今週のDIARY  9月 第3週

9月22日(土曜日)
NYの同時多発テロ犠牲者、追悼チャリティ番組を観た。
スティービー・ワンダーが歌ったのは
<LOVE'S IN NEED OF LOVE TODAY>(アルバムKEY OF LIFEの一曲目)
この詩をを是非読んでほしい。
「今こそ愛は愛そのものを必要としている
遅れては間に合わない、愛を送って下さい」
76年に作られた曲が今この時代にぴったりときて、
メッセージソングとなってしまうことが、
いかに悲しいことか。。。
そしてニール・ヤングは<イマジン>を歌う。
アメリカにとっては危険思想ともとられてきたこの曲。
今全米ではこの曲を流すことが禁止とされているらしい。
禁止されていると言うことにまずびっくりだが、
だからこそ、ニール・ヤングが歌ったことに
感動した。

報復、することがどれだけ悲しいことか。
ジュリアーニ市長の言葉を思い出す。

夜になって今日はお世話になっている方の結婚パーティに出た。
こんな時だからこそ、歓声と笑顔、そして
「これからも末永くよろしく!」という言葉がとても素敵に思えた。
楽しい夜をありがとう!!
と、帰ってきたら、家の前に龍之介が居た。。。
私の帰りを待っていてくれた。
う〜む。。。

9月21日(金曜日)
雨である。
そして寒い。
こんな中での救助を想像してみた。
溜め息が出る。
レスキューの方々は勿論、
救助犬がストレスで参っているらしい。
絶えることのない煙りと埃が耳や鼻に入り、
何時間歩いても見つけること(救助すること)ができず、
その苛立ちから犬もストレスが溜まってしまうのだ。
それでも頑張っている。
その一方で、戦争が始まるかもしれない緊張感が濃くなっている。
また、こんな風に悲しい思いをする人々が増えるのだろうか?

今日も秋の御飯を作ろうとしている自分は幸せである。
雨である。

9月20日(木曜日)
BUMP OF CHICKENのライブを観に行った。
今回のツアーのラストは東京赤坂ブリッツ。
とても楽しかった。
彼等の真直ぐさと、勢いが十分に感じられる良いライブだった。
802のスタッフもいっぱい観に来て居た。
一度帰宅した私だが、きっと皆は楽しく御飯を食べているんだなぁ。。
と思ったら淋しくなった。
そんなところに優しいプロデューサーが電話をくれた。
そこで私も後から参加することにした。
西田新君もいた。
新君とは昨年の9時間特番の打ち上げでちょっと飲んで以来である。
802で会っても、なかなか御飯を食べることはないものだ。
もうすでに皆は何杯かのんでいるので、追い付くのは大変である。
と思ったが、そんなこととは関係なく私は喋りまくっていた。
全く飲んでいないのに、よくまぁここまで話せるものだ。。。
と、無口な新君は思っていたことだろう。
これから新君に話をしてもらおう、と思っていたところで、
お店の人が来て、
「閉店の時間ですよ!」と直接言われてしまい、
出るしかなかった。
「東京のお店はクールだ。。。」と皆が言ってたが、
ここは特別だと思う。
そして私は後から参加したにも関わらず、
まだ一杯しか飲んでいないのにもかかわらず、
じゃぁね〜!と別れてしまった。
タクシーに乗って思った。
あれ?まだ皆これから飲みに行くつもりだったのかな?
でも、皆はしっかり私を見送ってくれたのだ。
やはり喋り過ぎたのかもしれない。。。

9月19日(水曜日)
清志郎さんとLSDのメンバーが802に到着した。
802は南森町の角のビルの8階にあるが、
その8階のフロアーにす〜〜〜〜〜〜〜っと自転車にのって現れた。
最初に気がついたフラワースタッフとともに立ち上がったが、
拍手をしていいのかどうか一瞬悩んでしまうほど静かな到着だった。
清志郎さんに気がつくと皆、仕事の手を休めて、ぞろぞろ集まってきた。
そしてその勇姿に拍手が自然と起こった。
カッコイイ。
かなり日に焼けた顔が疲れの色を隠し、
膝や股のテーピングも
その笑顔で痛々しく感じさせなかった。
すこしお休みして落ち着いた時、御挨拶した。
ひょこひょこと近付いたら、
ニコニコと笑顔を見せて「昨日はありがとう!」
と先に言われてしまった。
こちらこそ、お疲れのところ、休憩の度に留守電に入れてくださったり、
道中に生電話をくださったり。。。
ロックキッズのインタビューが始まる頃、
新幹線を降りて物凄いスピードで802に向かってくれた
松たかこさんがいらした。
黒のジーンズにTーシャツ、スニーカー。
本当にそのまま駆け付けた感じがして、
気持ちよかった。
いい人だ。。。あの場での勢いだけでなく、
きちんと約束を守ってくれるなんて。。。
そして、一通り会見を済ませた一行は
802を後にした。
明日からまた長旅である。
「大阪に着いて、もう終わったような気がしちゃった。。。」
とおっしゃった清志郎さん。
頑張ってください!としか言えませんでしたが、
御無理をぜずに、成し遂げて下さい。

9月18日(火曜日)
電車の中で歌声が聞こえた。
???と思い見回すと、隣の隣に座った男性が
小さな声で歌っていた。
皆見ている。
でも笑うわけにはいかない。
今どき珍しく、ウォークマンを聞きながら歌っていた。
大サビのところでは(多分ロック)、
目をそれまで以上にぎゅっとつむり、
力が入っていた。
う〜む。
笑うしかない。。。

家に着くと?之介が居た。
すでに私の車の上に寝て居た。
雨の日しか来ないのだが、
台風が近付き、空気が湿っているからかもしれない。
さすがに猫だ。
私が横を通っても動かないので、
冗談でドアを開けて
「雨降るから、家に入る?」
と聞いたら「にゃ〜」となき、
身体を起こし、車から降りてこっちに来そうになった。
あわてた。言葉が通じた。
どんなに可愛くても(よその猫を)家に入れるわけにはいかない。
なので「なんちゃって〜」と言ってみた。
ふ〜む。
笑ってごまかすしかない。。。

9月17日(月曜日)
番組終了後、今井美樹さんのONE NIGHT CAFEに行った。
小さなホールでのライブは彼女の夢だったそうで、
何度もその嬉しさを語っていた。
良かったなぁ。。。
年々歌が素晴らしくなっていく。
ライブでのうたが、心から嬉しくて楽しくて歌っている感じが
ストレートに伝わる。
フラワーでもこのライブの様子はお届けしますが、
その前にライブレポートを書きましょう。
辛いニュースが流れる中で、幸せな気持ちになれる時間だった。
ありがと。
それにしても明日、清志郎さんは大阪に何時頃つくのだろうか?
今日は関ヶ原を超えてお疲れだろう。
そこからがまたかなりあるからなぁ。
明日はフラワーの時間に間に合わなくても、
きっと802によって下さるので、
一日聞き逃せません。
頑張れ!LSD!!(LONG SLOW DISTANCE)

9月16日(日曜日)
色んなことを考える一週間でした。
ニュースを見ていても、自分の生活を振りかえっても。。。
そんな中だからこそ、近所の人との会話や、
仁井が朝早くからの番組を終えて、まっ先に私の家にきてくれたこと、
話す相手がすぐ側にいることに温かさを感じます。
これから先なにも変わらず番組が放送できることを願います。
さて、友達からメールが届きました。
彼はNYに知り合いが沢山いて、
まだ連絡がとれていない人もいるそうです。
そんな彼がクリックするだけで寄付できるホームページを
教えてくれました。
スポンサーが代わって寄付してくれるシステムです。
個人的に色々な形で力になっている方も多いかと思いますが、
もし良かったらクリックしてみて下さい。
では、また明日!!(いい言葉だ!)

http://www.donate-for-free.com/index_ja.asp

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