今週のDIARY  7月 第2週

7月14日(土曜日)
地下鉄の駅で切符を買っていたら
「あの〜」と母と同じ年頃の女性が声をかけてきた。
「○○までいくにはどこでいくらの切符を買えばいいのでしょう?」
たしかに、わかりづらいのである。
路線図も入り乱れ、どこが行きたい駅なのか、何線になるのか、
販売機の姿も変わっている。
最近できた地下鉄の駅で、
最初に切符を買った時には私にもわからなかった。
オバサマは何度も私に御礼をいってくださった。
そういえば梅田の近辺で
ずら〜〜〜〜〜と販売機が並んでいる場所がある。
タクシーの窓から外を見ていたら、
おばあちゃまが一人でジュースを買おうとしていた。
ジュースを探していたのか、お茶が飲みたかったのかわからないが、
あまりにもその種類の多さに戸惑い、おろおろしていたのだ。
どれが炭酸で、どれがジュースでこれとこれはどう違うのか・・・
何度も自販機の前を行ったり来たりしていた。
よっぽどタクシーを降りようかと思う程、
その姿は胸をキューンと切なくさせた。
ほんのちょっと喉が渇いただけなのに、
そんなにオロオロするとは思わなかっただろう。
便利なようでいて、ちょっと不親切ということが増えている。
便利なようでいて、かなり複雑化している。
情報や種類が少なかったちょっと前は、もっと簡単だったものね。

7月13日(金曜日)
暑いなぁ。暑いよ。この家で初めての夏。
しかもまだ夏ははじまったばかりである。
最近気が付いたのだけど、なぜか夕方東の窓から明るい光が射し込むのです。
なぜだ??とおもって見上げたら、
隣の病院の半屋上(三階くらいの高さ)に
銀色のレフ盤みたいのがあるのです。
西日がそこに当たって、反射してこの部屋に入ってくるのです。
ふむ。暑いわけだ。
そしてもうひとつ気が付いてしまったのであります。
隣の病院の半屋上には、
なんと冷房の室外機がおいてあったりするじゃぁないれすか!
たまりませんの。
これでは暑いわけです。
空気も悪いのでしょうか?
試しに窓の外に向けて強力な空気清浄器を出してみましたが、
レッドサインにはなりませんでした。
ふ〜。三月の寒い日に「この家は暖かい。嬉しいなぁ・・・」と感動したが、
夏も暖かいのね。
たった一度だけ日本中で冷房を消したら、どれぐらい気温が下がるのか、
試してみたいなぁ・・・。

7月12日(木曜日)
暑くて目が覚めた。いつもより一時間も早く起きた。
そのお陰で可愛い龍之介の寝顔を見ることができた。
すやすやと眠っていて可愛いなぁ。
そういえば、何日か前に喧嘩をしたのか、目の上にあざを作っていた。
心配になったが「くっそ〜」と涙目でちぢこまっている姿を見て、
そのまま放っておいた。彼には彼の世界がある。
大人がすぐに口を出すのは良くないことだ。
静かに、でもしっかり見守ってあげよう・・・と思っていたのだ。
すっかり怪我も治っていた。
若いと治るのも早いのだ。すやすやと可愛い顔をしている。
しかしこの暑いのによく眠れるなぁ。
花に水をあげていたら、龍之介が目を覚ました。
お腹が空いたと叫んでいたが、ご飯はあげなかった。
彼には彼の世界がある。
容易に手を差し伸べてはいけないのだ。
その龍之介は今居ない。
もう12時だ。放っておいてもう寝よう。・・・・。
ふむ。ここまで書いて読み返してみて、ふと心配になった。
これは所謂<虐待>ではないかと思われ、話が広がり、
警察の方なんぞがやってきても困るので(来ないだろうけど)言おう。
龍之介は猫である。
動物保護団体の方がいらしても困るので、言おう。
よその家の猫である。
よく私の車の上で寝ているので、
可愛くて名前を勝手につけてしまったのだ。
今、気になって車を見てきたが、やはり居なかった。
泊まる場所はいくつかあるのだろうか?
彼には彼の世界がある。
そう思うと淋しくなった。罪な奴である。

7月11日(水曜日)
イチローではじまって、佐々木で終わった。
そうニュースでは言われるのだろうなぁ。
大リーグのオールスター戦を見ていた。
こんなに最初から意識して見ていた(途中ぬけたけど)のは初めてである。
すごいなぁ。一つの試合にドラマがいっぱいあった。
引退するリプケン選手のホームランや、
交代のために試合途中に行われた引退セレモニー。
アメリカという国はこういうことをとても大切にするなぁ。
一人の人間を尊敬し、称えること。
その為に試合を中断してもかまわないのである。
その人たちがいたから、皆野球で夢を見れたのだ。
そして試合中のハプニングでの選手の笑顔。
このお祭りを思いっきり楽しんでいいる感じだった。
見ていて気持ち良かったなぁ。
見終わって、外に出たら夏のお天気だった。
青空が大きかった。
梅雨明けである。

7月10日(火曜日)
日が長くなったなぁ・・・と新幹線の窓から流れる景色を見て思った。
大体新幹線の中では眠っているのだが、今日はなかなか眠れず、
ぼ〜〜〜〜っと窓の外を眺めていた。
突然トンネルに入って、自分の顔がガラスに映った。
びっくらした。寝ぼけた顔をしていたのだ。
無意識の顔って面白いなぁ。
そして恐いものだ。
よく他の人の顔を見て、難しい顔しているなぁ・・・とか疲れているのかなぁな
どと思うものだが、わたしも思われていたのね。きっと。
そういえば前に大阪でよくいく焼き鳥屋さんの女将さんに、
「新幹線でお見掛けしたんだけど、声かけられなかったのよ。
身体に気をつけてね」と言われたことがある。
そうか、よっぽど恐い顔していたんだろなぁ。声もかけづらいだろう。
あ、もうひとつそうか!
これまでナンパされなかったのはやはり恐い顔して歩いていたからなのだ。
でもこれは反対にいいことであった。
あ、もう一つあった。
新幹線でコワ面の男性に声をかけられたことがあった。
私の後ろに座っていたのだ。どうやら組の人(前に書いた<組の人大勢物語>の
前のことである)
家族の写真を見せてくれて、その中に<極道の妻たち>がいたっけ。
そしていろんな話を聞かせてくれた。なんであの人は私に声をかけたのだろう?
恐い顔が気に入られたのだろうか??
う〜む。これからはナンパする勇気のある人もいないだろうし、
やはりこれからはニコニコしながら歩くことを意識してみよう。
意識したら無意識の顔ではないなぁ

7月9日(月曜日)
井上陽水さんのライブを観た。最高!!なんて素敵。
言葉にすればするほど陳腐になるので止めておくが、
あ〜〜〜〜〜。溜め息です。
今日はこのまま何もせずに眠りに就きたい感じ。
ふ〜〜〜〜〜。(言葉にすると陳腐になるが、一応簡単にレポートかきます)
幸せな気持ちになったので、幸せな御夫婦に電話した。
親戚の二人は去年結婚し、今年の末にはBABYが誕生するらしい。
おめでと〜〜〜〜〜!夏の妊婦は暑くて大変だけど、
頑張ってね!!楽しみですねぇ・・・と言いたくて電話をしたのだが、
奥様から「青汁飲んでますか?」と言われ、
旦那様からは最後に「それじゃ!青汁飲んでね!」と言われた。
恥ずかしかった。
ふ〜む。青汁のイメージがついてしまった。
しかも今日は偶然にも青汁のCMが入っていて、ねらったかのようであった。
恥ずかしい。がやはり今日も飲んで寝よう。
ああ、陽水さんのライブに青汁。
いい一日である。

7月8日(日曜日)
ラジオは素晴らしい。
知らなかったことがわかったり、はっきりしたり・・・。
やはりアマノガワはあったのだ。
というか、本当はそれをこちらから提供しなければいけないわけで、
リスナーから教わっている私は恥ずかしいなぁ。
ありがとう&ごめんなさい。
それにしてもコブクロは面白い。
やりたいことをそのまま自分の中で隠してきて、ある日<やはり進もう!>
と切り開き始めた時の勇気は大変なものだったろう。
確かに一つのことを終わらせて、道のない所を進むのは大変だ。
二人の会話をきいて思い出したのは、
前にF1レーサーの亜久里さんが言っていた言葉。
「<○○になりたいんですが、どうしたらいいのですか?>
そんなことを人に聞いている様では駄目。
どうしたらいいか、そう自分で考えたときからはじまっている。
本当に考えたら、もうがむしゃらにそこに向かっているはず。
まず、自分がしなければいけないことを見つけて始めているはず」
ということを教えてくれた。
やりたいことがいっぱいあった私にはその言葉は心に響いたものだ。
進みたい所が見つからない時は、
好きなものを集めて夢をいっぱい見ましょう。
そして順に選択していけばいいのです。間違えたっていいじゃない。
長い人生それも勉強だ。
と思ってやってきた私はすべて中途半端な気もする・・・(説得力ないなぁ)

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