちライブラリー ホームページ (もりのみやキューズモール)>
http://machi-library.org/where/detail/563/

●今夜の選曲●
<門上選曲>
ヨイトマケの唄 / ザ・フォーク・クルセダーズ

<西林選曲>
伽草子 / 吉田拓郎

<ラストソング/テーマ「昭和」>
セレクター:西林初秋
すみれ色の涙 / ジャッキー吉川とブルー・コメッツ

門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は門上さんです。
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今夜の放送は「三千円 一本勝負」。
「武智鉄二という芸術」と「煙管の芸談」という二冊を選んだ。この二冊に共通したテーマは「歌舞伎」である。
前者は「武智歌舞伎」で関西の若手歌舞伎役者を育てた武智鉄二のドキュメント。後者は演劇評論家が歌舞伎役者のエピソードからその楽しみを描いた一冊。
そんな二冊を読むと「歌舞伎」の世界に興味が湧き、手にした一冊が「歌舞伎 家と血と藝」中川右介著である。この作者の中川右介さんは、昨年読んだ中で新刊ではないが「昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃」を記した作者。中川さんは、歌舞伎界における家柄や世襲制度などを描きことで、歌舞伎の歴史を紐解き、その歴史を背負うことで現在の歌舞伎界が成り立っていることを書いたのである。
これまであやむやであった歌舞伎の世界がグッと近づいたように感じた。やはり歌舞伎を楽しむには、ある程度の知識は不可欠だとも思った。

<門上武司>

今宵も夜更けは……『門上西林 物見遊山』へ。[4.24 sat]

土曜日深夜23時30分は『門上西林 物見遊山』の刻限でございます。

毎月最終土曜日は
門上武司と西林初秋が
古書店で手に入れた本を紹介する『三千円 一〝本〟勝負』。

予算は三千円。
今宵ご紹介する本は......

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門上西林 物見遊山 【#237/2021.4.17】[4.17 sat]

今夜は恒例のシーズン企画『春に聴きたい音楽』

<門上選曲>
最後の春休み / Hi-Fi Set
Cranes In The Sky / Solange
Spring Vacation / The Beach Boys

<西林選曲>
My Favorite Things [Live]
    / Al Jarreau Feat. Kathleen Battle
How Long / J.D. Souther
清怨夜曲 / あがた森魚

門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は西林さんです。
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誰もが薄々気づいていると思うのですが、コロナ禍は当分おさまりません。ウイルスの変異とワクチン開発のいたちごっこは当分つづくでしょう。感染者数にしても自粛をうながされるから解除されれば弾けたくなるのであって、誰が悪いわけでもなくそれが人の性です。この状態を非日常と考えるから疲れるのであって、日常になると考えを改めると、我慢ではなく慣れる練習をしようと気持ちに変化が生まれます。
その際に音楽はとても大きな味方になってくれます。時には外へ。公園や広場へ。この春に聴きたい音楽も携えてでかけましょう。できればイヤホンではなく、ポータブルのスピーカーがあればベスト。イヤホンの音は人を孤立させます。本来、音楽は空気を振動させて聴くもの。人と距離をとって、人に迷惑にならない音量で。いま、この季節、この時間、この風景に聴きたい曲を流してみる。曲と風景と風がシンクロして、いつもと違った魅力が立ち上がるかもしれません。

<西林初秋>