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CIAO 765

憧れに触れて夢見心地[10.15 tue]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

憧れの人に会えるというのは、間違いなく、人生におけるきらめきのモーメントのひとつ。イタリア、ナポリから京都音楽博覧会にやって来た鬼才の音楽家ダニエーレ・セーペさんです。

僕が彼を知ったのは、まず映画音楽。仲間と一緒に面白いからと買い付けたイタリア映画『フィルムがない!』(Il caricatore)という作品がそれで、うだつのあがらない映画好きの青年3人が自主映画作りにバッタンバッタン七転八倒するコメディーです。そこにたいへんユニークな音楽を書き下ろしていたのが、この方ダニエーレ・セーペ。

この字面、どっかで見たことがあるな… もしかして… あ! 僕、この人のCD持ってるんちゃう、僕!? ラックを確認するとありました。『Jurnateri』(ユルナテーリ)という2001年のアルバムでして、買って楽しんでいたんですが、自分の買い付けた映画にまさかサントラで参加しているとは思わなくて、最初は結びつかなかったんです。それがつながって大興奮。

その後何年かしてくるりの岸田さんと親しくなって(繁さんもあこがれの人でした)、ダニエーレ・セーペが共通の話題に。同じアルバムを持っていたんですね。そこからまた時が流れて、くるりとセーペが一緒にシングルを出すことになるなんて、感無量。そして、僕もたくさんお話できて、なんかもう、夢見心地でした。またご一緒したいから、今度はナポリに行きたいなぁ。

今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。