2月16日(金曜日)
明日のお客様の為に、お買い物。恵比寿の三越にいった。
(花男でよく映ります。待ち合わせする場面とか。)
ここの地価の精肉店、お魚コーナーはかなり物がよく、充実している。
牛肉のビール煮を作りたく、牛肩ロースの塊をさがした。
が、大抵ないものである。
みんな薄くスライスされていてね。
なので、お店の方に聞いてみた。
するとすぐに どこかからおじさんが飛んで来た。
精肉コーナーの偉い人だろう。
「何作るの?」とおじさん。「シチューのようなもの。」
高い物なら100g1200円とか、もっと上もあるそうな。。
500gは欲しいの。。。
それならさぁ〜〜と、ちょっと安いのを教えてくれた。
それでもかなり高い。100g=880円か。。
別に肩ロースにこだわっている訳ではない。
あまりにも高いなら、他の物でもいいのだけど。。。と言う感じだった。
だって、煮込むんですもの。そんなに高級でなくてもいいじゃぁあ〜りませんか。
という心の中を見たのか、
「それならこっちのにしなさい。」とニコニコのおじさん。
特価のコーナーに連れて行ってくれて、「これは美味しい!!絶対に!」
実は私もこれでいいかな?と思っていたのだけど、100g178円ですから、
880円に比べるとね?なんて一応、躊躇したのだ。お客様だしね。
でもおじさんは、これがいい!おいしいから!と勧めてくれた。
その後、隣に置かれたすじ肉の話で盛り上がり
(いつも買うのだが、これもおじさんの超お薦めだったらしい)
ありがとう!といって別れた。
さぁ、500g欲しいのだが、これがなかなか
丁度いいグラム数がない。悩んでいたら、
べつのおじさん(この方も精肉コーナーのおじさん)がきて、
「あれ、さっき、すごくいいところがあったんだけど。。。あ、あった!これ!」
とパックをさがして渡してくれた。
「ここ、美味しいから!」
にこにこにこにこ。
突然のカットインにびっくりの私。でも、にこにこにこにこ。
ここのお店の方は、本当にやさしく、欲がない。
高いもの薦めればいいものを、「安くて、いいもの」を勧めてくれるのだ。
当たり前のことかもしれない。それがプロだ!
しかし、いい人たちだ。。.
「ありがと〜〜!」と手を振って別れた。
仲良しのように思えた。
お肉を買うだけの一瞬に、なんだかご機嫌になれた。
そう言うお店って、素敵ですよね。
さ、がんばろ!
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