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COCOLO Earth Colors -KOREAN-

【インタビュー全文公開】2025年7月28日放送 SE SO NEON & Bek Hyunjin インタビュー #CEC765[7.31 thu]

<< お待たせいたしました!!>>

7月14日と28日の KOREAN Edition では、
先月6月21日(土)、22日(日)
韓国・仁川にて開催された
『ASIAN POP FESTIVAL 2025』
特集をお届けしました。

FM 802のDJ 土井 コマキさんのお誘いで
DJ ユニも参加し、出演した4組のアーティスト

・SILICA GEL        (シリカゲル)
・SE SO NEON     (セソニョン)
・Bek Hyunjin  (ペク・ヒョンジン)
・Chang Kiha        (チャン・ギハ)

にインタビューを敢行。

14日の『ASIAN POP FESTIVAL 2025』
特集Vol.1 では
SILICA GEL(シリカゲル)と
Chang Kiha(チャン・ギハ)さんのインタビューを。

今週28日のVol.2 では
SE SO NEON(セソニョン)さん、
Bek HyunJin  (ペク・ヒョンジン)さん
のインタビューをオンエアしました。

Vol.1 に引き続き、Vol.2 のインタビュー内容も
全文日本語訳にしてブログに残します。

ぜひradikoタイムフリーと併せてお楽しみください!

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【SE SO NEON’s Interview Part】
https://radiko.jp/#!/ts/CCL/20250728192317


★SE SO NEON :ファン・ソユン

Q1. 今まさに「Asian Pop Festival 2025(以下、APF)」
(6/21)のステージを終えらましたが、
今回ご参加されていかがでしたか?

ー実はこのAPFに、昨年は遊びに来ました。
パフォーマーとしてではなくただステージを
楽しみに訪れたんですが、その時すごく楽しかったんですよね。
それで今年韓国でフェスに出演するなら
ここで出来ると良いなと思っていたんですが、
有難いことにオファーをしてくださって
今日のステージに立つことが出来ました。
そして今回特に良かったのは、近々ニューアルバムの
リリースを控えていて、新曲をすこし
お届け出来たのがひと際楽しい経験となりました。
 
Q2. このインタビュー収録日を基準に、まさに昨日、
新曲を発表されましたね!この大切な曲のタイトルを、
直接ソユンさんの口からお聞かせいただけますか?

ーはい!新しくリリースした曲のタイトルは、
「Remember!」。「リ・メン・バー」でございます。(笑)
 
(DJ:そこにビックリマークが付くんですよね!)
 
はい、そうです!
 
Q3. この「Remember!」という曲は、坂本龍一さんとの
お別れを通して抱いた感情を歌にされたとか…?

ーはい。ただ実はそれを全面に出すつもりは
なかったのですが、曲について明確に説明するためには
言及せざるを得なかったんです。
結局は「私は誰なのかということを思い続けよう」、
「私は誰なのかを忘れないでおこう」というメッセージ
なんですが、そういった思いに至らせてくれたのが
あの出来事だったと思います。
 
Q4. ではソユンさんの人生において、坂本龍一さんとの出会いは
どのような意味であり、今後どう影響していくと思われますか。

ーある瞬間の出来事を挙げてみると、その時のことは
今でもはっきりと覚えているんですが、私にある衝撃が走ったんです。
生きてきて初めて感情が撃破する瞬間というものを味わいました。
そしてそれは、悲しみや苦痛というものではなく、何というか…、
忘れないでおこう、この人を忘れるな、この人が私に捧げてくれた
あらゆる経験と姿勢を忘れないでおこうという衝動が
感覚的に押し寄せてきました。
 
Q5. SE SO NEONの音楽はそういった奥深いところへと
連れて行ってくれるように感じます。
なので、最近制作されている楽曲はまたどういった過程を経て
生まれ出てくるのかが楽しみです。
近頃は海外暮らしをされていますが、どういった環境で過ごしながら、
どんな素材集めをされていますか?

ー実は、近々リリースする「NOW」というアルバムを制作しながら、
本当にたくさんの空間を渡り歩きました。国だけでなく
国ごとのそれぞれ違う空間たち、そして感情たちを
できるだけたくさん経験しようと努力しました。
なぜかというと、このアルバムの起源は「君の家はどこなのか。
いま君はどこに居るのか。」という強いクエスチョンから始まったんですね。
そして最終的にこのアルバムは、その答えを見つけ出すための
過程だったのではないかと思います。
 
Q6. その答えはまだ見つかっていませんか?

ー答えは、このアルバム制作を締めくくりながら
見つけたような気がします!ただ、それを言葉にして表現できるかは
分かりませんが、今後SE SO NEONがお届けする音楽と
姿から感じ取っていただけると思います。
 
(DJ:今後の活動に期待が高まります…!
    また、日本での公演もぜひ…!)
 
私にとって日本での公演は本当に楽しいことなので、
どうか少しでも多くの日本のファンにお会いできたら嬉しいです!
 
Q7. 今回のセットリストから一曲届けしようと思うのですが、
すぐに選曲は可能ですか…?

ー「Remember!」でもいいですか?

(DJ:もちろんですよ!)

今日はこの曲についてのお話を沢山したので…(笑)
 
では改めまして、曲紹介と、リスナーの皆さんへ
ごあいさつをお願いいたします。

ニューシングルの「Remember!」という曲で、
きっと気に入っていただけると思います!
とてもイージーで明るい曲ですので、
楽しんでお聴きいただけると嬉しいです。
今日はインタビューを聴いてくださってありがとうございます。
近いうちに日本でお会いできますように!ありがとうございます。

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【Bek Hyunjin’s Interview Part】
https://radiko.jp/#!/ts/CCL/20250728193518


★Bek Hyunjin

Q1. ペク・ヒョンジンさんは画家、ミュージシャン、
俳優としてご活躍されており、あらゆる世代と
あらゆる分野の方々とお仕事をされていますが、
それぞれでモードが違ったりするのでしょうか?

ーそうですね。自分をシステムだと捉えるなら、
そのシステムのなかで「音楽」というアプリケーション、
「芝居」というアプリケーション、
「美術」というアプリケーションを
運用しているものと言えるでしょう。
ミュージシャンのモードのときは、
シンガーソングライターとして家で制作作業に取り組み、
演奏する際にはバンドとの人間関係が一番重要に
なってきますので、そういったところに神経を注ぎます。
1995年のステージデビューから30年が経つんですが、
「今」について言うならば、今の自分の身体と心に合う
演奏をしたいので、自分の状態に気を掛けていますね。
 
Q2. では同じ曲を披露するにしても、その日の
ステージごとに表現なども変わってくるのでしょうか。

ーはい。我々は即興的な部分が割と多いので、
演奏するその当時の状態やその日の気候までもが、
大きく関わってきます。
 
(DJ:老舗の料理のような感じでしょうか。
    その日その日のコンディションによって…)
 
ええ、そうです。同じメカニズムだと思います。
 
Q3. 今日(6/22)の「Asian Pop Festival 2025」の
ステージに挑むにあたって楽しみにしていることは?

ーバンドメンバーと楽しく演奏すること。それが一番大事ですね。
いつでもそうですが、無理なく、楽しくステージで演奏することが
一番の楽しみです。そして観客のみなさんにも
楽しんでいただけたらいいですが…(笑)、
それは僕の望み通りになるとは限りませんね。(笑)
 
Q4. きっと楽しいステージであるはずなので楽しみにしています!
そして最新アルバム「ソウルシッ(ソウル式)」についてもお伺いします。
アルバム制作に長い時間を費やされたそうですが、
この大作を世に放つときどんなお気持ちでしたか?

ー「果たして終えられるだろうか…?」(笑)。
作業期間はその思いでいっぱいでした。
レコーディング後、プロデューサーそしてミキシングを行う
エンジニアとしてマスタリングに2年を費やしたんですが、
共に演奏したミュージシャンや事務所の人たちからも
「彼は果たしてやり遂げられるだろうか」と心配されましたが、
なんとかやり遂げ、先日無事にアルバムをリリースすることが
出来てホッとしています。
 
Q5. 大切に聴かせていただいてます。
ペクさんの楽曲を聴いていると、日本に居ても韓国の香り・
においや風景、記憶が思い浮かんで、とても立体的な鑑賞が
楽しめるのですが、感覚を研ぎ澄ますために
やってらっしゃることはありますか?

ー僕の仕事って基本的に技術や感覚を使うものなんですが、
ミュージシャン、画家、俳優としての人生を長く生きてきたので、
訓練や経験してきたものが上手くリンクして
作用しているとおもいます。
 
Q6. 感覚を訓練するために訪れる場所などはありますか?

ーわざわざどこかを訪ねていくことは無いんですが、
かつて町の地面を眺めていたことはありました。
僕がインスタグラムを始めた頃の写真をご覧いただくと、
2~3年間は地面の写真ばかり載せています。
時が流れて気が付きましたが、その時の経験が物凄く
大きな訓練だったと今は思っていて、ただそれが
どんな訓練になったかを言語で表現するのは難しいですね。
 
Q7.  暑い夏の到来ですが、ペクさんなりの
涼み方があれば教えてください!

ー冷たい水でシャワーするのが一番ですね!
 
(DJ:冷たい水でさっぱりと…!!
    一番シンプルかつ確実な方法ですね!)
 
僕がオールドスクールなもんで、そういった方法になっちゃいますね(笑)
 
Q8. 今回のセットリストから一曲届けたい曲のご紹介と、
リスナーの皆さんへごあいさつをお願いいたします。

ー「숲길(Into the Woods)」。この曲はあとから思うと、
僕はなにか大きな喜びを表現したかった、その喜びの感情を
記録したかったんだろうなと思っています。
さておき、僕は大阪にはまだ一度も行くことができていません。
実はパンデミックになる前に、このフェスのプログラマーの一人である
八幡さんの企画で大阪に行くはずだったんですが、
日程も決まっていたのにコロナ禍になってしまって
白紙になったんですよ。なので…、
(すこし照れながら)大阪にぜひ行きたいです。(笑)
 
(DJ:近い未来に、ぜひ大阪公演が叶うことを願います…!!)
 
ありがとうございます。
(日本語で)「さよなら!」


 
Translation : DJ YUNI

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7月28日の番組をradikoタイムフリーで聴く↓
https://radiko.jp/#!/ts/CCL/20250728190000