今週のDIARY

 12月 第1週

12月8日(土曜日)
カレンダーが増えてきた。
2002年のもの。
某航空会社の<世界の美人>シリーズは、毎年一番に届く。
これは父が好きで、子供の頃から、
<この人すき!><この国のドレス可愛い!>
なんて一枚めくっては声をあげていたものだ。
皆同じようなこと言ってるんだろうなぁ。
で、その後に次々と届く。
と同時に先日カレンダー売り場に寄って買って来た。
毎年いろいろみて悩むものだ。
猫のシリーズが欲しくなったり(毎年<う〜〜可愛い!>と叫びながらも
何故か買わない。なぜだ??)
モノクロの写真のオシャレなものを探したり。
そういえば、今年一年間は<星の王子様>カレンダーで楽しんだなぁ。
毎月めくるのが楽しみだった。
昨年最後の放送で、その話したっけ。一年経ったんだなぁ。
王子様もこの一年お手洗いに飾られ、臭い思いをしたでしょう。。。
そして、今年も買って来たのだ。
2002年版<Le Petit Prince>
今年はブルーが美しい表紙だ。
家に帰ってきて開けてしまった。一枚ずつめくってみた。
可愛い。これはあの話の時の絵だ。。。あ、うわばみ!
などと、どきどきしながら見ていたが、気がついた。
半分は昨年と同じ絵だった。
ま、著作権の問題など、色々あるのでしょう。いいや。
来年はどんな気持ちで毎月カレンダーをめくるのだろうな。
今年もあと少しで一年をしめくくる我が家の行事がやってくる。
お手洗いのカレンダーを変える作業。楽しみだなぁ。

12月7日(金曜日)
やったぁ、中田!
頑張れ、中田!!

12月6日(木曜日)
友達の赤ちゃんに会いに行った。
802でお仕事していた女友達で、
レコード会社とDJの関係以上に、
出会った時から特別の存在だった。
で、結婚して赤ちゃんができ、
お腹を何度か撫でさせてもらった。
男の子だった。
まだ生まれて三週間。
自分の兄の子供だって、三週間の内には抱かなかった。
だって大抵は実家に帰ってしまって、一ヶ月は外に出れないから
会えないのだ。
彼女は帰ることなく、旦那様がお仕事している時は
一人で頑張っている。
なかなか寝ない男の子で、それはそれは大変そうだった。
でも可愛かった。
私の胸の上で、ぐずついていた赤ちゃんは、いつのまにか
ぺったり四つん這い状態で私にへばりつき、
すやすやと眠っていた。
まだふにゃふにゃで、そのまま私にへばりついている感じ。
頼るのはお母さんとお父さんだけ、なんだろうな。
まだ決して一人では生きていけない、でもしっかり生きている、
そんな不思議な命を感じた。
お母さんは偉大である。
なんとお腹に宿ってから10ヶ月経った頃から、
女の人には「眠らなくても大丈夫なホルモン」が出るらしい。
なので、出産も、夜泣きもなんとか乗り越えられるように、
自然に助ける力が生まれるのだそうだ。
凄い話だ。
子供のこと、女の人のこと、何も知らないなぁ。。。とも思った。
赤ちゃんが手のひらをひらひらしている時は、
至福の時らしい。
それを聞いた後、時分の胸の中で手のひらを少し開いた
赤ちゃんをみて、私まで幸せな気持ちになった。
元気に大きく育って、早くお母さんにお返しするのよ。
と心から思ってしまった。
「疲れるよ〜」と笑って言う彼女の顔は
とても生き生きとして美しかった。
また会いに行こう!

12月5日(水曜日)
尾崎亜美さんの25周年ライブを観に行った。
楽しかった。すごい豪華メンバー。
なんてったって、高橋幸宏さんと小原礼さん、
細野晴臣さんと鈴木茂さんも一緒にステージにいるのだから。
それにしても尾崎さんの声は素敵でした。
そしてその後、ディレクターといつもお世話になっている
プロモーターの方のお誕生日祝いをした。
焼き鳥屋さんにいった。
美味しかった。
そしてお祝した。
でもまた喋り過ぎた。タクシーの中反省した。
きっと二人は「良く喋りましたね」
と私に手を振りながら笑っていただろうな。。。
明日は喋らないようにしよう。

12月4日(火曜日)
番組が終わって、反省やら来週のことやら、
さんざん喋って、そして皆にお別れを言って802を出る。
そしてタクシーに乗って新大阪に向かう。
このエレベーターにに乗って一人でシーン、とする瞬間が、
淋しいのよね。
それまで喋り続けていたせいか、
いきなり喋りを止めると壊れちゃいそうになる。
エレベーター、タクシー、新幹線、と少なくとも4時間以上
ほとんど喋れないわけだ。
なので、にいにメールを送ったり、タクシーの運転手さんと喋ったり、
色々するのだが、タクシーの運転手さんも喋りたがっている場合が多く、
ほとんど車の中は独壇場になってしまうのよね。
なのでなかなか多くは語れない。
802の華やか、賑やか、ほのぼのした空間から、
いきなり一人の世界はつらいものがあるのだ。
ここに東京暮らしの淋しさを感じるのだ。
が、しかし、良く考えてみたら、
私って前はそんなに喋らなくても大丈夫だった。
なんでこんなに喋らないといけない身体になってしまったのだろう。
やっぱり、おばさんに近付いているんだろうなぁ。。。あ〜こわ。

12月3日(月曜日)
クリスマスの色も濃くなってきたなぁ。
梅田の周辺はキラキラ、ぴかぴか。
デパートの中もテカテカ、ごたごた。
私の手帳もごたごた。
なんだかな、忙しくなってきた。
これが年末、というものだったなぁ。
なんとなく思い出してきた。
ふ〜。
今年はどんな風に終わるのかな。。。
そして新年はどんなふうに迎えるのかなぁ。
YUMINGの<A HAPPY NEW YEAR>を思い出してしまった。
まだ12月が始まったばかりなのにね。

12月2日(日曜日)
これまた朝から早起きした。
起きて外に出たら、龍之介が来ていた。
身体はピカピカ輝いていた。
シャンプーしたばかりのようだった。
綺麗にお化粧してウチにやってくるなんて可愛い。
見せにきたのかな?
なんて大間違いである。お腹が空いているだけのようだ。
でもあげてはいけない。
なので車の上に乗せ、「待っててね。今御買い物してくるから」
と言った。
みゃ〜〜〜〜と可愛く泣いていたが、私は御買い物に行った。
お散歩がてら、歩いて五分のパン屋に行った。
朝早くから開いている優秀なお店だ。
そしてゆっくりお散歩しながら帰ってきたら、
まだ車の上でお行儀よく待っていた。
可愛い。ので、餌をあげた。
たま〜にしか来ないし、どこかでちゃんと飼われているのだから
いいじゃぁないか。
なんて、誰にも内緒である。

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