CIAO 765
新訳で蘇るアルジェント動物三部作[9.30 mon]
Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
おどろおどろしいビジュアルがドンと来て、目を引くというか奪われますね。去年、僕が仲間の柴田幹太くんと一緒に自伝『恐怖』を翻訳出版した、イタリアが世界に誇るホラー映画の巨匠ダリオ・アルジェント。彼の初期の「動物三部作」と呼ばれる作品たちが、イタリア本国で修復されたフィルムをもとにした美しい映像と音、そして、何より、新しい字幕でお目見えすることになりました。ここ重要。ニュー字幕!
海外の小説でも、ベストセラーになったものや文学的価値の高いものの新訳が出たって話をちょくちょく聞きますよね。映画だって、かくあるべし。僕はそう思っていただけに、今回この字幕制作の依頼を受けた時に心躍りました。やったるで。そうやって地道に3本、こちらも僕と柴田幹太くんの自伝翻訳コンビで手掛けたものが11月から映画館のスクリーンにお目見えします。しかも、ダリオ・アルジェントのことならなんでも知ってると言っても過言ではない、アルジェント研究会の代表である矢澤利弘さんが監修です。心強いったらありゃしない。
実は、僕はこの初期作品こそ好きなんです。そりゃ怖いところも痛いところもありますが、ジャッロと言われるイタリアの探偵もの警察もの、要するにミステリーの色合いがストーリーラインに濃いので、アルジェント入門にもうってつけですよ。
詳細は、こちらの公式サイトをチェック!
https://animal-trilogy.jp
今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時まで、よろしくです。