CIAO 765
覚えられるか二十四節気[11.25 mon]
Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
月曜から木曜の朝の番組を担当していると、一日のスタートだというタイミングなんで、「今日は何の日」であるとか、「占い」であるとか、そういうトピックも情報としては必要だろうなと思いながら紹介しています。ただ、こういうのは、ありとあらゆるメディアでやっていることなんで、僕としてはそこに「ひねりを加えてなんぼ」だろうというスタンスで続けております。はっきり言って、ひねりが過剰の域に達しているという意見もありますがね。ふふふ。
そんなこんなで、記念日ソムリエと人に言われるようになり、最近では散髪に行くと担当の美容師さんから必ず「今日は何の日ですか?」と聞かれるようになっている状態です。
がしかし!なんですよ。記念日には盛んにツッコミを入れている僕も、こればかりはツッコミようがないのが、二十四節気というやつ。季節の移り変わりをそこそこ頻繁に教えてくれる言葉たちですが、今の季節感とズレてきていることもあり、そもそもあまり意識せずに大人になってしまったもので、疎いことこの上なく、いつまで経っても覚えられずにいます。
そんな僕の密やかな悩みを楽しく解決してくれそうな本が出ます。現代日本のショートショートの旗手、田丸雅智さんの『24のひらめき! と僕らの季節』。僕は昔から交流があり、家に何冊も持っていまして、毎度毎度、その発想力と企画力に恐れ入るばかり。これまでも、都道府県をめぐるような小説集もあったんですが、今回はそう、二十四節気なんですよ。
これは前から順番に読む必要もないだろうから、とりあえず、一番近い「小雪」から、この小説集を読むとしよう。二十四節気が来るたびにページを開いて、1年かけて読み切るのも面白いかも。
今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時まで、よろしくです。