今週のDIARY  9月 第4週

9月29日(土曜日)
朝起きて、なにげなくテレビをつけたら、
うつみみどりさんの司会する番組にビートタケシさんが出ていた。
へ〜こういう番組に出るんだ。?と観ていたら、エンディングだった。
どうやら番組は最終回らしい。
うつみさんが御挨拶している。
「20年間ありがとうございました。毎週金曜日に大阪に来ていたのですが。。。」
すごい。
20年間通っていたのだ。
上には上がいるものだ。
かっこいい。ただ者ではないことはわかっていたが、さすがである。
20年一つのことを続ける力、続けられる力はすごい。
けろんぱ、おそるべしである。(失礼をお許しください)
その横からタケシさんが「来週から私が司会です」といって、
場をなごませていた。これまた素敵である。
ほんの数十秒で学んだ。

新幹線に乗り、コブクロのライブを観た。
楽しかった。
路上で、そしてステージで鍛えた歌声は力強く、
そして時に優しく響いた。
話もめちゃくちゃ面白かった。
路上でひとりのお客さんに歌う時も、
番組でスタジオで歌ってくれる時も、
何千人の前で歌う時も、気持ちは変わらないのだ。
これから先もこのまま歌い続けてね。

ライブの後、久しぶりに友達と御飯を食べた。
これまた楽しい時間である。
60歳になった時、神戸でたか〜いステーキを食べよう!
と約束したことがある。
良い話だ。
20年とちょっと後であるが、遠い話でもない。
その頃にはどんな風になっているのかなぁ?
世界も、自分も。
今日と変わらず下らない話から、真面目な話まで、
笑ってできるといいなぁ。
と思って今、気がついた。
友達とは年令に少々差がある。
どっちが60になった時だろう?
私だよね?
となると、お祝に奢ってもらえるのだろうか?
ワリカンよね、やっぱり。

9月28日(金曜日)
銀行に行くついでに、ちょっとお散歩をした。
近くにある大きな公園は、午後から広がった青空に誘われたのか、
人でいっぱいだった。
今年の春、お花見で散歩した時は酔っったヒトで一杯で、
なんだかな、あまり綺麗に見えなかったが、
なかなか秋の公園は気持ちよかった。
芝生のまん中に「笛吹きの少年」
と書かれた銅像が立って居た。
笛を吹いている。ハダカンボで。
なんで裸なんだ??
なんで一糸まとわぬ姿で笛を吹かなければいけないのだろう??
なにかよっぽどの理由があるのだろう。
例えばとても貧しい生活で、色んなものを悪漢にはぎとられ、
それでも親の形見の笛だけは守った!とか、
彼は笛吹きの天才で、でもなぜか裸にならないと吹けなかったとか。。。
色々考えたが、とくに説明書きもないので、
解らないままだった。
冬は寒いだろうなぁ。

公園を出て花屋に寄った。
コスモスとりんどうの鉢を買った。
夏の暑さで淋しくなっていたベランダを飾ってあげよう。
秋はこんななんでもない時間が楽しい。

9月27日(木曜日)
シートベルトは締めましょう!!
取締は、車を停めても
交通の邪魔にならない場所でしましょう。

9月26日(水曜日)
<龍之介物語〜その8>
朝刊を取りに出たら、<チャーリー>が寝ていた。
どうやら昨晩はウチで寝ていたらしい。
誰かと一緒に走っていったクセして、罪なヤツである。
なんでウチで寝るんだろう?
そして夜、また来ているのかな?と玄関を開けてみたら、
昨日彼をさらっていった人物が目の前の通りに居た。
そして「チャーリー!」と呼んだ。
正確には「CHARLIE!」である。
外人さんなのだ。その隣には奥様らしき女性が立っていた。
素敵な五十代ぐらいのご夫婦である。
二人は銀色の小さなボールを取り出すと、
<チャーリー>の前に差し出した。
美味しそうに何かを食べはじめるチャーリー。
彼らが飼い主なら、なんで家であげないんだ?
なので、勇気をだして声をかけてみた。
「Hi!!」
。。。。。。。。。。。。。。。。
どうやらその御夫婦はチャーリーの飼い主ではないらしい。
いつもジョギングのときに会う、人懐っこい猫にまいってしまって、
時々餌をあげている、というのだ。
<チャーリー>という名も、勝手につけていたらしい。
な〜んだ!彼(彼女)との関係は同じようなもんじゃん!
と一瞬得意になった。
が、どうやら、彼らは2年前にチャーリーと名付けたそうだ。
ということは、2年前からこの辺りをウロウロしていたのだ。
お腹が大きくなることもないので、きっと手術はしているという。
なるほど。
彼らが飼い主ではなかった。
お行儀がいいので、誰か飼い主がいるとしか思えない。
でも、眠る時は最近いつもウチにくる。
捨てられちゃったのだろうか?
まだ飼い主が解らないので、家に入れることはできない。
でも寒そうなので、段ボール箱を用意してあげた。
今も、その中で眠っている。
可愛い。。。
またもや謎の深まるヤツである。
取りあえず、今日の発覚。
チャーリーはやはり<龍之介>であった!(いまのところ)
注)日記を読んでいると、「美樹さんって英語がペラペラ!」
と感動するだろうが、そうではない。
奥様のほうが、日本人なのである

9月25日(火曜日)
<龍之介物語、その7>
ちょっと気になる先輩がいた。
近所に住んでいるらしいが、どこかは知らない。
いつも雨の日に会うことが多かったが、
綺麗に晴れた夜、家の近くで偶然会った。
向こうから声をかけてくれて、有頂天になった。
笑顔が優しい。
少し話していたら、通りの向こうから誰かがやってきた。
そして彼に向かって、私の知らない名前で呼んだ。
たとえば、<ひろし!(ディレクターの名前)>
と親し気に、下の名前で呼んだのだ。
そして一緒に歩いていってしまった。
がっくりである。失恋である。
ま、そんな感じだ。
龍之介、と勝手につけていた名前は、
「チャーリー!」の一言で覆された。
問題発覚3、龍之介はチャーリーだった。。。

9月24日(月曜日)
今日も良いお天気。
取材に行き、その後お芝居を観た。
松たかこさんの「セツアンの善人」
女生と男性の役を演じる松さん。
さすがである。
よく通る声は男と女の両方とも魅力的だった。
そして動きの違いも面白い。
細かい演出も楽しかった。
舞台の両端にも客席が用意され、
役者がステージを降りてくることもしばしば。
客席と舞台の境目がなく、会場全体を使っている感じも
面白かった。
公演が終わった時にはもう外は真っ暗。
ドラマシティの辺りはいつでもイルミネーションが綺麗だが、
この冷たい風の中だとよりキラキラしてみえる。
三ヶ月後のクリスマス、楽しみだなぁ。

9月23日(日曜日)
ここ数日、日記に残したいことがいっぱいで、
龍之介について書いていなかったが、大変なことになっている。
 まずは大雨が降った先週の金曜日の夜のこと。
点検にだした車が帰ってきて、家の中に入ろうとしたら、
どこかから現れ、足にまとわりついて甘えるのだ。
野良猫がこんなに甘えるのは初めてだ。
なんとか振り切って家に入ったがミャーと言う泣き声が胸をついた。
 土曜日のお昼。
家の前を通る人がなんだか騒いでいる。
外に出たら近所にすんでいるカップルが、車の上に乗った
龍之介を「かわいい!!」笑いながら見ていた。
なんとお腹をひらいて仰向けにぐわ〜〜〜〜っと寝ているのだ。
問題発覚、その1。
近所のヒトは皆ウチの猫だと思っているらしい。。。
困る。
それは大きな問題だ。
そして寒かったその日、結婚パーティから帰ってきたら、
家の前で待っていたのだ。
寒いのはわかる。
がしかし、家の中にいれるわけにはいかないので、
毛布をだしてあげた。
そこで寝ていた。
日曜日の朝、気になってみに行ったら居なかった。
あれ?やはり晴れるとどこかに行くんだ。。。
とちょっとがっくりしていたら、みゃ〜と声がした。
ちょっと離れた所から私を見てゆっくりと歩いてきた。
が、私の横を通り過ぎた。
そして降り返り、じ〜っと私をみつめ、またぷいっと
向こうを向いてしまった。
寒い夜、家の中に入れなかったことを怒っているらしい。
ヒトの気をひく方法をよく知っているものだ。猫に学ばないといけない。
しかしまいった。
どうやら私はしっかり龍之介に振り回されている。
これから先どうやってつきあっていけば良いのか。
悩むところだ。
なによりもう一つ。。。問題発覚2!
こんなに深い関係になるとは思わず龍之介、と勝手に名前をつけたが、
龍之介は。。。女の子だった。
問題は大きい。。。

BACK