| 今週のDIARY |
3月 第4週 |
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3月24日(土曜日)
今日は朝から大忙し。開店と同時にハンズに入り、CD棚の板を買い足した。そのあと知り合いの結婚式に出席。知らない讃美歌が流れ、歌えなくて困った。でも結婚式はステキ。とても幸せな笑顔が見れるから。一度家に帰り、CD棚の制作をし、夕方パーティに出た。楽しかった。ここに居られて幸せ・・・と思った。誰かが幸せなスタートを切るときに一緒に居られる、呼んでいただけるというのは本当に光栄なことです。
帰って来てすぐ寝よう!と思った。疲れちゃったの。でもW杯の予選、イングランドVSフィンランドの試合を放送していることを知り、今見始めてしまった。イングランド、頑張れ!そう応援しつつ、明日は日本代表VSフランスの試合が朝から中継される。これも観ないと・・・。ああ、どっちをとるか迷っている。でも日記を書きながら今どうしようもなく眠い。こういう時自分で文字を書かないのは楽だなぁ。文字がふにゃふにゃ、だらだらにはならないもの。でもな・・・やっぱり明日の朝の為に寝ようかなぁ・・・。ああ・・もうだめ。目が閉じそうなので、おやすみなさいである。
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3月23日(金曜日)
新しい家にCDを移した。友達に手伝ってもらって、2トンのトラックを借り、CDと棚を移した。(トラックに乗って移動するのは楽しかったぁ!!)重いCDの箱を持って階段を上り下りするのが大変で、腿の筋肉を使っているのが感じられた。今、筋肉痛である。壁一面
の棚は、部屋が変われば大きさも変わるわけで、また壁に合わせて組み直すのは大変!棚板を買い足さないといけない・・・。なんといってもこのCDを早く棚に移さないと仕事ができない。頑張らないと!と気合が入った。男性女性、邦楽洋楽に別
けて、あいうえお順(ABC順)に並べている。この途中で「あ、このアルバム暫く聴いていないなぁ」と開いてしまったら最後、途中で作業が止まってしまう。でも、聴いてしまう。一枚一枚に、一曲一曲に色んなことが詰まっている。仕事の思い出やライブ、そして個人的な思い出。映画<Hi
Fedelity>では主人公の中古レコード屋の男性が<想い出順>に整理していたっけ。そんな風に並べられたらこれまた思いが深くなるんだろうなぁ。忘れられないことばっかりになっちゃう。そういえば昨日女友達と思い出話をして感じたのだけど、想い出は大切で、とても輝いているけど、これからもっと作っていかなきゃいけないんだなぁ。ジュディマリじゃないけど「想い出はそれだけじゃお腹が空くわ」である。そんなこと
を考えながら整理していたらあっという間に日が暮れてしまった。で、結局男性邦楽アーティストしか並べられなかった・・・。ああ、頑張らないと。
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3月22日(木曜日)
四月からNYに行ってしまう女友達に会った。お互い色々忙しくしているが、そんな一週間の中の、一日の中の数時間を無理矢理作った。私の場合、彼女と会うことは無理矢理ではなく、人生の中でとても大切な一時の為、何をなくしてもその時間を作りたかったのだ。お互い忙しさにまぎれて、ゆっくりと二人きりで会うのは何年振りかな?という感じになっていた。変わったようでいて、何も変わっていない・・・なんか久し振りに会う昔の恋人みたいな愛しさも感じてしまった。<今>の話や、政治の話、海に行った時の話、色々した。女友達って不思議ね。かけがいのないものでありながら、お互い自由で・・・・。素直に話ができちゃう。お店を出たところで「どっち(行くの?)?」と聞かれ、彼女の行く方向と逆を指した。その行動がなんとなく映画みたいだった。いつものようにHUGして別
れた。なんとなくもう会えないような気がした。それとは反対に永遠に付き合うヤツだとも思った。NYに行くだけなのにね。私が一人暮らしをした時に最も側に居てくれた人。初めて<女友達>とのあてのない旅に行った人。私の喜びも苦しみも知っている人。大切な人、である。なんとなくセンチメンタルになった日だった。次に会ったときはカッコイイ大人になっていよう!と思った。
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3月21日(水曜日)
箱を開けた。押し入れを整理していたら箱が出てきたのだ。そういえば月曜日のフラワーで<押し入れに入れっぱなしのものは?>と質問したら、みんな沢山のものを入れたままにしていた。<四角い箱>が入ったままという人がいた。恐いのである。なぜならそれは<お弁当箱〜おかず入り〜>だったから・・・。彼は「その日に帰ったら開けてみます」と言っていたが、どうなったかなぁ?心配だなぁ。で、私の箱。そんなに大きくない箱だが、中に色々入っていた。キャンドルスタンドやワイングラス、そして愛用のマグカップ。あれ?ということは今何を使っているんだ?あんなに毎朝ミルクティを飲んでいたカップなのに、すっかり忘れて違うものを使っていた。ひどいものだ。この二年間必要としなかったものだ。でも大切なもの。あれ?無くても気が付かないものを必要なもの、というのだろうか???・・・難しいことは考えるのをやめよう。綺麗に包まれたままの食器たちをそのまま箱にしまった。このまま引越しするのだ。胸がいたんだ。(引っ越したら一番に開けてあげよう。)押し入れは便利である。でも、なんでもそのまま押し込むのはやめよう!
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3月20日(火曜日)
<ドゥン、ドゥン、ドゥン、ドゥン・・・>車からもれるリズムの音である。信号待ちで私の車のとなりに止まった車高の高い車。あまりにも音が大きかったので、思わず見てしまったのだ。中では若い男の子が左手でハンドルを握り、右手に携帯を持ってメールの操作をしていた。危ないのである。恐いのである。そして助手席では金髪の女の子(勿論日本人)がにこやかな笑顔でパラパラを踊っていた。あぶないのである。こわいのである。
ドゥン、ドゥンというリズムは彼女の為にかかっていたのだ。信号が青に変わった。進んだ。次の赤信号でまた隣になった。覗くつもりはなくてもその大きなリズムが視線を運ばせる。運転席では若い男の子が左手で鏡を持ち、右手で髪を撫で付けていた。真剣である。顔がマジだった。恐いのである。危ないのである。
その隣では笑顔の金髪が、両手を順に前に伸ばして身体を揺らし、楽しそうだった。相変わらずパラパラである。真剣である。笑顔でありながらマジだった。こわいのである。
それにしても、この二人、会話は交わさないのだろうか?
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3月19日(月曜日)
トイレが好きだ。正確に言うと、食事に入ったお店でお手洗いを視察するのが好き。そのお店のセンスが見えるから。今日入った店ではガーベラ赤と黄)と桜の花が一緒に生けてあった。私ならしない組み合わせ。この場合、「ほ〜〜〜」と今後真似てみたくなるか、「う〜〜ん私は好きじゃない」となるかどちらかである。今日は後者であった。桜の花は繊細なのだ。強く、そして繊細なのだ。だから赤や黄の、しかもとてもシンプルな構成の花〜ガーベラと一緒にすると、どちらも生きないと思ってしまうのだ。なので、今日のお店はお手洗いでは失格!(でもお料理はおいしかった!)トイレに置いてある額に入った言葉や、カレンダーの言葉でどきっとすることがある。いつだったか、イルカがちょっと首を傾げてこちらを見ている写
真があった。その横には「どうしたの?」と言葉が添えてあった。ちょっとじーんとした。なんでもないことだけど、ちょと心に響いたのだ。そういう時だったのだろう。それだけでそのトイレが好きになった。でもそのお店は何時の間にか違うお店になってしまった。残念だなぁ・・・と思っていたとき、そのイルカと同じ写
真を見つけて買ってしまった。今はキッチンに飾ってある。ひとつの小さい空間であるお手洗いでも、そんな風に発見や心を動かすことがあるから不思議ね。自分の作った空間で何か心に優しく響くものがあるってステキ。そんな空間を自分の周りに作りたいものだ。
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3月18日(日曜日)
旅立ちにも色々あるもので、この四月からNYで暮らす女友達がいる。36歳にして前からの自分の夢をかけて向こうに一人でいくのです。かっこいいよね。彼女の場合英語もぺらぺらだし、友人もいるから大きな不安はないでしょうが、それでもいろんなものを置いて旅立つには勇気がいるでしょう。私なんてフランスに留学したい!とおもってフランス語を勉強していたのに、親に「女の子が一人で留学なんて・・・・」と反対され文句を言いながらもあっさり引き下がったりして。(もうフランス語は忘れた・・・情けないなぁ。)それでも自分のしたいことは叶えてきたから(まだいっぱい残っているけどね)、今の所自分の人生に後悔もしないし、あの頃に戻りたい!とも思わないけど、彼女の話を聞いて、まだなんにもしていないような気がしてしまった。幾つになっても夢があって、それを自分の人生をかけてゆっくり準備して形にしていく。そんな壮大な夢があるだろうか?あるんだけどね。大きすぎるかなぁ・・・とがっくりきては、いや、形にするぞ!と頑張ったり。少しは進んでいるのかな?と疑問をもったり。ずっとそんなことの繰り返し。でも生きているうちはトライしないと勿体無いんだな、と改めて考えるのでした。まだまだできることはいっぱいある!
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