THE MAGNIFICENT FRIDAY
「夏野菜の冷やしおでん」をご紹介♪[8.14 fri]

「大関 マイスターズ・チョイス」のコーナーでは、
大阪天満宮東にある煮込み料理とカレーの店
「iMoKiN」のオーナーでライターの沙羅さんにお伺いした
旬の食材を使った、日本酒に合う一皿
「夏野菜の冷やしおでん」
材料(参考/4人分)
トマト...小ぶりのもの4個
ズッキーニ...1/2本
オクラ...4本
トウモロコシ...1本
パプリカ...1/2個
キノコ(シメジなど)...1房
ブイヨン...適量
うすくち醤油...適量
粗挽き黒胡椒...適量
分量は目安です。
たくさん煮て、冷蔵庫で保存すれば、
2、3日はおいしくいただけます。
作り方
トマトはヘタをナイフでくり抜き、おしりに十字の切り目を入れます。
ズッキーニは縞模様になるようピーラーで皮をむき、
1cmほどの輪切りにします。オクラは塩をふって板ずり
(まな板の上で転がす)し、うぶ毛を取ります。
トウモロコシは1/4にカット。パプリカは細切りに、
キノコは石づきを取ります。
鍋に1リットルから1.5リットルの水を入れて強火にかけます。
ブイヨンとうす口醤油を入れ、煮立ってきたら夏野菜たちを入れ、
再沸騰したら火を弱めて2分から3分ほど煮て火を消します。
あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。
冷たくした器に夏野菜を盛りつけ、ブイヨンスープを注ぎます。
粗挽き黒胡椒をふりかけたら、夏野菜の冷やしおでんの出来上がり。
アレンジメニューを一つ
湯がいて冷水でシメたカッペリーニを器に盛り、
その上に夏野菜のおでんを盛りつけます。
スープを注いだら、夏野菜の冷製カッペリーニです。
麺を食べるときに味が薄いと感じたら、
ワインビネガーや柚子胡椒などを足してみてください。
味が変化しておいしくいただけますよ。
ポイント
◎夏野菜は体を冷やしたり、利尿作用があったり、
過剰な塩分を排出してくれたりと、夏の体に効くものばかり。
◎煮る時間はお好みで。
生でも食べられるものが多いので、煮すぎない方がいいです。
◎ズッキーニはキュウリに似ていますが、
ウリ科ではなくカボチャ科。煮ても焼いてもおいしく
いただけますが、生で食べるなら、
薄切りや千切りにしたり塩をふってエグ味を出すなどの下処理を。
◎ブイヨンはマギーブイヨンやコンソメの顆粒、
またはキューブを使うと便利ですが、お好みのものをどうぞ。
◎カッペリーニはパスタの中でも1.3mmほどと細い麺
(メーカーによって定義が異なります)。
冷製パスタにすることが多いようです。
ゆで時間が短いので、夏の調理にぴったり。
◎「うすくち醤油」を使うのは、スープに濃い色をつけたくないため。
こいくち醤油プラス塩でもOK。