今週のDIARY  1月 第3週

1月20日(土曜日)
今、雪が降っている(今日は東京なのだ!)。夕方 外出している時に降り始めた。歩いているときに雪が降ってきた!というのはちょっとワクワクする。部屋に帰ってからも時々窓を開け、雨に変わっていないかどうか確かめてしまった。部屋から外を見ると降っているかどうかよくわからないが、遠くの電信柱の周りはその灯かりの加減で静かに雪が落ちてくるのが、はっきりとわかった。なんとなく街も週末の賑やかさが消されていく感じ。静かな時間が流れている。子供の頃夜から雪が降るとドキドキしたものだ。明日積るかなぁ・・・なんて思いながらベッドに入り、時々そっと覗いたものだ。そして何時の間にか朝。カーテンを開けてあたり一面 真っ白!!なんてことになっていると、大喜びした。いつもは嫌がる朝刊を取りに行く役目も、自ら走って家の外に出たものだ。その時も思ったが、こんなに降り積もっても変わらず新聞は届く。明日も変わらず配達されているのだろう。新聞配達の方々は今、明朝のことを考えてガックリしているかもしれない。いつもありがとうございます・・・。なんだかな、今から外に出てみたくなった。誰かにも電話してみたくなる。静かに雪見酒、なんて素敵だろう。温めた赤ワインをポットに入れて、雪のなか静かに過ごす・・・なんていいなぁと思いながら時間が過ぎてしまった。まっ白だからこそ色んなことを考えられて楽しい。ま、これもたまに、のことだからでしょうね。

1月19日(金曜日)
朝からでかけて帰ってきたら、仁井聡子さんから電話が入った。思わずして楽しい長話になった(まじめな話が殆どだったけど、充実!)。暫くメールでの会話が続いた為、積る話も積もりすぎ、負荷がかかりすぎている状態だった。話しても話しても止まらず、「会いたいね〜」とお互いに言葉にした。ならば会えばいいのだ。こんな一時間も話しているのだから。そこで仁井がご飯を食べに来ることになった。わ〜い!!と喜ぶのもつかの間、掃除も買い物もこの一時間に終 わらせる予定だった私は、焦った。冷蔵庫には何も入っていない。とりあえずご飯をとぎ、冷蔵庫の中のありとあらゆるものを取り出した。準備をしていると、仁井は白いダッフルコートを着て可愛い姿で登場した。私が男性なら、<な、なんて可愛いんだ!>と思ったに違いない。でも私は女なので、コートを褒めた。(でも可愛かった。)どうしようもないご飯だったが、仁井なので許してくれた。私が新妻で、仁井が旦那様ならきっと「有り合わせで作れるなんて素敵じゃないか!」とフォローしてくれたことだろう。でも仁井は私の心友なので、言葉にせずに喋りつづけながら食べてくれた。(でもおかわりはしなかった・・・)散々話して、仁井はまた白いダッフルコートを着て帰った。私が妹で仁井が姉なら、きっと翌日はあのコートを横取りしていることだろう・・・。

1月18日(木曜日)
今世紀最初の焼き肉を食べた。焼き肉デーは自分にご褒美をあげるときや、誰かの誕生日など、特別 な時の食事である。今日もそんな日だった。とても満足した。というのも、いつも焼き肉は<普段食べない量 をお腹に入れてしまう>野蛮な食べ方だったが、今回はカッコイイ頼み方だったのだ。
そう言えば丁度一年前にも焼き肉を食べた。その時、私たちの後から入ってきた大人な二人(確実に年上だった)が、お酒をたのみ、そして石焼きビピンバを食べて、それだけですっと帰っていったのだ。焼き肉屋に来て、石焼き〜だけで帰るなんて、とても<気楽に焼き肉屋を利用している大人>にしかできないことだ!!年中来ていないと、そんな勿体無いことはできるはずない!!それはそれは大人な焼き肉だった(正式には肉は焼かなかったので焼き肉ではない)。それが心の何処かに残っていたのか、今回は食べる量 を考えよう!というのもテーマだった。
<特上タン塩、特上カルビ、生レバー>を各一人前ずつ(これまではいろんなものを二人前ずつだった)、キムチにサラダ、そしてユッケジャンスープひとつをオーダー。丁度良い量 だった。これぐらいでお腹はいっぱいになるのだ。と気が付いた。特上物を少しずつ・・・それは大人である。流石に、石焼きビピンパが大好きな私でも、それだけで帰ることは身体が許さなかったが、とりあえず<さり気なく焼き肉屋に寄る>に近づけた気がした。次の特別 な日が楽しみである。(全然<さり気なく寄る>にならないなぁ・・・)

1月17日(水曜日)
<子供は宝です!>産まれたばかりの赤ちゃんがさらわれ、やっと自分達の所に無事帰って来た時のお父さんの言葉。心からそうおっしゃった言葉が胸に響いたのは月曜日のこと。とても優しい顔をしていた。今日はまた眉間に皺がよるニュースをきいた。子供に火傷させた母親。ニュースで流れたのはそれだけではない、酷い内容だった。どうして赤ちゃんが大人の勝手に振り回され、傷つかなければいけないのだろう。子供を産んだことが無いので私も大きなことは言えないけれど、子供は傷つける為に産むのではないと思う。それなら子供を作るべきではない。<子供は宝物です>という言葉が胸に刺さる日だった。

1月16日(火曜日)
エレベーターが寒かった。802のあるビルのエレベーターだ。帰る時ひらぱ(フラワースタッフ)とゆうこちゃん(SJHRすたっふ)がお見送りしてくれた。エレベーターの扉が開いたら、す〜っとした空気が流れ出た。そして中に入ったら物凄く寒かった。ので、二人にも乗ってもらった。この寒さを体験してもらおう、と思ったのだ。二人も素直に「じゃぁ下までご一緒に・・・」といってくれた。楽しそうに見えた。エレベーターの中で「どうしてこんなに寒いのかしら?」と質問したら、「そりゃ、暖房が効いていないからでしょう」と静かに答えられた。確かにそうだ。と思っていたらゆうこちゃんが「でも802は冬でもずっと冷房かけているんですよね!寒いですよね」と当たり前に、いつもの通 り可愛い笑顔でにっこりと言った。「そんなことないわ、この寒い時期に」と言ったら、「え?!私ずっと信じていました・・・」とガックリしてた。どうやら誰かがウソをついたらしい。それをずっと信じていたのだから不思議だ。寒いエレベーターは無事下まで到着し、別 れを告げた。二人はエレベーターに乗ったまま、笑顔で上品に手を振ってくれた。そしてまた上がっていった。上がっていくエレベーターの中で「どうして私たちまでエレベーターに乗ったのかしら??」と不思議に思っていないところが、彼女たちのいいところだ。私たちは仲がいいのだ。

1月15日(月曜日)
大人になるって大変だなぁ・・・と今感じている。確定申告だとか、国民健康保険が高い!だとか、そんなことでブツブツ言っている私は、最近の友達の悩みを聞くと取り残されているような、そんな感じさえしてしまう。家のこと、彼とそのお母さんのこと、子供のこと、旦那様のこと・・・。皆大きな問題に直面 。それを聞く度に何も言えなくて、自分の不甲斐なさにガックリする。そんなこと言っている私も周りから見ればアタフタしている時があって、きっと「悩んでる な〜」なんて思われていたのかもしれない。幾つになっても悩みはつきないものよね。
それにしても女友達と話していると話し方が変わることに気が付いた。オバサンになった時があったのだ。ギャルとは違う語尾の伸ばし方が生まれ、やたら「そうでしょ〜」とか「なのよ〜」なんて言っている自分が居たのにはビックリ、ガックリである。しかしこれは相手によって変わるもので、何にも変わらず、むしろ昔に戻る友達もいるのだ。はずむような明るさがすぐに現れ、二人の会話のバランスが思い出されると楽しく弾んでいくのだ。なので内容が淋しい話でもなんとなく楽しくなり、最後には明るく楽しくなるから不思議。「バイバイ!」の最後の一言までテンポとニュアンスがぴったりあって、よし、頑張ろう!と思えるのだ。う〜ん・・・。先日悩みを聞いてあげた友達には悪いことをした。悩みを聞くときは気をつけないといけない。お互いの相乗効果 でオバサンにならないように注意し、心地よく会話を交わす!これも悩み相談の秘訣なのかもしれない。

1月14日(日曜日)
こんなに反響があるとは・・新髪型に沢山のお言葉ありがとうございました。特にどうってことない髪型です。色がね、茶パツですから、その点私としては新鮮なのですが。ま、たいしたことない。なのにこんなに騒いで申し訳ございません。でも面 白いのでまたいつか違う頭とか、変な格好でホームページに登場しようかな?何て思ったりして。あまりDJの顔というのは見えない方がいいわけで、見えちゃうと想像と違ったりしてガックリするものです。今日もそんな書き込みありました。ま、ホームページにちょっと古い写 真も載っているので全く違う、ということにはならないでしょうが・・・。そういえば、全く違う人の写 真を送ってこられて「美樹さんですよね!」ということもありました。違います。といっても送った方はそれを私と思っているのです。まがい物には注意してください。なんてったって<かとうみき>というイラストレーターや写 真家、そしてアイドルもいたということですから(皆別人)。面白いのは病院で「かとうみきさん!!」と呼ばれ、出ていったらおばあちゃんだったり、もっとすごいのは同じような年齢の二人が現れ、看護婦さんが「え〜と・・・3月26日生まれのかとうみきさんは?」と聞かれ、二人とも「はい!」と答えたこともありました。びっくりです。きっとどこかで「カトウミキがお送りしています」という度に「なんだかなぁ〜」と思っている方もいるのでしょうね。てなわけでまた髪型が変わったら写 真を載せます。ではおやすみなさい

BACK