今週の1枚

<今年の春>
今朝の東京である。
お天気だったのだ。(でも三時頃から雨が降ったらしい)
今年も小さな花壇は元気に春を演出してくれている。
冬の間に植えたパンジーとビオラが綺麗。
帰ってきたとき、遠くから見えると嬉しくなる。
思いっきり剪定したバラも、目が出てきた。
今年は咲いてくれるかな?

今週のDIARY

 3月 第3週

3月22日(土曜日)
京都にて。。。
私達の一行はちょっと遅れていて、
急いで次のお寺に向かわなければいけなかった。
でもなぜかみんなのんびりしていた。
なので一足先にお店を出て、外で待とうと思った。
外に出たら、牛がいた。
普通の牛の三倍はあるくらいの大きな大きな身体をゆっくり動かしていた。
『牛だ。。。』
そう呟いたら、牛がこっちに向かってきた。
『牛が、牛が。。。牛が〜〜〜〜!!』と
徐々に声が上がっていくのと同じように、牛が近付いてきた。
そして、逃げる暇もなく、牛が私にキスをした(なめた)!!!
『ぐえ〜〜〜〜!!!』
と叫んで、目が覚めた。
変な夢。

3月21日(金曜日)
あじのフライは美味しいな。
母が好きで、よく食卓に出た。
子供の頃は「また〜?」と文句を言ったけど、
美味しいな。
母が好きだ、という顔を覚えているから、よけい美味しいのかもしれない。
御飯を『おいしいね〜〜〜〜』と大きな笑顔で言う事は、
とても大切なことなのね。

3月20日(木曜日)
戦争が始まってしまった。
わかっていて、何もできないのは哀しい。
画面をみながら不安を抱え、そして仕事に出かけた。
変わらず仕事ができることを幸せに思わないといけない。
友達に会い、その後別の友人のお見舞いに行った。
みんな、それぞれ色々抱えている。
他人から見たら小さな事でも、自分にとってはとても大きなことで、
大切なポイントだったりする。
そのことと(自分と)一生懸命戦って、乗り切ろうとしている。
一人ではないから。
だから頑張るのだ。
なのに、世界では私達の希望とは別のところで無理に戦おうとしている。
一人ではないから、頑張れるのに。

3月19日(水曜日)
QuiDAMを観た。
今は東京代々木で行われている。
すごかった!
生と死も、喜びと悲しみも全部がその空間で描かれていた。
思わず涙が出てきたのは、バイスバーサ。
男女二人の鍛え上げられた肉体が、強く美しいシンメトリーの世界を作る。
ゆっくりと、無重空間の中で動いているかのようにゆっくりと、
二つの肉体が形を創っていく。
肩の上に肩が乗り、上下で同じポーズをとるのだ。
え?まさか、そう動くの??と信じられない想像のままに描かれていく。
シンメトリーになって魅せてくれるその演技を観ているうちに、
もともとはこの二人は一つだったのだ。。。
と思った。
そうしたら、涙が出た。
そして深紅のニ本の布が天井から吊るされ、その中を自由に演技する女性が美しかっ
た。勿論空中演技である。
ああ、この世界は言葉にするのが難しい。。。
エロティックであり、布の中で丸くなって動いている姿は胎児が揚水の中で幸せそう
に動いているようにも見えた。
生と死がこの演技の中に見えた。
そして性と激しさも見えた。
他にも溜め息と驚きの演技が続き、
ず〜〜っと魚のように口を開けたままぱくぱくしてしまった。
この中にね、日本人がいるのです。田口師永(のりひさ)さん。
<え?今なにやったの?>とびっくりするような縄跳び技で、楽しませてくれます。
彼は私と同じように、初めてキダムを観た時涙したそうです。
かっこいいな。。。
その中に今、居るのだから。
拍手をすることさえ幼稚な喜びの表現に感じるような、
そんな素晴らしい世界だった。
世界中の人が集まって、感動を作り上げている素晴らしい世界だった。
人間の限界って、なんだろう?
(大阪公演は7月19日から8月31日までです。
是非御覧下さい。色んな事を頑張らなきゃ!と思う力をくれます。
お問い合わせはキョードー大阪まで!!って宣伝になっちゃった。。。
でも宣伝したい。。。)

3月18日(火曜日)
48時間。
朝からニュースに目と耳が離せない一日だった。
ここ数日ずっとそうだけど、やはり、勝手だな、と思う。
何度同じことを繰り返すのだろう。
ただニュースを見ているだけで、何もできないのだろうか。
種ともこさんの<守ってあげられないこと>という曲をかけた。
子供を<守ってあげる>という唄が多い中で、
『見守るからね、自分で頑張らないといけないこともあるんだよ。』
そして最後に。。。『でも、繋いでいた手の温もりは忘れないでね。』
と唄う愛の唄。
子供達の未来を考えると、今が不安になる。
私達の親やその親達も、同じように不安を感じる歴史があったんだな。
世界中のみんなが手を繋げる瞬間があったなら、
ほんの一回でもそんな事があったら、
平和の為に戦う、なんて言う人もいなくなるのかなぁ?
48時間。
それでもやはり、声を大にして言いたい。
戦争は反対だ。
いつもと変わらず放送をしながら、ずっとそれを思っていた。

3月17日(月曜日)
番組終了後クリスタ長堀に行き、お店を色々廻った。
来週私がモデルのANNさんをお迎えしてトークショーを
開くその場所は、カフェになっていた。
滝の広場の横で、御買い物帰りに一息ついたリ、
「買おうか、どうしようか。。。」と悩む為にちょとお休みするのには
ちょうどいい憩いの場になっていた。
う〜む。。。
来週、遊びにきてね。日曜日の番組前、1時と3時に行います。
来てね。お願いね。
そしてその後、またもやSPITZのライブに行った!!
くふ。くふ。くふ。
ああ、幸せ。。。
東京で1月に観たライブとはまた違った構成で、
曲も全く違う曲を演奏してくれたので、更に楽しんでしまった。
あの曲をね、やってくれたんですよ。
川のせせらぎが聴こえてきそうな、あの曲を。
そして草野さんがギターを置いてタンバリンを持って唄うあの曲も、
やはり盛り上がるのよね。
なんて言っていたら分かってしまうので、ここまで。
明日もありますからね。
思いっきり楽しんできてください。
ラフなMCも楽しくて、笑顔で帰ってきてしまいました。
夜風がちょっと春らしく、優しくなってきましたね。。。

3月16日(日曜日)
今日は<シャングリラスペシャル>である。
そこで番組が始まる前に書きたい事がある。
ストーンズから帰ってきて、朝までユーミンの先日放送された番組をみた。
彼女の軌跡をたどる特番だ。
やはり、ユーミンはすごい。
わかっているけどね。
松任谷さんと、ユーミンがそれぞれのカメラで表情を捕らえられながら、
会話を続ける。
向かい合っているのだろうか。
松任谷さんから厳しい質問が飛ぶ。
<限界>について、<何の為に唄うのか>について、
そして<二人の関係>について。
離れた方がいいと思った事もあったらしい。
でもそれを考える暇もないほど、次に進む事で、
その状況を打破してきたという。
他の人とやっても、二度デマになり、それなら離婚した方がイイ、
と思った事があるようだ。
二人の関係はすごいな、と思う。
時折、むっとして話す瞬間もあった。
でも、ユーミンが一瞬「その言葉は好きじゃない」と
怒っても、彼女のほうが言葉を探し、笑顔にもっていく。
松任谷さんはどんな人なのだろう。
今夜聴いてみよう
ユーミンの『若死にするには遅過ぎた。。。』という言葉が残る。

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