CIAO 765
炎の人 in 信楽 #まちゃお765[2.17 mon]
Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
昨日まで京都国立近代美術館で開催されていたイタリアの陶芸の巨匠、ニーノ・カルーソ展。番組で取り上げるために取材がてら鑑賞してきたわけですが、その時に知ったのは、カルーソのデザインした建築物が信楽にあるのだということ。
連続テレビ小説の舞台も信楽だし、子どもの頃以来ご無沙汰だしというわけで、金曜日に車ですいすい遠足気分でたぬきの町へ行ってきました。
大小様々なたぬきたちにやぁやぁと挨拶をしつつ、おいしいおそばをずるずるすすり、目指した目的地は、滋賀県立陶芸の森。
なんでやねんとすぐさまうなだれたのは、メインの陶芸館が冬期休館中だったってことなんですが、それでもカルーソの建物は屋外、そのあたりでは一番高い丘の上にあるので、良しとしよう。
あいにくの小雨がそぼ降る中、たどりついたのは、星の広場と呼ばれる、景色の抜けの良いところ。コンクリート打ちっぱなしで星を見るために作られた、その建築物も良かったんですが、その丘の上には、かつて信楽に滞在して、作品を作っていった外国人アーティストたちの作品がそこここに展示されていて、これが素晴らしかったんです。
異彩を放っていたのが、この写真の「炎の人」(il signor del fuoco)。カルーソと同じ、イタリア人アーティストの作品でした。シュールでしょ?
春からはまた陶芸館の展示が再開し、リサ・ラーソン展がその幕開けらしいんで、またやって来ようと再訪を誓った小旅行でした。思ったより近いぞ、信楽!
では、今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時までよろしくです。