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Vocal&Guitar斉藤和義
Drums:小田原豊、
Bass:伊東広規
全国24ヶ所26公演行われた今回のツアーはSEVENのナンバーを中心にソロの楽曲(ロックな和義ナンバー)、そして新曲をたっぷり聴かせてくれました。
一曲目、Wet Songからいきなり目を瞑ってギターを演奏する斉藤さんの表情がとても気持ち良さそう。
SEVENのメンバーとはここ数年レコーディングでもツアーでも一緒。その絆も強まり、バンドだぁ!!と思ったライブでした。
ソロアーティストでありながら、バンドで居られること、その中にいる心地よさを楽しんでいる感じ。
特にM7Jack Potではそれぞれの音が充分に楽しめて、思い切りセッションを楽しんでいる音でした。
またM13<歌うたいのバラッド>のアウトロー(歌終り)は演奏しているうちにどんどん盛り上がり長くなり、ついには音の向こうに行っちゃった・・・と圧倒される盛り上がりでした。音に色があるならその色がどんどんどんどん広がって会場にいる人の心の隅まで染めて行く感じ。
斉藤和義さんは昔からそういう魅力(威力)があるけれど、今回はより迫力がありました。
未発表曲(新曲)は本編19曲中7曲聴かせてくれました。
曲のリストにはもともと載っていなかったのですが、M8、9と新曲を続けて演奏した後、もう一曲追加。
「昨日できて、大阪で演って、まだタイトルがついていない」といっていた曲を聴かせてくれました。
これもバンドならではなのでしょう。昨日できて、昨日演奏。リハーサルの時にでもセッションをしながら楽しんでアレンジしていった感じが浮かびます。(確か前にも<Alright
Charlie>がツアー中にできて大阪で最初に聞かせてくれたなぁ・・・)
東京と関西のお客さんはちょっと反応が違います。男性が多い!
大阪のライブではご存知の通りパンクのように盛り上がり汗だくになりますが(特に前日は凄かったそうで・・・)、東京(少なくとも今日のお客さんは)ちょっと大人しめ。
ライブ後斉藤さんも「オトナシイなぁ・・・と思ったんだけど、その分集中して演っちゃった!」といってました。
でも実は大人しくなんてなくて、かなり盛り上がっていたのでした。
大人のお客さんの盛り上がり、という感じ。多分前日の大阪の雰囲気が凄かったから御本人にも静かに見えたのでしょう。
アンコールではデビュー前ぐらいからあった昔の曲<Bad Time Blues>と<黄金のサンダル>を聴かせてくれました。
<BAD〜>はそう言えばこの曲ってCDになってなかたんだ・・と思ったのですが、今も昔も迫力は変わらず。
そして「夏の良い感じの気持ち良いラブソングでしょ?今度のシングルの二曲目に入るのだけど、久々に宮にいがギター弾いています」とのこと。今度のシングルとは7月25日発売の<劇的な瞬間>です。
渋目の斉藤和義ナンバーです。
今年は夏もイベントに多く出るらしく、色んなヒトとやるんだよなぁ〜とおっしゃってました。そして思い出したように「忌野清志郎さんに九州まで自転車で行かないか?と誘われているんだよなぁ・・・ああ・・どうしようかなぁ・・・往だけなら良いけどさ、帰りもって考えると・・う〜ん」と悩んでいましたが、あ、これはきっとサリバンショーの時のことだ!と一人ほくそえんだのでした。
ライブ終了後外に出ると、気持ち良い風。
なんとなく夏の香りがして、月影を歌いながらお散歩したくなったのですが、車だったので、一度帰ってから一つ向こうのコンビニまでのらりくらりとお散歩した私でした。
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<SET LIST>
1.Wet Song
2.砂漠に赤い花
3.幸福な朝食 退屈な夕食
(MC)
4.Alright Charlie
5.グッド・タイミング
6.アパカパ
7.Jack Pot
8.劇的な瞬間
9.赤いひまわり
10.【新曲】
(MC)
11.テレパシー
12.アロワナ
13.歌うたいのバラッド
(MC)
14.ロケット
15.ささくれ
16.Mojo Life
17.シルビア
18.僕の踵はなかなか減らない
(MC)
19.ジレンマ
ENCORE
1.Bad Time Blues
2.黄金のサンダル
3.【弾き語り】
4.Hey!Mr.Angryman
5.歩いて帰ろう
6.月影
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