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関西のライブは終了したものの、まだこの先もツアーは続くので、簡単なレポートです。
私は大阪の最初のライブを拝見しましたが、
その時から更にツアーをしてきた重みが感じられました。
だからツアーって面白い。
最初の新鮮さもたまらないが、ライブを重ねるごとに作られていくミュージシャン同士の繋がりが深い音を生んでいくから。
ホールツアーのお決まりとして、映像で始まり、映像で終わる。
20分に及ぶ大作は、ステージ全面に吊るされたスクリーンに写される。
そこから二人の登場の一瞬が、なんともかっこいい。
ホントによくできた構成だ。(すごいスクリーンだなぁ。。。)
一曲目から盛り上がる気持ちいい選曲。
ライブの後半かのように、皆手を左右に振り、盛り上がる。
私の前のお母さんが、一生懸命「右、左」と振りを合わせようとしていて、とても可愛かった!
ここNHKホールでは先週もライブを行った(ASKAさんのお誕生日!)が、なんと今回のツアーで17年ぶりになるらしい。
1985年の4月以来。
17年前にもここでライブを見た人は感慨深いだろうな。
そしてMCでもASKAさんがおっしゃっていたが、「これからもずっと歌い続ける、これが目標。そして希望は、皆がずっときいてくれること!」
これまでも、そしてこれからも歌い続けていくお二人がなによりかっこいい。
CHAGEさんの声の美しさを改めて感じていると、
次の曲がASKAさんの歌から始まる。そして二人の見事な重なりが楽しめる。一曲が様々な色に彩られていく感じ。
今回のツアーでは初めて訪れる場所もあるらしく、そこでは御挨拶代わりに、あの大ヒット曲を歌ってきたそうだ。
しかしいつの間にかどこでも歌うようになったらしい。
この曲の前にMC〜メンバー紹介があるのだが、今日はそこで、ASKAさんがおじいちゃんになってしまった。
メンバーを紹介しながら、話が流れ、BASSの恵美直也さんのお名前を言うのを忘れてしまったのだ。
CHAGEさんはすかさず「おじいちゃんったら、御飯は食べたでしょ!」とチャチャ。
そこからずっと今日のASKAさんは<おじいちゃん>。
そして先に書いた大ヒット曲。
しかし、おじいちゃんはなかなか歌えなかった。
笑いが止まらず、しっかり歌ったと思ったら、CHAGEさんが歌い出しに遅れる。。。
最高のコンビである。
どこまでが決まりで、どこからがホントのハプニングだかはわからない。しかしあまりにもイントロが長く、今度はお客さんが笑う。
真面目に歌っても笑い声。
私も笑ってしまった。ごめんなさい。
しかし歌に入るとさすが!
そしてここから一気にラストスパート。
デビューしてからずっとコンサートをやってきた二人を感じさせる。
なんといってもデビューからここまで、千本のライブをこなしてきたのだ。
<薄明かりで君の顔が染まって見える時、僕は誉められている 気持ちがするよ>
ちょっとセクすぃーなこの詞が好きなのだが、きっとライブにも通じる言葉だろうな。
皆ほんとに嬉しそうな顔しているから、、、。
ラストスパートになると、ああ楽しい!!と思いながら、
終わる淋しさも感じるのだが、気持ちよさで淋しさは消え、そしてラストニ曲で心がいっぱいになれた。
<夢の飛礫>の言葉が響いた。
番組に来て下さった時CHAGEさんが言ってくれたこと。
「今、歌えることが本当に幸せだと、感じる。」
私達も心から楽しんで、幸せな顔ができるライブを観られることを幸せだと思う。そして<not at all>の言葉が全て、まっすぐ心に届いた。
ここは途中、ツアーはまだまだ続きます。
そしてアリーナツアーの頃には・・・どうなっているでしょうね。
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<SET LIST>
【まだツアー中ですから、内緒!】
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