今週のDIARY  8月 第2週

8月11日(土曜日)
一日が長かった。
引っ越したばかりなので、6ヶ月点検で人が一杯来て、
修理やらなにやらしていった。
いい人たちで、家族の構成まで聞いてしまった。
そして仕事の準備にとりかかり、その後西武ドームにむかった。
結構遠い。池袋の駅から所沢を超し、50分。
普段これだけ長く電車に乗ることはない。(新幹線は別)
美里号が増発され、皆楽しそうに話している。
この道のりもライブの楽しみのひとつなのだろう。
今年で渡辺美里西武ドーム(球場)ライブも16年目。
続けられるってすごいよなぁ。
ヒット曲満載の楽しい三時間ちょっとだった。
美里さんは気球にも乗った。
託児所も昨年・一昨年に続き拡大しての大盛況だったらしい。
お母さんになってもらライブが楽しめるっていいよね。
帰り道大雨が降った。
事故もあった。
車に乗っている人は運転席に座ったままなので、
大怪我はないようだ。なんとなく
「この事故がライブを楽しんだ後の人ではない様に・・・」
と願ってしまった。
誰だろうと哀しいことだが、
同じ時間に一緒に楽しんだ人が
帰り道哀しい事に合うのは私も残念だ。
夏の遊びの帰り道、疲れも出るし、
はしゃぎすぎずに気をつけて帰って来てね。

8月10日(金曜日)
どうも気に入らない、と思っていたことを片付けた。
お買い物をした時の紙袋を、キッチンの一番端の細長い収納スペースに
適当に入れていたのだが、それがどんどん煩雑になっていたのだ。
お買い物の時はできるだけMY BAGを持て行き、
スーパーの袋(ビニールも紙袋も)は頂かない様にしている。
そこで、奇麗に収納する方法を考えた。
空き箱を利用して収める箱を作った。
はさみを使ってダンボールを切り、ガムテープで周りをガードし・・・
床に座り込んでの作業は子供になったみたいで楽しかった。
50x30x12の箱ができた。ふた付きである。立派だ。
それだけではあまりにもダサいので、折り紙と千代紙を貼った。
和紙の千代紙が大好きな私は
いつか何かに遣おう!とおもっていたのだ。
のりを使って貼っていった。楽しかった。・・・最初は。
だんだん飽きてきたのだ。
「これ、全面に貼るのは大変だなぁ・・・」と言葉にしないまでも、
態度でわかるようになった。
貼り方がいい加減である。のりも飛び出している。
B型だなぁ・・・とつくづく思った。
なんとか途中で違うことをしながらも出来上がった。
素敵である。千代紙の懐かしい模様(柄)が美しく、ほっとさせる。
満足感でいっぱいになった所で紙袋たちを入れてみた。
そんなに入らなかった。がっくりである・・・。
ま、これ以上は増やすな、ということだろう。
今、キッチンの隅に収まっている。
遠くからその柄が見える。可愛い・・・が、
やっぱりシンプルに一色にすれば良かったかなぁ?

8月9日(木曜日)
書く事がない、時もある。
これは単順に<文字にする価値のない一日だった>とか、
<書く気になれない>とかそんなことだ。
どんな一日でも何か発見やらショックやら、学んだことがあるはずだ。
それを忘れてしまっているのか、見つからないのである。
あ、そうだ。朝電話が入ったのだ。
ソファがもうすぐ来る。
一ヶ月半前に注文して、生地がなかったので時間がかかったのだ。
思えば引越ししてから色んな人が遊びに来たが、
皆座る所に困っていた。
昨日なんてまゆこに「ねぇこのうちはどこに座ればいいの?」
と率直に聞かれた。
床に座りなさい、とクッションを渡したのだが、
その生活もこれで終りだ。
やっと来る。
なので置く場所を作った。
タコノキ(観葉植物)を動かし、チェストを整理して移動・・・
しようと思ったが、疲れたのでやめた。
どうやら熱があるらしい。
だから今日は一日ふわふわしてあまり考えられなかったのだ。
早くに寝ないとね。おやすみなさい・・・。

8月8日(水曜日)
待ちに待った姪っ子・まゆことのデートだった。
メインは<千と千尋の神隠し>を観ること。
今でも毎回立ち見状態、ということで、
朝早くに指定席を買い、まゆこと待ち合わせの場所へ。
久し振りにあった彼女はいい顔をしていた。
女の子っぽかった。
朝10時台の上映なのに、やはり立ち見が多かった。
楽しかった。細かい所に夢と愛があって、笑えるところもいっぱい。
主人公と同じ年頃(10歳)のまゆこと見てよかった。
そのあとSONY PLAZAに行き、色々みた。
どうしてもやってみたい、という付け爪を買った。
私の家に帰り、爪をつけてあげた。(すぐとれるように両面テープで)
ネイルサロンでやってくれるように、きちんと手入れもしてあげた。
魔女のようになった。
そしてCDを聴いた。
aikoが好きらしい。何度も聴いているので、歌詞を憶えている。
椎名林檎も好きらしい。<幸福論>を大声で歌っていた。
CD取り出す時、一言いった。
「AYUは大変だよねぇ」
確かに。
魔女の爪では何もできない。
それでも指の腹を使って頑張っていた。
お腹が空いた、というのでツナとナスのトマトスパゲッティを作ってあげた。
長い爪のままフォークを使うのは大変そうだった。
そして一言。
「AYUはすごいよねぇ・・・」
確かに。
特にAYUが好きなわけではないらしいが、
その行為〜爪の長い女性の行動〜を体験できて
嬉しそうだった。
そして送っていく車の中で、映画のパンフレットを読みながら、
映画について話し合った。
彼女なりの意見があって面白かった。
子供との会話ではなく、対等に話していた。
どんどん大人になっていく。
楽しかった。

8月7日(火曜日)
新幹線に乗る頃、和歌山に行くスタッフからメールが届いた。
<夕暮れ電車にのって、野バラを横目に潮騒を感じながら・・・>
曲のタイトルが入った和歌山までの道のり報告だった。
う〜〜〜ん、うまい!と思った私はお返事を考えた。
その上をいくものを返したい、
と思ったがなかなか見つからなかったので、
SPITZの曲タイトルで送った。
<和歌山いいなぁ。私も日向の窓に憧れず、
青い車でホタルや流れ星や渚を見にいきたいのですが、
無理そうなので、チェリーとラズベリーにハチミツかけて、
タマゴも食べながら恋の歌うたってま〜す>
わかる人にはわかる、タイトルトーク。
こじ付けだなぁ・・・と思いながらも面白かった。
夜遅くに返事が来て、「おもろいわ!」と会った時は嬉しかった。
一生懸命考えた甲斐があった。
なので良く眠れた。

8月6日(月曜日)
<浜田省吾WEEK>の初日。
フラワーでは初登場となるが、相変わらず優しい笑顔で、
色々なことを教えてくださった。
インタビューというよりはしっかり話を聞き込んでしまい、
思わず時間を忘れてしまった。
56年前の今日、浜田さんのお父様も被爆した。
青空が綺麗に広がった午後だったそうだ。
毎年新聞やニュースでその恐ろしさを目にするが、
教科書で教わったことの浅さも同時に知る。
思えば、大人になって小説でその恐ろしさを初めて知った気もする。
それでも私はまだ何も知らないのだ。
今日の新聞にも書いてあったが、21世紀になって、
その恐ろしさを直接伝える人は少なくなっていく。
話したくない、という方も多かっただろう。
<平和への誓い>を読み上げた11才の男の子は
「被爆体験を祖母から何度も聞いた。引き継ぐのは自分達の勤め」
と語っていた。
それと同時に、世界の出来事全てに関心を持つことが、
平和への一歩、とも。
戦争を知らない私たちだからこそ、お互いの国がしてきたことを
考え、話し合わなければいけないのだろう。
体験していないからこそ、できることであり、
しなければいけないことなのだろう。

8月5日(日曜日)
花火の想い出、といえば・・・
仕事で九州に行った時のことが一番に思い出される。
食事の帰りにコンビニで花火を買って、お水も用意して、
花火のできる場所を一生懸命探しながら歩いたこと。
結局閉鎖されたガソリンスタンドで(もちろんガソリンは置いていません)
で、思いっきり楽しんだ。
それでもコンビニの花火は儚くて、帰り道淋しさをかみしめたものだ。
「子供の頃楽しんだ花火って、こんなに短かかったっけ??」
と嘆く男性が可愛く思えた。
大阪での花火の思い出はなにより、この番組のスタッフとの花火大会。
これがまたかなり華やかで、思いっきり夏を感じられるのである。
・・・。今年はどうなるのだろうか?
そして夏の終りの線香花火。
これが何とも言えず短い間に思い出を作ってくれるのです。
今年はいつ線香花火しようかなぁ。
そして大きな花火はいつ見られるのかなぁ?

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