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9月に入ったとは思えないほど元気な太陽。あつ〜〜い一日でした。
あのまま何も塗らずにいたら、こげていましたね。確実に。
どでかい雲が浮かぶ青空の下、大地の上にぽつんと作られた大きなステージは、
まさに海賊船のようで、遠くから見るとゆっくりと夏空の下を航海しているよう。
空の変化〜雲の動きが 船の移動を感じさせるのでした。
ステージの上に何本か立っている旗は心地よい風になびき、
夜になると、闇夜の中に浮かび、ますます威厳をました船に。。。
(でもステージ両脇のスクリーンに映されたアニメの船は妙に可愛かったなぁ。)
真心ブラザーズはMB’sでの10人揃ってのライブ。
次から次へとヒット曲を続けてくれて、休む暇がない程大喜びさせてくれました。
青空のした、気持ち良かったぁ。。
NEW BAND(前回のツアーからドラム、キーボード、ベースのメンバーチェンジ)
で登場した吉井和哉さんは、ある意味この海賊船ステージにぴったりの妖しさを伴う
音ながらも、いつもと違うカジュアルなシャツでの登場が、爽やか。(上下黒の上に
多分チェックのシャツ羽織っていました)
びっくらしたのが、<FINAL COUNTDOWN>で盛上がった後、<LOVELOVE SHOW>!
(前回のツアーでは大阪のみ<バラ色の日々>をやってくれましたが、ここでこの曲!
素敵なサービスです)
会場も大喜び!
ジェイク・シマブクロさんのウクレレは、なんてかっこいいのでしょう!
これがウクレレ??というかっこよく響き渡る音!
これはウクレレ??という激しい弾き方!
かと思うと優しく心をほぐす音。。。
左の指が、弦を撫でるように華麗に動き、弦の上で踊っているようでした。。
レミオロメン登場!
青空の下の彼らのライブは、今年2回目(ap bank fes)
夏の野外にぴったりな曲がいっぱいある彼ら。
太陽のした、青の世界を独占するように、会場を喜ばせていました。
曲で、この真夏に雪まで降らせちゃいますからね!!(3月9日、粉雪を続けて演奏
!)
御飯を購入していた人達も 列に並びながら大声で口ずさむ光景が観られました。
KREVAはいきなり大サービス。
「前の方に来ないと損するライブするよ〜〜」とあおり、
いきなりSPITZと共演!
<チェリー>に言葉(今日の為に書いてきたらしい)を載せて、
<メモリーズ>を歌う!という大サービス。
意外な共演が観られました。
Mr.Childrenが登場した時間は、桜井さんが
「一番良い時間をもらったと思っています」
と言う通り、空の表情が一番変わった時間。
<イノセントワールド>を歌いながら、「きれいだよ!見てごらん!」と話し掛ける
ように夕日を指差す姿が優しかった!
会場の後ろ〜桜井さんには真正面に見える〜夕日は、のんびりと空を染め、
思わず「うわ〜すごい。。。」と声を出してしまう程の美しさ。
その夕日が会場にも光を放ち、桜井さんは「みんな、オレンジ」と言ってました。
なんか妙に嬉しかったなぁ。
あんなに綺麗な夕焼けをみながらの演奏は、どんな気分だったのでしょう。。
夢人島フェスと同じ曲でスタートして、びっくりさせたのは、<ストレンジカメレオン>のイントロ!
一緒にいたpillowsファンのスタッフは、大喜びして大泣き!
もしかしてやるかなあ。。なんて思っていたので、ひゃぁひゃぁ喜んだのでした。
やっぱり楽しそうに演奏するんですよね〜〜。
因に、私は<ほころび>を歌う時の桜井さんの顔が好きです。優しい顔をしますね。
この大盛り上がりの後の奥田民生さんが、楽しみでした!
だって、絶対かっこいいから。
一人ぽっちで登場すると、ステージ中央に置かれた数本のギターと椅子、
お酒が乗ったテーブルまでの距離を歩くだけで、
なんだかしっかり、奥田民生。
前にいた男の子はそれだけで「おおおお、かっこいい」とつぶやいてました。
久しぶりに聴いた「愛のために」でスタート。
会場からは、口ずさむ声が聴こえ、一人で歌うからこその温かさが感じられたはじまり。
途中「あと何分くらい?」と持ち時間を確認したりと、相変わらずのマイペースさで
笑わせ、そして歌ではしっかり心を掴んで放さない。
<CUSTOM>はすごい世界を作ります。すばらしい声です。
まさか<雪が降る街>を歌うと思わなかったけど、もしかして、レミオロメンが粉雪
歌ったから?なんて思ってみたりして。
かと思うと、<働く男>なんかも歌ってくれて、途中で何度もわざと「知ってる?」
と聴く姿が可愛かったなぁ。
凄い方です。Mr.ChildrenとSPITZに挟まれた時間は、奥田さんしか登場できませんね。
かっこよかった♪
そして、この夏やっと会えたSPITZ。
ふふふふふ。
あの始りには、びっくりですね。
アカペラ歌い出しの<俺のすべて>。ぬふふ。
うわ〜、きゃぁ〜と声を挙げてしまう胸をつつく選曲で、
ロックロックの10年を振り返るように、SPITZのこの10年の曲が次々と登場。
なんだか、夢のような感じで、終わってしまった。。。
今年の夏、初めて会ったから。しかも、<俺のすべて>で始るし。
興奮していたら終わった感じで、もっともっと心に刻むとか、大声で歌いまくるとか、
すれば良かった。。。
途中スペシャルゲストPUFFYがステージに登場し、SPITZの演奏で<TOKYO I'm On My
Way>を歌ってくれました。これも格別!この曲は
ライブで聴くとより楽しさが増すのです。
そして更に、<愛のしるし>。華やかな瞬間でした。
SPITZ、
かっこいいバンドだなぁ。
音の一つ一つが夏の夜空に響き、あがり、広がって切なさの余韻を残す。
なんだか花火みたい。。。なんて思っていたら、
みんなで大声で歌った<空も飛べるはず>の後の花火!!!
まだ、上がるの?と思う程贅沢な華やかさが、
今年の夏を鮮やかに心に焼きつけてくれました。
2006年夏。終わりますね。。。
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