今週のDIARY  7月 第4週

7月28日(土曜日)
上には上がいるものだ。私は大して肉好きではないので、
私より上はいるだろうと思っていたが、
よくこの日記に焼き肉屋の話が出てくるため、
「焼き肉によく行きますねぇ」と言われるようになってしまった。
そんなに行ってない。
行っても書かなくなったのも確かだが・・・。
で、肉好きは多いのだ。
スポーツクラブのサウナでのこと。
上半身はだかんぼの女性が「私、肉が好きでねぇ!!」と叫んでいた。
割と年上。私より年上。
それは今夜何を食べるのか、から始まった。
いつもはしゃぶしゃぶ屋やら焼き肉屋に行くことが多いそうで、
それは肉がこの上なく好きだからどうしてもそうなってしまうらしい。
もう一人の女性も「すし屋と焼き肉なら、焼き肉よね!断然!」
と賛同し盛り上がりを見せた。
ふ〜む。お寿司も捨て難い・・・。
「もう大好き!私なんて週に二回は行っちゃうもの、
週四回いってもいいわ」
話が大きくなってないか?と思うだろう。
私も汗を掻きながら<興奮しすぎでないか?>と思った。
(因みに私ははだかんぼじゃなくってよ)
話は散々盛り上がり、ユッケやらカルビやら、
室温の高い所で聞く話ではなくなってきた。
出よう、と思ったその時、肉好きの女性が言った。
「あ〜〜散々肉の話したら、もうよくなっちゃった。
今日はお寿司にしよう!」
本当に肉好きなのだろうか???

7月27日(金曜日)
姪っ子のまゆこから電話がかかってきた。
この夏休みにどうしても一緒に観たい映画があって、
昨夜そのデートの約束の日を決めたばかりである。
「あのね、今度の映画なんだけど、
おばあちゃまたちも誘って欲しいみたいなんだけど・・・どうする?」
確かに私の両親も一緒にみにいきたい!!と言っていた。
「まゆこはどうしたい?」
「う〜んと・・・・みきと二人っきりがいいなぁ」
う〜む。こんなこと言われたの久し振りである。
なので嬉しくなって「二人にしよ!二人に!」
と即答してしまった。(母、ごめんなさい・・・)
来週の映画の日までに、まゆこは忙しそうだ。
まず、塾があり、試験もあるらしい。
そしてそのあとお友達と軽井沢にいくのだそうだ。
月曜日に帰ってくるので、その頃電話してね!
といわれた。いいなぁ。子供の夏休み。約束がいっぱい。
といっても塾も試験もあるから大変ね。
私なんて宿題だけで精一杯だったからなぁ。
ということで、私の夏休みにもまた一つ約束ができた。
手帳に約束の印しをつけるのはやはり楽しいものだ。

7月26日(木曜日)
東京の気温が少し下がった。
冷房をつけなくても大丈夫。
これはとても嬉しいことであるとともに、
なんだかとてもほっとする。
明日のお天気は知らないが、とにかく今日が過ごし易いので、
花屋さんに寄ってきた。
花がすぐに暑さで元気がなくなてしまうこの季節は、
なかなか買うのに勇気が要るものだ。
今、トルコギキョウとテッセンが微かな風に揺れている。
どこか和の香りが漂っていて、日本の夏が感じられる。
テッセンはクレマチスともいう。日本では江戸時代から愛されている花。
でも今あるテッセンの種類はほとんどがクレマチスと呼ばれる洋種らしい。
子供の描いた花の絵のように、6枚の花弁が綺麗に広がっている。
紫色がさらに趣を感じさせる。
トルコギキョウは桔梗ではなく、リンドウの一種。
花がトルコのターバンに似ていることから
トルコと付いたらしい。
でもなんでトルコリンドウではないのだろうか???
いつか調べよう。
花が静かに風になびきながら、美しく香っている。
これくらいの夏がいいなぁ・・・

7月25日(水曜日)
ふふふふふ。とうとう言ってしまった!
今日の日記に「とうとう言えなかった」と書くのかなぁ・・・
なんてことを想像しながらどうしようか迷っていたのだが、
とうとう言ってしまったのである。
新幹線のなか、携帯で話すおやじに、
「電話はデッキでお願いします」
ふわふわふわふわっ!
というか、言うまでに何度も我慢した。
正確には勇気が出なかった。
どこかの会社の偉い人みたいで、
前の座席をくるっとひっくりかえして、
四人分の席を使って足を伸ばし、
携帯用のマイクを使って何度も電話していた。
ぐっすり休んでいた私は何度目を覚ましただろう。
が、しかしなかなか言えなかった。
先日スタッフと話していたのだが、
彼は電車の中で携帯でデンワしている人をみたら
必ずきちんと注意すると、いっていた。
なかなかできることではない。
これまでにも何度も注意したくて勇気が出なかった。
周りの人も何も言わなかった。
でも大人なんだから、そのあたりはきちんとしないといけない。
なので今日は言ったのである。
言われたおじさんはビックリした顔をして、
会釈をし、その後は静かにしていた。
しかし、こうして注意して報復にあい、事件が意起こったからなぁ。
なかなか間単にはいえないものだ。
難しいなぁ。
みんな勇気をもって注意するのかなぁ?

7月24日(火曜日)
人のテンポというのは面白いものです。
インタビューしたり、色んな人と会話しているとわかるのですが、
その人のテンポというのがあるのです。
昨日は斉藤和義さん、今日は宮本浩次(エレファントカシマシ)さん。
二人とも独自のテンポをお持ちです。
斉藤さんは喋り出すまでの時間があり、
質問をした後、暫くこちらからは言葉を発さない方が
人間性が出て楽しいものです。
間、というのがとてもその人の雰囲気を作るのです。
この<間>が斉藤さんは絶妙に素敵!
そして反対に質問してすぐ応えてくれるのが宮本さん。
取りあえずすぐに喋り出して、
話を探しながら途中で周りに妙に気を遣うのです。
すごいなぁ・・・と思うのはその質問に対する答えの反応の速さ。
人の話を聞いていないようでしっかり聞いていてくれるから嬉しい。
(時々今日みたいに遠くに行っちゃうこともあるけど・・・)
と、書きましたが、これも聞き手によって違ってくるから面白いものです。
速いテンポで次々言葉をかけられたほうが、気持ち良く色々話せる、
ということもあるわけで、
そうなると話す内容も変わってくるのかもしれません。
会話のキャッチボールというけれど、それは内容だけでなく、
リズムにも言えるのでしょうね。
「どうもこの人とは話しが弾まないなぁ・・・」
と思う時はテンポを変えてみましょう。
何かが変わるかもしれません。
また好きな人と上手く話せない・・・
というのも、緊張していつもの自分のテンポが
狂っているからなのかもしれません。
ふむ。
確かにヘタクソなインタビュー・・・と自分で思う時はテンポが違うものね。

7月23日(月曜日)
おでこに<ひえぴた>を貼ったスタッフ、
お風呂上がりのような赤い顔をしたスタッフ、
真っ赤になって半袖のあとがついたスタッフ・・・・
皆昨日の名残がありました。
なにかひとつのことを作り上げてほっとした顔の人もいました。
ステージを組み立てた人や
炎天下でずっと警備にあたっていた御手伝いの方々もいたんだよなぁ。
大丈夫だったかなぁ?この場をかりてありがとうございました。
という私も今はもうヘロヘロ。楽しんでいただけなんだけどね。
すぐにでもベッドに入りたい感じです。
なんだかな、子供の頃を思い出しました。
真っ黒に焼ければ焼けるほど嬉しくて、
朝から外に出たがったもの。
プールに入った後の電車の中の冷房が気持ち良くて、
うたた寝しちゃったりして。
あんな風に一生懸命遊ぶことがこの夏あるのかなぁ?
秋がくるまで思いっきり楽しみたいものです。

7月22日(日曜日)
終わってしまいました今年のミートザワールドビート!
様々なアーティストが出演してのイベントライブ。
一瞬たりとも見逃せないので、木陰に行こう!なんて時間もなく、
疲れた方も多かったでしょう。
仁井とKIYOMIさんと私は三人でステージに上がり、
簡単なご挨拶をしましたが、その前の打ち合わせは大騒ぎでした。
話が脱線するする。
二人は私だけテンポがあわないと思ったのか、
勝手に色々合わせて振り付けするし、
それを全く聞かずに私はよそ見しているし。
気が付いたら目の前に居たディレクターもいなくなっていました。
諦めたのでしょう。
三人が集まるのも珍しいのでそれだけで楽しいものです。
すっかり盛り上がったミートザを後にして802に帰るのは淋しいものですが、
今夜は桑田さんのスペシャルということで、
更に盛り上がってしまいました。
沢山のリクエストありがとう。
桑田さんは二時間では足りませんね。
わかっているけどかけたい曲がいっぱい。
今日かけた曲がこの夏の思い出に重なります様に・・・。
おやすみなさい。

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