物見遊山
門上西林 物見遊山 【#218/2020.12.05】[12.5 sat]
毎月最初の土曜日のトークテーマ『映画』
今回は<2020年、劇場で観て印象に残った作品>
●今夜の選曲●
<西林選曲>
Cucurrucucu Paloma / Caetano Veloso
<門上選曲>
Dancing In The Dark / Bruce Springsteen
●ラストソング/テーマ「コート」
セレクター:西林初秋
ハーバー・ライト (港の灯) / 谷村新司
門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は門上さんです。
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今年観た映画は40本、うち映画館に足を運んだのは16本である。印象的は作品は「ある画家の数奇な運命」がダントツだ。
そして「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの誕詩(Ballad)」。岩手県一関市にある伝説のジャズ喫茶「ベイシー」のドキュメンタリーである。店主の菅原正二さんは、ジャズを愛し、オーディオを愛ßし、JBLをこよなく愛した。そこに集うジャズメン、ジャズファン、オーディオファンなどの姿を通してこのジャズ喫茶は語られる。
レコードというものに対して一人の男が、どのように人生を費やしてきたか。この映画を見ていると、主人公である菅原正二という男性に対する興味が湧いてくる。
鑑賞後、数年前に訪れた「ベイシー」で購入した「ぼくとジムランの酒とバラの日々」を再び読みたくなり、ページを繰っていた。
<門上武司>