物見遊山
物見遊山 【 #4/2023.10.28】[10.28 sat]
【今夜のゲスト】
立命館大学 食マネジメント学部 副学部長 和田有史さん
【トークテーマ】
ラーメン・お肉・お寿司、それぞれの魅力
【選曲】
*和田有史
初恋に捧ぐ / 初恋の嵐
*門上武司
What A Difference a Day Made / Jamie Cullum
【放送後記】-------------------------------------------
和田先生の好みはラーメンであった。しかし、単に食べるだけでなく「すする」という日本人固有の特性に言及されるのは流石だと思った。これは日本酒の飲む方にも通ずるものがある。食べ物が口の中に残っている状態で、酒を口に入れるのは日本人だけ。ワインは料理を食べた後に口に含みマリアージを楽しむ。しかし、日本酒は白ごはんと同じ役割で、口の中で料理の味を変化さすのである。これは日本人が得意とする口中調味の現れでもある。ラーメンから色々な発想が飛び出し、それが一つの食文化論になる。食べることは楽しい。
(門上武司)
今宵も夜更けは……『物見遊山』へ。[10.28 sat]
土曜日深夜23時30分は『物見遊山』の刻限でございます。
本当にいいもの、美味しいもの、
刺激的なことを探し続ける門上武司が、
“今”気になっている人にインタビューします。
今夜は立命館大学 食マネジメント学部 副学部長 和田有史さんをお迎えします。
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●門上武司(かどかみ たけし) プロフィール
http://www.geode.co.jp/profile/
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『物見遊山』を、FM COCOLOを、時間や聴取エリアに関わらず、聴くことができます!【radiko.jp】ネットでラジオが聴けるインターネットサービス「radiko」。1週間前まで、さかのぼって番組が楽しめる「タイムフリー」も大好評!詳しくはこちら…… http://radiko.jp/
物見遊山 【 #3/2023.10.21】[10.21 sat]
【今夜のゲスト】
立命館大学 食マネジメント学部 副学部長 和田有史さん
【トークテーマ】
おいしい脳を解剖する
【選曲】
*和田有史
Manic Depression / The Jimi Hendrix Experience
*門上武司
Besame Mucho / 小野リサ
【放送後記】-------------------------------------------
今夜のゲストは立命館大学食マネジメント学部副学部長の和田有史先生。テーマは「おいしい脳を解剖する」。おいしい脳という言葉から、僕は大阪の本町にある「Fujiya1935」というレストランを思い出した。「Fujiya1935」のオーナーシェフ・藤原哲也さん修業先はのバルセロナの「レスクアルド」。そのシェフが現役の脳神経外科医。シェフの著書には、脳のイラストがあり、どのような刺激を与えると、味わいにいかに関連するのかなどの説明が記されていた。確かに科学的には、そのようなアプローチもあるが、和田教授の話は、もっと心理学的見地からのアプローチであり、じつに楽しいものであった。
<門上武司>
今宵も夜更けは……『物見遊山』へ。[10.21 sat]
土曜日深夜23時30分は『物見遊山』の刻限でございます。
本当にいいもの、美味しいもの、刺激的なことを探し続ける門上武司が、“今”気になっている人にインタビューします。今夜は立命館大学 食マネジメント学部 副学部長 和田有史さんをお迎えします。
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●門上武司(かどかみ たけし)
プロフィールhttp://www.geode.co.jp/profile/
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物見遊山 【 #2/2023.10.14】[10.14 sat]
【今夜のゲスト】
精肉店サカエヤの店主・新保吉伸さん
【トークテーマ】
良き食べ手が料理人を育てる
【選曲】
*新保吉伸
ミス・ブランニュー・デイ / サザンオールスターズ
*門上武司
わすれたいのに / モコ・ビーバー・オリーブ
【放送後記】-------------------------------------------
先週に引き続き今夜のゲストは、南草津にある精肉店「サカエヤ」の店主・新保由伸さん。今夜のテーマは「良き食べ手が、料理人を育てる」ということでした。これは音楽ライブでも同じことが言えると思います。観客の反応によってアーティストの演奏が変わることが多々あります。噺家さんにも同様の話を聞いたことがあります。「お客さんの反応によってネタを変えてしまうこともあります」と。つまり送り手は受け手の反応によって意識まで変わることがあるのです。双方の理解度合いによって結果が生まれるのです。
大事なのは、美味しいものを食べるのではなく、美味しく食べることなのです。
<門上武司>
今宵も夜更けは……『物見遊山』へ。[10.14 sat]
土曜日深夜23時30分は『物見遊山』の刻限でございます。
第二章の「物見遊山」もどうぞ宜しくお願い致します。
本当にいいもの、美味しいもの、刺激的なことを探し続ける門上武司が、“今”気になっている人にインタビューします。
今夜は精肉店サカエヤの店主・新保吉伸さんをお迎えします。
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●門上武司(かどかみ たけし) プロフィール
http://www.geode.co.jp/profile/
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物見遊山 【 #1 /2023.10.7】[10.7 sat]
【今夜のゲスト】
精肉店サカエヤの店主・新保吉伸さん
【今夜のトークテーマ】
生産者と料理人をつなぐ仕事
【選曲】
*新保吉伸
ツヨク想う / 絢香
*門上武司
ワンダフルcha-cha / 山下久美子
【放送後記】-----------------------
今夜から「物見遊山」というタイトルで、門上が気になる人物をゲストとして迎え、いろいろな話を伺いという内容になりました。一回目のゲストは南草津にある精肉店「サカエヤ」の店主・新保吉伸さん。新保さんの仕事は、日本の食の世界に大きな改革をもたらした人物です。これまで一般の人たちの口に入ることがなかった経産牛や放牧牛、雄牛などを「手当」をすることで、新たな価値を生み出したのです。僕自身もここ数年、新保さんが手当をした牛肉を食べ、牛肉に対する視点がかなり変わったのです。そして多くの料理人が新保さんが手当をした牛肉を使いたがる理由がわかりました。そんな新保さんの仕事の一端を披露していただきました。来週は、新保さんと食べる側の責任について熱く語っています。
<門上武司>
今宵も夜更けは……『物見遊山』へ。[10.7 sat]
土曜日深夜23時30分は『物見遊山』の刻限でございます。
第二章の「物見遊山」もどうぞ宜しくお願い致します。
本当にいいもの、美味しいもの、刺激的なことを探し続ける門上武司が、
“今”気になっている人にインタビューします。
今夜は精肉店サカエヤの店主・新保吉伸さんをお迎えします。
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門上西林 物見遊山 【#365/2023.9.30】(最終回)[9.30 sat]
「門上西林 物見遊山」の最終回は番組恒例企画『三千円 一〝本〟勝負』で締めくくりました。一冊の古本から始まる話の旅も今夜で終わりです。7年間お聴きいただきありがとうございました。
来週からは、門上武司が様々なジャンルの人たちとトークセッションを繰り広げるスタイルの「物見遊山」となります。
第二章の「物見遊山」もどうぞ宜しくお願い致します。
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●今夜の選曲●
<門上選曲>
アジアの純真 / チャラン・ポ・ランタン
<西林選曲>
Here Comes the Sun / The Beatles
門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
最終回の担当は今回ご卒業される西林さんです。
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重松清は宮本輝を読み、宮本輝は山本周五郎を読み。今回は3人の作家の短編集を紹介して、小説を読む愉しみをお喋りしました。3人に共通しているのは、地面(じべた)に近い無名の人々の暮らしを描くこと。英雄も、名奉行も、賢者も登場しませんが、どんな困難な状況でも生きることを肯定する視線が、これまた、地面(じべた)に近いところで生きる市井の読者を惹きつけるのでしょう。
「中野重治の詩は、あれはみんな演歌ですね。中野重治の詩の凄さは、そこにありますね」といったのは井上靖。このことばは3人の作家にそのままあてはまるでしょう。さらにいえばそれは日本の小説に限ったことではありません。『赤と黒』でもいい。『罪と罰』でもいい。『アンナ・カレーリナ』でもいい。じっくり読み込むと、すぐれた小説を形成するいくつかの血管の1本には、演歌が流れていることに気づきます。だからこそ小説は、心滅びゆく夜やこの世のにがさに震えた夜にゆっくりとページをめくりたくなると改めて思うのです。
<西林初秋>
今宵も夜更けは……『門上西林 物見遊山』へ。[9.30 sat]
土曜日深夜23時30分は『門上西林 物見遊山』の刻限でございます。
毎月最終土曜日は
門上武司と西林初秋が
古書店で手に入れた本を紹介する『三千円 一〝本〟勝負』。
予算は三千円。
最終回となる今宵ご紹介する本は......
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●門上武司(かどかみ たけし) プロフィール
http://www.geode.co.jp/profile/
●西林初秋(にしばやし はつあき) ブログ
http://syosyu.cocolog-nifty.com/
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『門上西林 物見遊山』を、FM COCOLOを、
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