今回は東京代々木第一体育館（10月25日）で拝見しました。 代々木体育館は大阪城ホールを想像してください。細長い感じ。 ソロツアーとしては三回目となる今回。こういうライブも定期的に行って欲しい なぁ・・・なんて感じてしまうライブでした。

まずは＜はじまりはいつも雨＞でスタート。わ〜という喜びの声もすぐに静かに 収まり、曲に引き込まれて聞き込んでしまいました。静かなしっかりとした始ま り。と思ったら、＜はじまり〜は＞ショートバージョンで、＜Tatoo＞へと続き ました。 ＜僕はすっかり＞のイントロが流れた時にはひとりで大喜び！ こういうラブソングって、ASKAさんならではだと思うのです。 そして、最初のMC. 「アルバムできなくて・・・今回は＜GOOD TIME＞までのこれまでやらなかった 曲、色々ご指摘を受けた曲のセレクトとなっています」 という通り、アルバムの中でもなかなかライブで聴けなかった好きな曲がいっぱ い。また、曲にまつわる話もしてくれました。 ＜君が家に帰ったときに＞はASKAさんもお気に入りの曲だそう。 「彼女が入院しちゃった曲なんだけどね」と笑って付け加えてました。「最後の＜会わせたい奴がいる＞というのは、誰ですか？」 という手紙がきたそうで、「それは、新しい彼女ですよね！」と書かれていたの にがくっとしたとか。 曲を知っているからこそ、みんな大笑い。なんだかな、そんな会場の温かさも、 曲をより優しくしてくれた気がします。（因みに私は＜会わせたい奴＞を勝手に自分の飼いたいミニヨークシャテリアに してました・・・）
そしてライブでは欠かせない存在となっている大滝裕子さん（コーラス）とのDUETで、＜YOU＆ME＞。 そこから＜GOOD TIME＞へ・・・。ツアータイトルであるこの曲はライブ後半かなぁと想像していたので、ちょっとびっくりしたのですが、ライブ中盤に静かに 、さり気なく聞かせてくれたことが、よりこの曲の良さを感じさせます。 大人のラブソング。二人のことなんてきっと誰もわからなくて、ホントのことは 二人にもわからない。それが過ぎた恋。 でもね、その出会いがどんなものだったのかは、そこから作られていくものなの でしょう。歳を重ねたからこそ響いて残る曲だ・・・と改めて思った私です。 そして後半の盛り上がりに入っていきます。 その前に韓国のライブの話がありました。勿論CHAGEさんの話も。 「CHAGEのサングラスの奥の目は俺だけがわかる！」と。 韓国ではC&Aがライブを行うことで、夜九時のニュースで一斉にC&A特集をしたとか。どの局でも二人の歌う姿が映って、「これからは我々韓国人が日本人のこと を考えなければならない時がきたようです」と、アナウンサーが言ったそう。 それは私たちも同じことで、この話の後、ASKAさんは＜同じ時代を＞を 歌ってくれました。 そして＜ID＞＜月が近づけば・・・＞としっかりとしたメッセージを受けながら も徐々に盛り上がっていくのです。やはり、この後にきた＜HELLO＞は大盛り上がり！！！ 嬉しいんだなぁ、ライブでこの曲聴けると。まずイントロが心躍らせるもんねっ ！ここからの4曲、＜晴天を・・・＞までが最高潮！ そして、ライブ本編は＜next door＞で閉じました。（でも21世紀に向けてまた トビラが開いた感じの終り方でした）

ENCOREは＜止まった時計＞から静かに始まり、＜けれど空は青＞でCLOSE。 ライブが終わってしまう淋しさをちょっと慰めてくれたみたいでした。 （そう言えば、二曲目に歌った＜Cry＞で今度デビューする新人がいる、と言っ てました。ASKAさんはこの曲お気に入りで、ほんとは御自身がA面にしたかった ！！ともおっしゃってました）

MCで、アルバムができなかったことをしきりと謝っていらしたASKAさんですが、 これまでのアルバムの中の曲を色々聴かせてくれるライブも嬉しいものです。 たまにでいいからまた、やって欲しいなぁ・・・その時には＜I'm busy＞とか、 やっぱり＜バーガーショップ・・・＞も聴きたい・・・なんていっていると切りないのですが。 大阪のライブではC&Aの話をなさっていたようで、もう来年以降の気持ちが盛り上がってきたのかな？とこれまた楽しみになりますね。 動き始めた時にはまた番組に来ていただける様、頑張ります！ 次の音、楽しみにしていましょう！！