10月18日(水曜日)
やっぱり、私は山弦が大好きだ。
ライブが終わった後に、「もう一回見たい!!」と思ってしまった。
山弦十五周年のツアー、Bセット=バンドバージョンライブが終わりました。
開演前からステージ両端に並ぶ、山のようなギター達。
向かって左に小倉博和さん、右に佐橋佳幸さん。
それぞれのギターが何本も、ステージの両端にスタンバイ。
なんだか、そのギター達が、
そこにいることを誇りに思い、
客席に向かって堂々と並んでいるように映るのです。
それぞれの表情をしっかり見ていたら、そのギター達の誇らしげな姿が
なんとも可愛らしく見えてしまいました。
ライブの前半は基本的には二人だけで演奏
(曲によってはバンドのメンバーがさらっと一人ずつ参加)。
まったく喋らずに。一言も話さずに!!
名古屋で見たときはそれがなんとも可笑しかったなぁ。。
(だって、あのお喋りの二人が ただ黙ってギターをひくのですから!)
一曲目<Song For James>から最高のパフォーマンス。
佐橋さんがギターを弾いてそれをサンプリングマシーンに残すと、
ギターからジャックを抜いて、小倉さんに。
小倉さんはその音の上に音を重ね、またジャックを抜いて渡す。。。
ギターを変えた佐橋さんが、
さらにその上に違う音を重ねていく。。。
色んな音、リズムとメロディーが重なり、
曲がどんどん広がっていくのです。
そのジャックを相棒に渡す姿もパフォーマンスの一つ。
言葉なく、表情だけで繋いでいくのです。
音が重なるように、心がどんどん弾んでいって、
いきなり笑顔にしてくれたオープニングでした。
いやはや、なんでこんなに幸せに心が広がるのでしょうね。
二人の呼吸のすばらしさ、間の手の素晴らしさ、
そしてぴったり重なったときの美しさ。
二人は『ギターを弾いている』と言うよりも、
ギターとひとつになっちゃって、音を出しているみたい。
そしてギターを置いても、また楽しい。
会話のテンポの良さ、回転の早さは素晴らしく、
あまりにも早くて後から笑いが出て来たりするほどでした。
よく笑ったなぁ。。。
バンドでの迫力はこれまた、たまらないもので、
大好きな<クロマ王朝の悲劇>は、圧巻!
Bass(有賀啓雄)もKey(斎藤有太)も速引き!
流れるような速引きの重なりは素晴らしかった。。。
この曲が人気ランクで低いときいて、残念です。。
(番組にいらした時、わがまま言って演奏してもらったほど、
私は好きなのです。『悲劇』とタイトルにつくくらい、
クロマ音階の速引きが辛い一曲、なのだそうですが、
ライブではさらに早くなっていました。すごい。。)
ドラムの鎌田清さんは山弦のライブには欠かせませんね。
なんともしなやかな音とがぴったり!
楽しいライブでした。。終わっちゃいました。。
次は、Cセット。
東京のみでのライブですが、ゲストボーカルも入ってのライブだそうです。
番組終わって急いで大阪から駆けつけます。
だって、山弦はこの番組の、私の礎ですから。
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