番組ブログ最新の番組情報をお届けします

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ピーター・バラカンに訊く、映画『ランブル』とその奥に潜む、 音楽エンターテインメントと人種差別問題[9.13 sun]

アメリカのインディアンが音楽に多大な影響を与えてきたということを知ることができる映画「ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち」を出発点とし、そこから先住民と移民の問題、BLACK LIVES MATTER、アイデンティティ、さらにこれからのwithコロナの時代にまで思いを馳せて、ピーター・バラカンさんにお話を伺いました。

◇映画「ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち」
 大阪 シネリーブル梅田で9月17日まで、また神戸アートビレッジセンターでも上映中。
 (今後、京都みなみ会館では9月25日から、大阪 ヌーヴォXでは10月3日から上映予定)
 http://rumblethemovie-japan.com


【お送りした曲】
Link Wray「Rumble」
Taj Mahal「Statesboro Blues」
Kora Jazz Band「Oye Como Va」
Bettye LaVette「Strange Fruit」
John Scofield「That's Enough」


●無料アプリ「ラジコ」では9月20日まで視聴可能。
 radiko.jp/share/?t=20200913060000&sid=CCL
   (関西圏以外は有料会員への入会が必要です)


太陽光でロックする![9.6 sun]

太陽光エネルギーで電力を賄う音楽フェス「THE SOLAR BUDOKAN」のオーガナイザーを務める佐藤タイジさん(シアターブルック)を迎えて、加藤美樹がお送りした今回。中津川THE SOLAR BUDOKAN地元実行委員会の沼田佳孝さんにも、リモートでお話を聞きました。

2012年に東京・日本武道館でスタートした「THE SOLAR BUDOKAN」。翌年2013年からは会場を自然豊かな岐阜県・中津川市に移し、それ以来、毎年9月に野外フェス「中津川THE SOLAR BUDOKAN」として開催されてきました。

「THE SOLAR BUDOKAN」は単なる音楽イベントの枠を超えた、持続可能な未来に目を向けたWhole Earthな取り組み。「太陽光でロックする」というイベントのコンセプトには、音楽を楽しむことのできる暮らしが象徴する、平和で安全な世界への願いが込められています。

このイベントの特徴は、

■コンサートに関わる電力の全てが、太陽光発電を主とするクリーン・エネルギーでまかなわれている。
(SDGsではゴール7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」)

■「食の安全」を重視し、フードコートの全てのメニューに放射線量の表示がされている。
(SDGsではゴール3「すべての人に健康と福祉を」)

■10代・20代の若者たちから、子どもたちから、フォークジャンボリーの世代まで。ファミリーでの参加も多いので、小さなお子さんまで・・・ 幅広い世代が参加。音楽だけでなく、ワークショップやアウトドアなど、大人も子どもも様々な体験が楽しめる。
(SDGsではゴール4「質の高い教育をみんなに」)

■中津川市は"音楽のまちづくり"を目標に掲げて「THE SOLAR BUDOKAN」を後押しし、地元の人々が参加して、町ぐるみでフェスを創りあげている。
(SDGsではゴール17「パートナーシップで目標を実現しよう」)

そして今年、新しいフェーズに突入しようとしている THE SOLAR BUDOKAN。リアルとオンラインのハイブリッド・フェスとして開催されます。もちろん、ライブや配信にかかる電力はすべてクリーン・エネルギーで賄います。
今回のテーマは、「FUTURE CHILDREN」。「7代先の子どもたち」を見据え、音楽の力を感じながら、持続可能な未来を一緒に考えてみませんか。


★「THE SOLAR BUDOKAN 2020」の情報はこちら>>> http://solarbudokan.com/2020/

★番組のタイムフリー聴取はこちらから>>> radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20200906060000

今日できる防災[8.30 sun]

9月1日は防災の日。
その前に、今日できることはやってしまおう!ということで、
「防災イツモマニュアル」を監修されていますNPO法人プラス・アーツの石田有香さんにお話を伺いました。

「withコロナ」の時代の防災は「在宅避難」。「在宅避難」とは自宅が安全である場合、避難所ではなく自宅で避難生活を送ることですが、そのためには、まず地域の災害マップを確認し、自分の家の災害リスクを把握しておくこと、そして、自分の家の安全性を高め、必要なものを備蓄しておくことが必要になってきます。 できることから、早速準備にとりかかりましょう!

【今日できること】
水・食料を備蓄しよう! [Disaster Mitigation Goods]
 水=1日1人2リットル。それを7日分。
   [Drinking Water=2L x 7 days worth=14L (per person)]
 食料=7日分。ローリングストックで1ヶ月ごとに順番に食べて補充しておく。
   [Food=7 days worth。Keep a rolling stockpile.]

役立つグッズを準備しよう!
 LEDランタン=明かりが広がるので懐中電灯より使い勝手が良い。
 (一人暮らしの場合は1個、家族がいる場合は3つを用意しリビング、キッチン、トイレに置く)
 [LED Lanthanum=3 per family. For living room, kitchen, toilet.]
 カセットコンロ・ボンベ=4人家族だとボンベは20本あれば安心。
 [Gas Cartridge Stove & Gas Cartridge= 20 cartridges for a family of 4)

お部屋を見わたしてみよう!
 寝ている場所に倒れてきそうな家具が無いか
 上から落ちてきそうなものは無いか
 避難経路を妨げるようなものは無いか
 この3つをまずチェック!
 もしそういうものがあれば、家具を固定したり、場所を変えたりして対応を。

家族と話をしよう!
 ハザードマップを見て自分や家族が住んでいるエリアの災害リスクを把握しておき、もしもの時にどうするかを家族で話し合っておく。


今日お送りした曲は、、、
〜Good Old Days〜
Kites Are Fun / Free Design
Here comes the sun / The Beatles
Wishin’ And Hopin’ / The Merseybeats
You Are The Sunshine Of My Life / Stevie Wonder
I Saw Her Again / The Mamas & The Papas
It’s So Easy / Linda Ronstadt
San Francisco / Scott McKenzie
あの素晴らしい愛をもう一度 / 加藤和彦と北山修
Good Morning Starshine / Oliver

Blue Sky / Allman Brothers Band
やさしさに包まれたなら / 荒井由実
Mercy Mercy Me (Ecology) / Marvin Gaye

フジロック在宅講座〜フジロックが変えたもの〜 その2[8.23 sun]

先週に続き、フジロックフェスティバルが変えたものを探っていきましたが、改めて、フジロックが周囲に与えている影響の大きさがわかりました。

今回お話を伺ったのは
・ごみゼロナビゲーション、iPledge 羽仁カンタさん
・苗場・湯沢町の皆さん=
  浅貝町内会長 師田富士男さん
  苗場観光協会:師田輝彦さん
  苗場プリンスホテル 清水利一さん
  湯沢町観光産業部長 南雲剛さん


ゴミをきっかけに、みんなで協力しあえる小さな社会がフジロックの会場に生まれたこと、会場内で資源を循環させることでリサイクルとはどういうことなのかを実感してもらえるようになってきた、などの変化が。

また、最初は開催を反対する地元の人もいたが、フジロックは地元なしには開催できないという運営サイドの強い思いが苗場・湯沢町、さらには新潟県にまで大きな変化をもたらした、というお話でした。

地元の人たちは、フジロックのお客さんを親戚のように思い、
「毎年帰ってきてくれる」とおっしゃっていたのが印象的でした。

来年、必ず、あの場所に帰れますように。


お送りした曲は、
〜GOOD OLD DAYS〜
・GOOD VIBRATIONS / THE BEACH BOYS
・FORTUNATE SON / CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL
・I'M FREE / THE WHO
・GET TOGETHER / THE YOUNGBLOODS

・FRIDAY I'M IN LOVE / THE CURE
・UNDER THE BRIDGE / RED HOT CHILI PEPPERS
・田舎へ行こう〜GOING UP THE COUNTRY〜 / 忌野清志郎

フジロック在宅講座〜フジロックが変えたもの〜 その1[8.16 sun]

Fuji Rock Festivalが無い今年は来年に向けてフジロックのことをもっと深く知ろう!ということで、フジロックが1997年にスタートしてからこれまでにどんな変化をもたらしてきたのかを、フジロックを運営されているSMASH 石飛智紹さんをお迎えして一緒に探っていくプログラムです。

今週は
・キャンプよろず相談所所長 滝沢守生さん
・BEAMS 土井地博さん
・フジロックの森実行委員長 金澤龍太さん
の3名が「フジロックが変えたもの」をお話しくださいました。

お送りした曲は
〜GOOD OLD DAYS〜
・Truckin’ / Grateful Dead
・Me And Bobby McGee / Janis Joplin
・California Dreamin / The Mamas & The Papas
・Going Up The Country / Canned Heat

・Only Love Can Break Your Heart / Neil Young
・Cold Beverage / G. Love & The Special Sauce
・Late For The Sky / Jackson Browne

来週日曜日(2020/8/23)までradikoのタイムフリーで視聴できます。
そして、第2回は2020/8/23 朝6時から放送!

「レコードのある生活、レコードストアのある街」を、お送りしました[8.9 sun]

今週もレコード に注目した1時間。尾上さんの「レコードのある生活」と共に、
レコードストアの方にもお話を聞きました

今朝のセレクトは...

光速道路/SO NICE
THOSE LADY-HAZY-CRAZY DAYS OF SUMMER/NAT KING COLE
NEW YORK'S A LONELY TOWN/TRUDE WINDS
レコード/CRAZY KEN BAND
Passion Blue/土岐麻子
HIP HOP BAND/MURO FEAT.BOO
LET'S LOVE AGAIN / JACKIE WILSON

お気に入りのナンバーはありましたか?

今朝、お話を聞きましたレコードストアは...

「KING KONG アメリカ村本店」
http://big-step.co.jp/shop/detail/68/

「tototorecords」
https://tototorecords.business.site/

今年のレコードのお祭り「RSD Drops」は以下のリンクから
https://recordstoreday.jp/

8/9のタイムフリー聴取はこちらから
radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20200809060000

番組ホームページ
https://cocolo.jp/wer/

「レコードとCITY POP」お送りしました[8.2 sun]

8月がスタートした初めての日曜日の朝、
CITY POPの名曲をお送りしました。
1970,80年代に日本のミュージシャンが生み出した楽曲が、
レコードを通じて欧米やアジアの音楽ファンの注目を集めています

お送りしたナンバーは....

DOWN TOWN/SUGAR BABE
あまく危険な香り/山下達郎
君は天然色/大滝詠一
夢で逢えたら/Lin Yiloh
サブタレニアン二人ぼっち/佐藤奈々子
3号線/流線形
夕暮れガール/MICROSTAR
都会/大貫妙子

現在、FM COCOLO夏のキャンペーン「CITY POP SUMMER」で
CITY POPナンバーを各番組でON-AIR中です
リクエストもお待ちしています

CITY POP SUMMERはこちらから
https://cocolo.jp/pages/pickup_detail/1662

8/2のタイムフリー聴取はこちらから
radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20200802060000

番組ホームページ
https://cocolo.jp/wer/

これからの本屋のカタチ「スタンダードブックストアの現在地を訪ねて」紹介本[7.26 sun]

今回は、「スタンダードブックストア」の中川和彦さんにインタビュー。尾上さとこが大阪・天王寺にオープンした新しいお店を訪ねて、本と本屋さんにまつわるお話を伺いました。

中川さんが今おすすめする本、3冊は…

1) オラファー・エリアソン 『ときに川は橋となる』
東京都立現代美術館で開催中の展覧会のカタログ
http://www.nadiff.com/?p=19332
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/olafur-eliasson/

2) 加藤直徳『NEUTRAL COLORS』
https://neutral-colors.com
https://neutral-colors.com/books_post/neutral-colors-1/

3)  雑誌『MOMENT』
https://moment-mag.jp
https://standardbook.thebase.in/items/31242773

ぜひ、あなたも本屋さんに足を運んで、いろんな本を手に取ってみてください。

「スタンダードブックストア」
〒543-0056 大阪市天王寺区堀越町8-16 TENNOJI BASE 1F&2F
(Tel.06-6796-8933)
※とりあえずのSTORE HOURS;平日12:00-21:00/土曜12:00‐21:00
/日曜祝日12:00-20:00

★スタンダードブックストアのホームページ
https://standardbook.thebase.in/

★中川和彦さんのブログ
http://www.standardbookstore.com/


番組『Whole Earth RADIO』

★今回のタイムフリー聴取はこちらから
radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20200726060000

★番組のホームページができました!
https://cocolo.jp/wer/

「スタンダードブックストアの現在地を訪ねて」 本日のソングリスト(2020/7/26)[7.26 sun]

本日の特集テーマは
『これからの本屋のカタチ -スタンダードブックストアの現在地を訪ねて-』。

オンエアした楽曲は……

M1: Everyday I Write the Book / Elvis Costello
M2: Wordy Rappinghood(おしゃべり魔女)/ Tom Tom Club
M3: I Can't Help Myself (Sugar Pie, Honey Bunch) / The Four Tops
M4: Book Of Dreams / Suzanne Vega
M5: Wave / Patti Smith
M6: A Cover Is Not The Book(本は表紙じゃわからない)/
 “MARY POPPINS RETURNS” Film Cast feat. Emily Blunt & Lin-Manuel Miranda (映画『メリー・ポピンズ リターンズ』オリジナル・サウンドトラックより)

 ……でした。

本や書くこと、言葉にちなんだ曲を中心に、インタビューの流れに合わせて選んでみました。

パティ・スミスが発する言葉には、異世界に連れて行くような独特の響きがありましたが、朗読文化はアメリカの詩のカルチャーでは欠かせないもの。
こんな風に、パティ・スミスが詩を詠みにやってくる場所……
ヘンリー・ミラー・メモリアル・ライブラリー。
興味が尽きません。

●Henry Miller Memorial Library(Official)
 “Where Noting Happens”がキーワード。
https://henrymiller.org/the-library/

●ヘンリー・ミラー・ライブラリーのライブ・アーカイブ
 Red Hot Chili PeppersやArcade Fire、The Flaming Lipsなど、
 名だたるミュージシャンがここを訪れて演奏していることが分かります。
https://henrymiller.org/past-events/henry-miller-library-live-music-archive/

●観光サイトVisitCaliforniaによる案内
 「ビッグ・サーのヘンリー・ミラー・メモリアル・ライブラリー」
https://www.visitcalifornia.com/experience/henry-miller-memorial-library


スタンダードブックストア 中川和彦さんが選んでくれた本3冊は、次のエントリーで。

(番組スタッフ)


■番組のタイムフリー聴取はこちらから
radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20200726060000

「2020年の無造作革命」……『世界を変えるための50の小さな革命』〜SDGsを楽しく実践するためのハンドブック〜[7.19 sun]

この本を入り口に、「2020年の無造作革命」というテーマで野村雅夫がお送りした今回。

イタリアで出版された『世界を変えるための50の小さな革命』の日本語訳者であり、作家・翻訳家・舞台演出家・俳優として活躍されている有北雅彦さんをゲストにお迎えして、対談しました。

■『世界を変えるための50の小さな革命』
  https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784811808413

そして同シリーズ……
『13歳までにやっておくべき50の冒険』
  https://honto.jp/netstore/pd-book_28108701.html

『モテる大人になるための50の秘密指令』
  https://honto.jp/netstore/pd-book_28907379.html

いずれも有北雅彦さんによる訳書です。



■番組でタイトルを挙げた「革命本」

●『10セントの意識革命』片岡義男
  https://www.shobunsha.co.jp/?p=3456


●『ゲバラ日記』エルネスト・チェ・ゲバラ

  ▼みすず書房『ゲバラ日記(新装版)』
https://www.amazon.co.jp/dp/4622049325/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_Z6cfFbPG2FRP4

  ▼角川文庫『ゲバラ日記』
https://www.amazon.co.jp/dp/4043170017/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_j5cfFbQ18X3MK

  ▼中公文庫『新訳 ゲバラ日記』
https://www.amazon.co.jp/dp/4122049407/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_W5cfFbDPSFT6D


●『革命的半ズボン主義宣言』橋本治
  http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309402970/
  https://www.amazon.co.jp/dp/4309402976/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_jadfFbCECVMRB


●『ファイト・クラブ』チャック・パラニューク
  https://www.hayakawabooks.com/n/n2dcb67540d8d
  https://www.amazon.co.jp/dp/4150413371/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_xcdfFbGQCXW31  


●『切りとれ、あの祈る手を:〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話』佐々木中
  http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309245294/
  

●『不道徳教育講座』三島由紀夫
  https://www.kadokawa.co.jp/product/199999121207/

  ▼映画『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』
  https://gaga.ne.jp/mishimatodai/


●『武器としての「資本論」』白井聡
  https://str.toyokeizai.net/books/9784492212417/


●『グレタのねがい 地球をまもり 未来に生きる』ヴァレンティナ・キャメリニ
  http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/14575



そして二人が盛り上がったのが、
●『卓上の生涯 チェ・ゲバラ』 チャンキー松本/いぬんこ
  http://www.tarojiro.co.jp/product/5692/
まさに、本の革命1?


■有北さんの自著
●『あなたは何で食べてますか? 偶然を仕事にする方法』
  https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784811808352


■有北さんのもう一つの活動の柱であるコメディーユニット
「かのうとおっさん」
http://blog.livedoor.jp/kanoutoossan/

 ▼エイチエムピー・シアターカンパニー『死者ノ書』
  https://natalie.mu/stage/news/386273
  有北雅彦さんが出演されている7/17〜本日・7/19までの公演。


…いかがでしたか?
あなたも、本を手に“革命”に取り組めるかも。


■番組のタイムフリー聴取はこちらから
radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20200719060000