今週のDIARY

 11月 第2週

11月9日(土曜日)
朝、宮本信子が頷いた。
間をとって、ゆっくりと、頷いた。
<まんてん>でのことである。
それはそれは素晴らしい演技で、台詞はなく、ただ頷いただけなのに、
いろんな気持ちが伝わった。
間、である。リズムである。
こういうところに大女優の演技は表れるのだなぁ。。。
と感動した。
この間は簡単にはとれないような気がした。
そして夜、吉田美奈子が唄った。
(あえて敬称を略させていただきます。。)
日本の誇る歌姫である。
ここ数年ディーバとか、歌姫とかよく聞くが
日本の元祖ソウル、ファンクの歌姫は彼女である。
声は勿論、歌のリズム、間、が素晴らしい。
これまた日本が誇るミュージシャンの中で、楽しそうに唄う。
見ているこっちまで唄いたくなる。
唄い終わった後<ふふふ>とこれまた嬉しそうに微笑む。
これがまた可愛い。
演奏中メンバーと歌で会話している感じがなんとも素敵である。
一曲一曲の色が伝わる。
会場がその色に染まるのだ。
これまた大シンガーでないと、吉田美奈子でないと聴けない、
と、感動した。
うれしいな。
明日、またその声を聴ける。

11月8日(金曜日)
くくくくくく。面白い。
奥田民生さんの写真集を見ている。
<三浦憲治×奥田民生 ぐにっと丸い写真集 Ez>である。
三浦憲治さんはユニコーンの頃から奥田さんを撮っている写真家で、
陽水さんやYMO,サザン、小泉今日子さん、フミヤさんなどのCDジャケットや写真集を
手掛けている。
そう言えば吉永さゆりさんや矢沢さんの写真もとっているし、、、挙げていれば切り
がない。
で、何を隠そう、私も撮っていただいていた。
かれこれ15年ほど前?(尻上がり)
当時、自分がどんな人間なのか知りたかった私は、
三浦さんに撮られるのが大好きだった。
三浦さんの写真は人間性がそのまま出る。
レンズに向かって嘘をつけないのだ。
そして三浦さんに顔を向けるとその人柄のせいか、
リラックスしてしまう。
つまり、素に近い表情を撮られるのだ。
かっこいい人はよりカッコ良く、美しい人はより美しく、自然に
優しい顔で写真にしてくれる。
声が聞こえる写真なんだよね。
で、私は、それなりに、映っていたわけ 、だ?(尻上がり)

さて、その三浦さんは奥田さんのツアーパンフなどを撮り続けている。
長いおつきあいだそうで、やはり奥田さんの顔も柔らかく、かっこいい。
ステージ上や裏で、そして移動中などの表情をみることができる。
で、丸いんだな。
三浦さんお得意の魚眼レンズでの撮影だから、おもしろいんだな。
そのうえ、その素晴らしいワンショット!に、直筆でワンコメント!
している奥田さんの言葉が、笑える。
こんな良い写真なのに。。。
私のお気に入りは<あみだばばぁ>(アミちゃんごめん。。。)と
<ニ−ル若/ジョニ−冬>である。
ぐにっと丸い写真集で、心も丸くなってみませんか?(きちんと尻上がり)

11月7日(木曜日)
ふふふふふ。美味しいのだ。
時々行く自由が丘の洋食屋さんのメンチカツは美味しい。
ていうか、牛肉の赤ワイン煮も、カレーライスも、マグロの頬肉のフライも、
美味しい!!
たまにしか行かないので、結局いつも同じものを頼んでしまう。
チキンのソテーも美味しかったなぁ。。。
なんて悩みながらも頬肉のフライと、赤ワイン煮を選んだ。
で、メンチカツもちょっと食べた。
く〜〜〜〜〜〜〜〜。
赤ワインを飲んで、食後にブドウのシャーベットを食べた。
秋の葡萄づくしである。
ぽりふぇの〜る、である。
ああ、こんな洋食屋さんが家の近くにあったらなぁ。。。
そうしたらそこは私のキッチンに、いやダイニングになってしまうだろう。
それは良くないので、この距離がいいのかも。
それにしても奥様のひろこさんは楽しく、御主人のマスターはかっこいい。
ひろこさんは食べる事をより楽しくしてくれる。
そしてマスターは無口で笑った時に優しい表情になる。
いいよね。
帰ってきて、柿を食べた。
これまた美味しい。
いただきものである。
う〜む。食べ過ぎた。。。でも、苦しくはないんだな。幸せ。

11月6日(水曜日)
今、東京日比谷公園で<菊花展>を行っている。
日比谷公園はどの季節にも花が多く、今は秋のバラも美しく香っている。
で、その奥で開いていた。
面白いので入ってみた。
子供の頃ひいおばぁちゃんのお葬式で、やけに大きい菊の花を見てから、
どうしても好きになれない花になってしまった。
それも菊に対して失礼な話である。
最後を美しく飾ってくれているのにねぇ。
なので敬意を表して、心して拝見した。
日本中の菊の花職人さんや一般の方が一生懸命育てた花達。
私の背丈ほどの高さに花をつけた菊たち。
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜む。
わからん。
大きい、すごい、りっぱ!というのは感じるが、う〜〜〜〜む。
綺麗だ。よ。
なんてったって一つの花が直系20Bくらいあるのだ。
どうだ、すごいだろ〜う!!
すごいよ。
職人さん達が所々で花の手入れをしていた。
花びらが全て上にむくように、一枚一枚耳かきのような細い棒で
ひっくり返していた。
根気の要るしごとである。 
展覧会が開かれている間にも花は育つ。
なので開いてきたその花を綺麗に保つ為に手をかけているのだ。
いつだったか、宮崎でみた蘭の花の展覧会も???と思ったのだが、
その・・・こう・・・なんだ?高級すぎるというのかな?
でも、新鮮で面白かった。
ふふふ。
ふふふ。
ふふふ。
菊の花を見た。

11月5日(火曜日)
寒いのでブーツを履いた。
やっぱりあれですね。
ブーツは長い時間履くと、ぬぎたくなりますね。
なんとなく臭いなども「大丈夫かなぁ?」と気になり、
すっきりしたくなるものです。
だめですね。
勿論仕事中に脱いだりはしないけど、ずっとはいたままだけど、
裸足が楽だわ、なんてオシャレ精神に欠けます。
でも、基本は裸足がいいなぁ。
夏はサンダルで楽だなぁ。
この夏はサンダルでおでかけ!ということが少なかったから、
なんとなく淋しいのだ。
今年は早くからブーツを履いている人が多かったけど、
みんな暑い中履いていて辛くなかったのかなぁ。
それを我慢してこそオシャレなんだろうなぁ。
で、今家に帰って脱ぎ、ほっとしている。
どうやら今年は長いブーツを履く事は少ないだろう。

11月4日(月曜日)
無事、九時間を終えました。
亀田さんの人柄がわかる九時間だったのではないでしょうか?
良い言葉がいっぱい。
自然に出てくるのです。
きっとプロデュースのお仕事をしているときにも
前向きで楽しい言葉がいっぱいなのでしょうね。
基本はHAPPY!
主婦の皆様、おかあさんの皆様への言葉もステキでした。
「部屋が散らかっていてイライラするなら、
片付けないでいいからにっこり笑っていた方がいいよ。
明日までに片付けなくたっていい。
あさってまでにやればいいんだから」
すぐいっぱいいっぱいになってしまう私にも響きました。
そうだよね。
あさってまでにすればいいのよね。
それにしてもコジマ、風邪ひいてないかなぁ。。。
スタッフのみっちゃんも。
リスナーの方があんなに喜んでくれたのも、
寒い中笑顔を忘れずに頑張って届けた二人のお陰です。
ありがと!
てなわけで、コジマの帰りを待ち、御飯を食べて帰ったのでした。

11月3日(日曜日)
中島みゆきニ時間スペシャル。
これはなかなか緊張するものである。
みゆきさんの曲に対する思い入れがものすごい大きい方もいらっしゃるでしょうし、
その皆様を納得させるにはニ時間では足りないでしょう。
とりあえず基本編ということで、やってみましたが。。。
その魅力を言葉にするのは難しく、
でも実は言葉にする必要もなく、曲が、人柄がすべて表していたのではないでしょう
か?
つまらない質問にも丁寧に答えて下さるみゆきさん。
勉強になりました。
一枚目に戻る、という話も、みゆきさんを聴いて色んな自分を思った、というメッセー
ジも、みんなまわるまわる。
いろんな自分があって、今日の自分があるのです。
自分を愛せる、自分の歴史を愛せる人間になりたいなぁ。
<あした>を聴いいて今日おもったのですが、
♪もしも何もかもなくして、心しかなくなった時に♪、
私は愛を語れるのでしょうかねぇ?
最後の最後に愛だけ残る、って素敵だ。
みゆきさんはそうなんだろうな。。。
愛はなかなか語れないものです。
だから歌になるのでしょうね。
そして歌い継がれるのでしょう。
では、明日も9時間、よろしくおねがいします。
素敵な休日を!
明日天気になれ!

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