CIAO 765
生きた化石とご対面[1.9 thu]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
正月明けに広島県福山市にある墓参りをするにあたり、道中の見知らぬ場所を訪問して観光するというのが、ここ何年かの恒例になっています。子どもの頃、祖父母の家があってさんざん通った福山ですが、当時は新幹線しか交通手段の選択肢がなかったものが、今は自分で運転して車で行けますから、大人になってからの新たな楽しみというわけです。
博物館好きの僕が、地図を見ながら「ここは立ち寄りたいな」と目星をつけたのが、岡山県笠岡市にあるというカブトガニ博物館。行ってきましたよ。結構年季の入った市立の施設ですが、その趣も味わい深く、何よりもカブトガニの「生きた化石」っぷりと、不思議すぎる生態を目の当たりにして、大興奮でした。そして、日本だと瀬戸内のあたりの干潟に生息するカブトガニの保護の取り組みと環境への配慮がいかに大事かということもよくわかりましたよ。
いやぁ、楽しかったなぁ。じゃ、車に戻る前にトイレに立ち寄っておくか。って、何このマーク!?
そう、よく見ると、カブトガニにまつわるあれやこれやが館内のあちこちに。Tシャツも手ぬぐいもマスキングテープも。しかも、公立の施設だからか、どれもお手頃価格。僕はマスキングテープをチョイスしました。使うのが楽しみ!
今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。
東雲って読めます?[1.8 wed]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
いきなりですが、質問です。この漢字、読めます?
「東雲」
答えは、しののめ。漢字という表意文字のおかげで意味はわかるものの、知っていないと読めませんね。ちょうどCIAO 765の生放送が始まってしばらくの時間ですよ。真っ暗だった空が東からだんだんと明るくなって山際が色づいてくること、その時間というような意味ですかね。
そんな言葉をお店の名前にしているのが、信楽に去年オープンした蕎麦屋さんです。おいしい蕎麦に目がない僕を、小中学校時代の同級生が「それやったら、ノムチ一緒に行こうよ」と誘ってくれました。久々の信楽。陶器を買いに行くわけでもなく、たぬきに会いに行くわけでもなく、陶芸の森に行くわけでもなく、目的はそば。
これが素晴らしかったんです。まず建物がすごくって、どこかから移築してきた立派な和風建築かと思いきや、オーナーに話を聞けば、1年以上かけて宮大工さんがじっくり建てたものということで、細部までこだわりがすごい。玄関はまさに東を向いていて、暖簾は東雲色の草木染。東雲が色の名前にもなっていることに「素敵」の2文字が心に浮かびました。さらに、店内に入ればこの雰囲気ですよ。さすがは信楽の老舗の窯元「大小屋」さんが手掛けるだけあって、陶器や陶芸のお宝もあちこちに。こりゃすごいと、感心しながら、とにかく蕎麦です。
こちらは、十割蕎麦。なんと京都の料亭の板前さんが出張して作ったり指導されているということで、その素材と調理の手際と味はもう完璧でした。車だったもので飲めなかったんだけど、日本酒のラインナップも相当なもの。これは、わざわざ出かけたくなる蕎麦屋さんの誕生ですよ。
ま、せっかくなんで、隣の大小屋さんのお店でちゃっかり陶器の水差しを買って帰りましたけどね。信楽は行楽地でいつも賑わっている印象ですが、冬は比較的狙い目ですよ。
今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。
海産物をロッカーに入れないこと![1.7 tue]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
昨日、局の僕のロッカーを開けるなり、大きな声を出しそうになりました。「誰や! 僕んとこに生モノを入れたのは! ていうか、これ、海産物やないか! サザエやぞ!!!!」
そりゃ、そうなりますよ。でも、冷静に考えてそんなことあるわけないので、とりあえず、手にとって見てみると、わかりました。
これ、年賀状だわ…
毎年おもしろ年賀状を送ってきてくれる、おもしろいことばかり考えている株式会社人間の仕業だ。そう、これは人間の仕業だ。なんか、気に入ったので2回も書いてしまいましたが、今年も笑かしてくれますわ。なんか、開けるのがもったいなくて、中身はまだ読んでいません。って、あかんやん!
今日も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。
これでもかと映えないね[1.6 mon]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
幼い頃、柿が好きで、あまりにおいしいのを食べ終えた僕は、種を植えると、当時住んでいた一軒家の庭の端っこに植えまして、桃栗三年柿八年、そう、8年後には、これまたおいしい柿を収穫しました。
そんな僕なので、秋はちょくちょく柿をいただくのですが、好みは断然、かたいやつ。トロトロに熟したのが好きって方もいらっしゃいますが、僕はそうじゃない。そうじゃないにも関わらず、やわらかい干し柿は大好きなんです。理屈が通らない気もしますが、これは理屈じゃない。
というわけで、干し柿が吊るしてある民家やお店の軒先を見ては、いつかやってみたいなと漠然と思っていたんですが、去年の秋の終わりに、道の駅で渋柿が販売されているのを見かけ、手を出してしまいました。
皮をむいて、熱湯にドボンとして、紐でざっくり結わえて… さて、どこに吊るそう? ダメだ、考えてなかった… マンションのベランダには、適当なところが… ないな。
ええい! 物干し竿に吊るしました。1ヶ月弱、それからずっと、外干しの時には柿をよけていたんですよ。で、できあがったものを食べてみると、なかなかいけるやん! 晩秋の恒例行事にできるといいな。
今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時まで、よろしくです。
波田陽区みたいだね、とも言われました。[1.2 thu]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
元旦の生放送で着用していたデニムの着物。上にコートを羽織って事務所から通勤したんですが、スタジオに着くなり、スタッフからは「今日は変わったズボンを履いているね」と言われました。ごもっとも。だって、コートの足元からは前掛けみたいな感じのデニムが覗いている状態なので、まさか着物だと思わないだろうし、なんならスカートに見えるありさまでしたもの。さらには、履物はブーツという坂本龍馬スタイル。
本当は放送が終わったら事務所に戻ってベルボトムに着替えてから帰ろうと思ったんですが、なんか正月のテンションで面白くなってきて、そのまま京阪電車に乗って京都へ戻り、ご覧の通り、今年のおせちにありつきました。例年、年末年始もバタバタすることが多いので、おせちをしっかり準備することはあまりないんですが、今年は贔屓にしているイタリア食堂910のおせちを注文。見事なご馳走に舌鼓を打つことができました。さぁさ、改めて今年もがんばるぜよ!
今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。
今年も招き猫をお招き[1.1 wed]

Buon Anno a tutti! (ブオナンノ・ア・トゥッティ)
あけましておめでとうございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
2025年になりました。どうぞ、今年もFM COCOLO CIAO 765をご贔屓に。とはっきり言っておかないと、正直、昨日も今日も明日も普通に仕事をしているので、人一倍、正月感が薄いんですが、それだけに、スタジオの雰囲気を少しでもおめでたくしようじゃないかと、今年もこうして持ち込みました。
鏡餅の上で福を招いている猫ちゃん、かわいいでしょ? これは、粘土をこねるアイドル、つまりは「ねんドル」の岡田ひとみさんがプロデュースされたもの。去年に続き、いただいたんです。去年の猫ちゃんもスタジオにまだいてくれているんで、鏡開きをした後も今年の猫ちゃんには残ってもらって、招き猫コレクションを作っていこうかしら。
元旦も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。
さらに派手にしてやる[12.31 tue]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
昨日の番組冒頭で話した通り、今シーズンの僕のスキーは、かなり久しぶりに年内にスタートさせることができました。各地ともに雪がしっかり積もっているようで、滑るのと雪景色が楽しみな僕としては喜ばしい限りです。
そして、何より、今年は10年ぶりにスキーブーツを買い替えましたんで、やる気満々。さらに、実はスキーを始めて30年余り、今回初めてヘルメットを買ったんです。僕の滑りは完全に我流の見様見真似にして万年中級者なもので、特に技を決めることもないし、無茶な滑りはしないので必要ないだろうぐらいに思っていたんですが、お店に並んでいるものを何となくひとつ被ってみたら、これが心地良かったんです。そっからはもう、火がついたようにあれやこれやと試していたら、店員さんに話しかけられまして、僕は一言「これ、安全のこともありますけど、何よりあったかいですね」。
その店員さんによれば、最近のは保温がしっかりしているだけでなく、張り切って滑って汗ばんでも、蒸れないような設計になっているんで本当に快適とのこと。そんなこと言われたら、買うよね。そして、選ぶとしたら、ついつい派手なのに目がいっちゃうんだよね。って、これは僕だけかもしれませんが、迷わず一番派手なのにしました。
スキーウェアと合わせてみると、色もコーディーネートされて自分では気に入っています。なんなら、ここにさらにステッカーを何枚か足してカスタマイズする所存。どれにしようかな〜
大晦日の今日も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。
ぐ、ぐ、グッチの!?[12.30 mon]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
イタリアのホリデーシーズンに食べるものと言えば、挙げていけばそりゃ色々あるものの、やっぱりパネットーネです。12月になると、スーパーには箱入りでうず高く積まれるし、お菓子屋さんやパン屋さんへ行ってみれば、これでもかとぐいぐいプッシュしてくるアイテムです。特別な酵母を使ったふんわりした生地なので、ひょんなことから潰れてしまわないようにと、大きな缶に入っていることも多く、僕はその空き缶を子供の頃はおもちゃ箱として利用していました。柄がかわいかったりオシャレだったりするんですよ、これが。
そんな思い出もあるので、毎年食べてるパネットーネ。今年はなんと、なんととグッチのものが我が家にやって来ました。誕生日のプレゼントにと仲間からいただいたもの。クリスマス・イブに開封しましたよ。それにしても、さすがはグッチで高級感がありまして、巾着にくるまれているなんて初めてで興奮しました。でも、中身は決して華美にはならず、クラシックな味わいで、それはそれはおいしくいただきましたよ。そろそろ安くなっていそうだから、年内にもうひとつ買ってこようかな。急がなきゃ!
今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時まで、よろしくです。
これな〜んだ?[12.26 thu]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
これ、何に見えます? なんだか、小ぶりなサザエみたい。でも、違います。僕も改めて、見つめてみます。写真でもひとつ縮尺がわからないこともあって、くたびれきったタイヤにも見えてきます。もちろん、違います。
奥に棒みたいなものが見えるでしょ? あれがヒントっちゃヒント。このグルグルしたものは、もともとあの棒に巻き付けてありました。それを僕が「うんしょうんしょ」と引っ剥がして、この状態です。
では、そろそろ答えを発表しましょう。これは… ハモです。漢字だと鱧。あの海の鱧。と言われても、なんだかピンときませんね。ハモのどこよ? もっともな疑問です。これは、ハモの皮なんです。
夏にお惣菜屋さんで見つけたのは、ハモの皮を細かく刻んだおつまみだったんですが、先日は、こんな風に竹輪っぽくぐるぐる巻かれたものを発見。試しに買ってみると、こりゃいける。焼酎や泡盛に合う! 食感はそれこそタイヤみたいにグニャグニャしているけれど、タイヤを食べたことはないので、正確にはわかりません。わかりませんが、おいしい。おいしいは正義。というわけで、2024年、好物がひとつ増えました。
今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。
弥次喜多もクリスマス[12.25 wed]

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
僕がよくその前を通る、京都三条大橋西詰めにある弥次喜多像。季節によって、周囲のアイテムが代わったり、かわいいワンコがまるで弥次喜多さんたちのお供であるかのように鎮座していたりと、観察が楽しいスポットです。そして、現状はこんな感じ。おそらくはボランティアの方々によってお花が準備されて、ふたりの足元にはクリスマスらしくポインセチアが赤々と並んで道行く人の目を楽しませてくれています。僕も楽しんでいるひとりですが、僕の場合は、ついつい想像しちゃうんですよね。アテレコしちゃうんですよね。
「弥次さんよ!」
「なんだい喜多さん」
「俺達が京の都に着いた頃ってのは、クリスマスもポインセチアもなかったよな」
「そりゃそうだぜ、喜多さん。でも、俺たちもすっかりクリスマスってやつに慣れたよな。なんかこう、幸せな気分になって、これはこれで悪かねぇよな。俺達も夜遅くに先斗町にでも繰り出すとしようぜ」
「おうよ!!」
なんて会話が繰り広げられているかも。僕はニヤニヤしながら、家路を急ぎましたよ。
今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。