CIAO 765
『世界は終わらない』の終わらない余韻 #まちゃお765[1.28 tue]
Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
毎週木曜日は放送終了後に番組のミーティングがあるんですが、その前にといそいそ向かったのは、天神橋筋商店街の最寄りの本屋さん、西日本書店。9時頭のToday’s Viewのコーナーでジュンク堂書店姫路店の角石さんが紹介してくれた益田ミリのコミック『世界は終わらない』を買うためでした。
角石さんの推薦文をラジオで読み上げながら、これは絶対に僕が好きなやつだと思ったら、やっぱりそう。主人公は書店勤務の土田くん、32歳、独身。ページをめくりながら、彼の行動原理にうなずくことしきり。好きな本の趣味も似通っているし、仕事に対する考え方、恋愛における価値観、さらには誰かの死に対する姿勢が、ダメなところも含めて、あぁ、わかること、わかること。
なんかしみじみきちゃったし、土田くんを応援もしたくなるし、引用されている本の数々がすばらしいうえ、巻末にはリストも掲載という親切設計。週末に一気に読み終えちゃいました。でも、きっとまた読み返します。もともと好きだったけど、益田ミリさんは信頼できる書き手だなと再認識。
改めて、僕からもオススメですよ。幻冬舎文庫から出ている『世界は終わらない』は、本体価格540円で販売中。読書を終えても、終わらない余韻に満ちている僕です。
では、今朝も、聴ける範囲でのおつきあい、11時までよろしくです。