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CIAO 765

もしもし、どなたが読みますか? #まちゃお765[10.8 tue]

Buongiorno a tutti! (ボンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

生放送が終わると、僕は京都へ戻って、自分の会社のある木屋町のチルコロ京都で翌日の準備をするんですが、すぐ南隣にある旧立誠小学校は、ホテルに生まれ変わるために長い改装工事に入っています。かつて文教エリアだった名残を消したくはないと、高瀬川沿いには、臨時の図書館が設置されていて、カフェも併設されているのはご存知でした?

もし近くを通ることがあったら、立ち寄ってほしいのが、工事のフェンスを活用しての、青空図書室。京都や映画関連の書籍が野外の棚に並び、前にはチョコンと椅子が。ちょっとシュールでいて、ホッとできる空間になっているんです。

それを見て僕が思い出したのは、先月、12年ぶりのイタリア里帰りで目にした光景。人口数千の田舎町にかつてあった電話ボックスが、今ではミニ図書館として再利用されていたんです。ユニークだなと思ったのは、そこにこんな文言があったこと。

Pronto? Chi legge? (プロント? キ・レッジェ?)

訳すと、「もしもし? どなたが読みますか?」

電話での決り文句をモジッてあったんです。どうせ撤去されるならと、文化的に再利用する姿勢には好感が持てましたね。

今朝も11時まで、聴ける時間だけでもちろん結構。「もしもし?」なんてアクセスしてくれたなら、なお結構。ま、電話リクエストは受け付けていませんが、とにかくおつきあいのほどよろしくです。